円修会報恩講
5日(金曜日)は、「円修会(えんしゅうかい)の報恩講布教」に、お招きをいただきました。
昨年に引き続き2度目のご法縁で、今年度の報恩講は、春江町西長田の集落センターにてお勤まりになりました。
この「円修会」とは、福井教区円陵組の寺院に所属される法務員の方々で作る組織です。
組織の発足は50年前で、「宗祖 親鸞聖人 700回忌」を機縁に誕生し、現在、約30名の会員が所属されているとのことです。
今年度の報恩講には、法務の関係で出席できない方もあって、10数名の会員の方が参加されました。
報恩講では、最初に円陵組組長の挨拶があり、喚鐘で法要が始まります。
報恩講作法は、上田会長のお導師で、鐃鈸(にょうはち)も使用しての法要は、賑やかに、そして、厳かにお勤まりになりました。
私は、「ただ念仏のみぞまこと」という講題で、
・人間とは?
・我々の世界は?
・真実とは?
この3点を中心に、お取り次ぎさせていただきました。
被災地の現状報告を交え、いつの時代であっても変わらず
支えとなる「真実のお念仏」をいただくことが大事です。
そして、今回のお取り次ぎの結びでは、このように締めくくらせていただきました。
円修会の皆さま、今年も尊いお育てに預かり、本当に有り難うございました。
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