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2011年3月23日 (水)

三寒四温

自坊では、20日に彼岸会を終えたところです。

皆さん、いつもと変わりなくお参りくださいました。それが何より私を「ホッコリ」とさせてくれます。

お迎えする側も、いつも通りのスケジュールで、いつも通りの進行で、法座を申させていただきました。

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今回の法座では、「東北地方太平洋沖地震」の義援金箱を設置させていただいたところ、有り難いことに何人もの方が静かに手を合わせ、募金をしてくださいました。

それは、「小さな行動」、「小さな形」かもしれませんが、ハチドリのひとしずく」の物語のように、それぞれに「私にできること」をしたとしたら「必ず大きな力に繋がる」と知ってのことです。

    この『ハチドリのひとしずく』とは、南米アンデスに伝わる民話で、物語の主人公であるハチドリが森の火事を見つけた時、自身の微力さは判っていても消火活動として水を数滴ずつ上空から落としていく物語です。

    この「ハチドリの物語」のように「今できることをやる」そのような気持ちが集まって、少しでも被害に遭われた方々の手助けができれば、そして、熱い思いが被災地の皆さまに届けば大変幸いです。

さて、「暑さ、寒さも彼岸まで」などと言いますが、この時期になると1週間の内3日くらいは「また冬が舞い戻ってきたか?」と思えるほどの寒い日が続きます。

かと思っていると、「暖かくて春爛漫の陽気のような日」が4日くらい続き、「アレッ!」と気がついたら「もうすっかり春まっただ中」だったりしますね。

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