甘かった!
ここ数日の「寒波襲来予報」は、ことごとく的中です。
これまでは、何とか免れてきましたが、今度ばかりは降り続く雪を恨めしく、情けなく見つめておりました。
そして、「ここ3日間は」というと、大型の除雪車が通った後の、硬い、まるで岩のようになった雪の除雪に悪戦苦闘することから1日が始まります。
我が家の「ママさんブル(家庭用除雪機)」は、20~30センチのしっかりした積雪には最高に威力を発揮します。
ですが、ここ3日間に降ったフワフワで、サラサラな雪には、除雪機のロータリー部分に雪が絡まり、雪を吹き飛ばしてくれません。
除雪機を使った方だけが分かる「危険な雪詰まり」なのです。結局は人力で除雪することになります。
本堂の屋根の積雪も、圧雪状態になって、重く硬化した部分と、氷塊になった部分が入り交じり、危険な状態です。
そこで、18日に屋根雪を下してもらいました。
本堂の屋根へ上り、屋根雪を下してくださる熟練者は、そうおられません。ましてや、この時期は自分の家の除雪のことで皆さん手一杯です。
毎年きてもらっている方も、だんだん高齢になり、雪下ろしの人手の確保、下ろした雪の処理をしてくれる業者の確保が、本当に難しくなっています。
幸いなことに今回は、毎年引き受けてくださる皆さんに依頼したところ、快く駆けつけてくださいました。
皆さんが下した屋根雪は、タイヤショベルでダンプに積み込み、河原へ捨ててくるという、8人がかりの大作業になりました。
おかげで、しばらくは、屋根雪の心配から逃れられそうです。そして、明日の20日の「ご正忌法要」に安心してお参りいただけます。
また、本日の午後には、M氏とU氏が「今回のご正忌法要用のサウンドシステム」を、わざわざ持ち込んでくださり、設定までしていってくださいました。
これだけ準備万端整えたのに、空の機嫌が悪く、また牡丹雪が降ってきました。
この牡丹雪は、積る雪質なんですよねえ。明日の朝が怖い!
どうか、足元軽く、お参りできますように!
連日の除雪、除雪で疲れた皆さんに、「節談説教」と「落語」の卓絶した話芸を堪能してもらいたいものです。
ぜんざいも用意しておりますので、どうぞお参りくださいね。
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