ノロウイルスに学ぶ
ジャジャジャジャ~ン 今月のハイライト!
今月の始め、家族3人が次々に「ノロウイルス」に感染してしまいました。
昨年は「新型インフルエンザ」が猛威を振るい、「ワクチンの接種待ち」や「特効薬タミフルの効果と副作用」の挟間で頭を抱えていました。
テレビでは、「マスクを求めてありとあらゆる店をハシゴする姿」や「マスク売り切れ」のニュースが頻繁に流れていました。
ですから、「昨年、求め、探し続け、ようやく買ったこのマスクが、きっと今年も役に立つはず」と思っていたのです。
ところが、この時期になっても「インフルエンザの流行」との報道は、あまり耳に入らず、代わって「ノロウイルスが流行」しているとのことです。
そして、我が家でも「流行に乗り遅れてなるものか」とばかりに、次々ノロウイルスに感染してしまいました。
ここ何年と「住職」も「私」も寝込んだことがなかったのに、嘔吐と下痢に苦しめられ、最後は「末っ子にまで飛び火」という悲惨な結末です。
最初、食欲もなく、トイレに駆け込む住職の姿を見ていて
私も一度でいいから
食欲が無くて何も食べたくないわー
なーんてことを言ってみたい
そんなことすら思っていたのです。
その矢先、今度は私が、食欲どころか、一日に数十回もトイレに駆け込み、2日間でなーんと「3キロも痩せた」のです。
この私が「劇的」に、それも「短期間」で「3キロ減」ですよ。こんなこと初めてです。今夏の猛暑でさえ、1キロも痩せなかったのに、奇跡です!
食べ物を見たくない!
何も飲みたくない!
そんな「ノロウイルスの症状」ですが、食べずに出すと、こんなにもすぐに痩せられることが判明。
でも、食べないと、元気が出ないんです。気力も薄れ、何もしたくなくなります。
何より、「急激な痩せ」は、顔や胸からこけてゆき、一番痩せてほしいウエストはちっとも変わらず、ポコンと出っ張ったお腹はそのまま残ることも判明。
また、「腹八分目」とはよく言ったもので、「体に一番負担のかからない食べ方」ということも判明です。
この「食べられる」ということが、どんなに素晴らしいことか。「無くしてみて色々なことが分かる」とか「失ってみて、初めて分かるその有り難さ」などといいますが、今回、病んでみて、本当に多くのことを学びました。
一人が病んでも、家族中が病んだ状態になることや、家族の協力、思いやりが不可欠なこと。
あれほど「腹8分目に医者いらず」と自覚していたのに、元気になれば「すぐ体調を取り戻さねば」と、卑しく食べてしまうこと。
結局、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」で、4キロ太ってしまいました。やはり、「急激なダイエットはダメ」ということも判明です。
今回の「ノロウイルス感染」で、つくづく「人の身勝手さ」を痛感しました。
しかし、症状が完治するまでの延べ一週間、すべての行事をキャンセルすることなく、なんとかこなしたのは、当に「執念」としか言いようがありません。
皆さんも、まだまだ「ノロウイルス流行中」です。うがい、手洗い、励行ですぞ。あなどってはなりませんよ。そして、どうぞよいお年をお迎えください。
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