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2010年9月12日 (日)

S苑法話の会

毎月寄せていただいてるS苑に出講してきました。月に一回のご縁なのですが、どうしても準備ができません。

バタバタと日の経つのが早く、「今月こそはしっかり原稿を」と思いつつも、出講の日が来てしまいます。

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いつも頷いて聴いてくださる聞き上手のS苑の皆さん、今月も有難うございます。

  • ローマは、一日にしてならず
  • 老婆は、一日にしてならず

と自分で慰めながら、のろまのカメは一歩、一歩、進むのでした。

さて、ウサギとカメのお話があります。なぜウサギは、のろまなカメに負けてしまったのでしょうか?

ウサギは、カメの歩みの鈍さを見たのです。「カメは、あんなに遅いのだから、ちょこっと昼寝をしても大丈夫だろう」と油断したのです。

しかし、カメはゴールだけを見て、ただゴールだけを目指して、自分のペースで歩いたのです。

それこそ、ウサギが速かろうが、遅かろうが、カメは鈍足でも努力を怠ることなく、自分の持っているすべてを出し切ったのです。

私も、「誰と比べることなく、自分のペースで、自分の持っているものを出し切れる日々が送れたらいいなあー」と思うのでした。

自分の色で、精一杯光ることができればいいですね。note