今年最後の常例法座
早いもので、昨日の20日、「今年最後の常例法座」が無事終わりました。
昨年とは打って変わって、足元に雪もなく、素晴らしい晴天にも恵まれ、40人近くの方がお参りくださいました。
法座には、若院が帰山し、住職と共にお取り次ぎさせていただきました。
住職は、次のようにお取り次ぎしてくれました。
「お母さん!」と呼ぶのは、子供だけど
そう呼ばしめているのは、母の働きがあればこそ
「南無阿弥陀仏」と、私の口が称えているのだけど
そう呼ばしめるのは、仏さまの働きが届けばこそです。
親が呼び続けて下さるからこそ、我が口から出てくださいます。
皆さんは、この暮れの押し迫った日に、わざわざお寺へ足を運び、寒い本堂で午前、午後とお行儀をしながら、本当に熱心にお聴聞されます。
その上、お布施をしておいて、帰りに「有り難うね~」、「楽しみなかった~」とお礼まで言って帰られる。
そんなお同行さんに、この私の方が押され、何とか今年も無事に行事を勤め上げることができそうです。
本当に「持ちつ、持たれつ」、「この世は、ご縁の世界」とは、このことなんですね。
きっと、皆さんの後押しがなければ、とてもとても坊守業は勤まりません。皆さん、どうぞこれからもよろしくお願いいたします。
午後のお座には、若院が後席のお取り次ぎをしてくれました。嫁と孫が一緒に聴聞して
くれました。有難いことでした。
私も、久しぶりに「バーバ(祖母)」しました。
孫は、アンパンマンの靴が気に入り、部屋の中でも脱ごうとせず、走り回っていました。
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