桜咲く
例年より一週間ほど遅れて、ようやくココ奥越の地にも桜前線がやってきました。
この時期、越前鉄道の勝山駅を背にし、勝山大橋を見ながら広がる風景は、見る人を絶賛させます。
今月の5日、県下一の大河、九頭竜川をまたいで吊るされた150匹の鯉のぼりが悠々と泳いでいます。
そして、その九頭竜川の堤防に沿って続く約1.5kmの桜並木では、約6百本のソメイヨシノ(弁天桜)が淡いピンク色に咲き誇っています。
その弁天桜の先には、法恩寺山、大師山、兜山など峰々が連なり、一番奥深くには雪の残る白山連峰がそびえ立っています。
・九頭竜川の水色
・弁天桜のピンク
・山々の緑
・白山連峰の白
・空の青
このコントラストは、弁天桜が満開の10日あまりにしか見られない美しさです。
この風景に魅せられ、繰り返し訪れる人もたくさんおられます。
勝山の若者が、彼女を連れてくるなら、断然この時期に限る。まさに求婚にもってこいの「ロマンティックスポット」です。
絶対に結婚の快諾が得られるはず。(実は、私もだったりして‥‥)
あいにく今日は曇り空のため、思ったほどの鮮やかさは望めなかった。
しかし、今晩の月夜はきれいだから、きっと明日は「素晴らしい桜日和」になるでしょう。
心和む一時を、今年も有り難う!
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