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2014年5月 1日 (木)

家庭法座 No.288 号

逃げに逃げ 耳かさぬ子を 親は呼ぶ

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仏さまの眼からみれば、「人」というのは、「自分中心のものの見方で、自分自身が正しいと思い込んでいる大変危うい存在」であるのかもしれません。

ちょうど「親に心配ばかりかけている子供」のようなものです。

例えば、幼児などは、親の言い付けをよく守り、正しい生活をしていれば、何も苦しまなくて済みます。

ですが、親の言うことを聞かず、自分勝手にやりたい放題のことをし、気が付いた時には既に遅く、どうにも身動きできない苦しみの中に喘いでいることが多いものです。

それは、ちょうど、幼児が遊園地で興味のあるものを見つけ、親の制止も聞かず、まっしぐらに走っていき、好き勝手に遊びほうけ、ようやく「親がいない!」、「迷子になった!」と気付いてパニックに陥るようなものです。

讃歌に「仏という帰依所に私は行く」と言う意味の言葉があります。

この「帰依所」とは、「心休まる場所」という意味です。

さあ、「苦しむこと」も、「迷うこと」も、全て承知の「親(仏)の呼び声」に耳を傾け、心の休まる清らかな世界に近付きましょう。

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Houza_no288

今月の行事案内

・お勤め教室 5月13日(火曜日)夜7時より
・永代経法要 5月20日(火曜日)午前&午後&夜

どなたでもお参りください。





























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