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2015年2月21日 (土)

龍谷説教所 勤行練習会

河久保道場の水上甚栄さんが、無住となって「より際立つお同行さんたちの篤い思い」を、大切に、大切に形にされました。

そんなお同行さんたちと一緒に阿弥陀経を唱和いたしましょう。

 

 

以下、河久保道場の水上甚栄さんの紹介文よりより

2月21日(土曜日)の午前中、車で50分ほど離れた「龍谷説教所(龍谷道場)の勤行練習会」を訪ね、「阿弥陀経のCD」をお届けしてきました。

こちらのお道場は、僧籍を持たれた方が高齢や病気により離郷され、2年ほど前から無住状態となっています。

それでも、お同行さんたちが自主的に集まって、「勤行の練習会」を開催されているのです。

この「勤行の練習会」は、冬期の毎週土曜日の午前10時から始まり、当日は25名ほどの参加がありました。

切っ掛けは、お手次ぎ寺院への納骨時に、私の作成した「勤行練習用CD」が目に留まり、お持ち帰りになったそうです。

CDを再生すると、聞き慣れたお手次ぎ寺院のご住職の声で、実に親しみやすく、「ヨシッ!、みんなを集めて練習会を開こう」と言うことになったそうです。

そして、練習を重ねるうちに勤行のハードルも低くなり、もう少し速いテンポの勤行へ移行したくなったそうです。

そこで、私に白羽の矢が立ち、依頼にお応えすべく、テンポの異なる「3パターンの阿弥陀経の音源」を作成し、21日(土曜日)に持参したのです。

勤行練習会の前日の急な依頼で、父親も手術を終えたばかり、抱えた仕事も山積み、半ばパニック状態でしたが、午前2時まで掛かって仕上げました。

そうして仕上げた「阿弥陀経のCD」をお道場で再生すると、参加された皆さん、「2割速いバージョン」を凄く気に入られ、阿弥陀経を3度も唱和されました。

そして、「自宅でも練習したい」とのことで、「阿弥陀経のCD」20枚の製作依頼までも頂戴しました。

初対面の方ばかりでしたが、こうしてすぐに打ち解けられ、改めて「お念仏の繋がり」を喜ばせていただいたことです。

ご高齢のお同行さんがお帰りになる際、私に「やっぱ 仏さんのことは 有り難いの~」と仰います。

頑張ってCDを仕上げ、思い切ってお道場へ足を運び、本当に良かったです。

YouTube の動画は、無住となって「より際立つお同行さんたちの篤い思い」を、大切に、大切に形にしました。

ぜひ、ご覧になってください。

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