被災地布教その3
東日本大震災からちょうど1カ月が経った本日の早朝、山口県より法友のM氏が高速バスで仙台駅に到着しました。
震災直後から被災地の人々の姿を見て
心が痛み、何かしなければと思いつつ
ともかくお見舞いと視察に参りました
と言ってM氏は、多忙の中、そして、遠方より駆け付けました。
明日は山口教区の本山団体参拝のため、今日一日だけの短時間に被災地の視察に向かうとのことです。
M氏は、仙台別院に到着後、ご輪番にお見舞金をお渡しし、被害の現状と今できること、要望などを確認されたようです。
午前中は、私と一緒に宮城野区被災寺院へ視察に伺いました。
M氏は、本堂内を撮影しながら、この地震と津波の凄さ、痛ましさを生々しく受け止めたようです。
被災寺院の視察後、仙台別院に戻って昼食を済ませ、M氏は休む間もなく別院内の支援物資を整理されます。
私は、午後より仙台市内のG寺様へ布教に寄せて頂きました。
G寺様は震災被害は少なかったものの、ご門徒宅が甚大な被害に遭われているとのことでした。
あいにくの雨模様の中での法座となりましたが、皆さん熱心にお聴聞して下さいました。
法話終了後、仙台別院に戻ると、福井より教務所長とM職員、ビハーラ会長や仏青の会員ら計6名が支援物資と共にボランティアとして駆け付けています。
福井よりの6名は、明後日まで被災地で支援活動に従事されるとのことです。ご尊労様です。
山口教区のM氏は、夕食後、夜行バスにて京都に向かいました。本当にお疲れ様でした。
多忙なM氏ですが、「今月末にはボランティアとして再度駆け付ける」とのことです。
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