ご縁の中で
本日の午後、3名のご婦人が、はるばる西宮市から拙寺へお参りに来られました。
ご婦人方は、S福寺(西宮市、ご住職は元本願寺派総長)さまのご門徒で、このS福寺さまには、住職が長年ご指導をいただき、また、布教でも毎年ご縁をいただいているお寺なのです。
ご婦人方は、S福寺さまで法座がある毎に、一緒にお参りになるお聴聞仲間で、「一度は越前の西宮寺へ」ということになったそうです。
そして、ご婦人方と、拙寺住職との予定が合致し、今日の日となりました。
ご婦人方は、人形絵伝をご覧になり大変感激され、人形をバックに記念写真を撮っておられました。
今日は、同じ組内(そない)のJ円寺さまの報恩講で、住職が布教で出講しておりました。
ちょうど住職が、J円寺さまのお昼の休憩時間を利用して帰宅したところへ、ご婦人方も来寺されました。
住職が、ご婦人方に寺内をご案内し、慌ただしく、またJ円寺さまの逮夜布教へと出かけます。
私とご婦人方は、「このような機会は、滅多にないこと」ということになり、住職の後を追うようにして、J円寺さまで住職のお取り次ぎをお聴聞してきました。
お蔭さまで「お勤め」、「ご伝抄」、「お説教」と、この私まで充実した時間を過ごすことができました。
でも、今日の勝山は、すごく寒かったんです。急な冷え込みで、本堂はなおさら寒い気がしました。
秋をゆっくり楽しむ間もなく、冬到来という感じでした。皆さんもお風邪など召されませんよう、くれぐれもご自愛くださいね。
夜はご婦人方と、食事をご一緒させていただきました。(お邪魔虫だったかも)
食事中の話題のほとんどが、「お寺のこと」、「お参りのこと」、「お味わいのこと」のお話しで、感動してしまいました。
なーんと、S福寺さまで毎朝勤まるお朝事には、十数人のお参りがあるそうです。
そして、そのお朝事にお参りされる方の中には、4年間、ほとんど皆勤賞の方もおいでになるそうです。
また、お朝事では、勤行後、ご住職がお経の意味を解説してくださるそうです。
お朝事を欠席してしまうと、その回の内容が分からないまま、お経の解説は先に進んでしまうので、もったいなくて休めなくなるそうです。
すごいぞ、S福寺さま!
現在、S福寺さまのお朝事では、「般舟讃(はんじゅさん)」の「お勤め」と「その解説」が行われているそうです。
お朝事で「般舟讃(はんじゅさん)」を勤めるなんて、すごい!
ウーーン、近くだったらお参りできるのに‥‥‥
でもーー、いい格好を言っても、続けるのは難しいし‥‥‥
モォーー、私ったら何を考えているの‥‥‥
自坊で「般舟讃(はんじゅさん)」をお勤めして、住職に解説してもらえば済むことです。(はてさて、それでも続けられるかな?)
まーー、ご婦人方からお聞かせいただくS福寺さまは、すごいの一言に尽き、まだまだ話題は尽きません。
私は、「残りのS福寺さまの話題は、明日にとっておいて」と、早々にご無礼しました。皆さん、ごゆっくりお休みください。
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