家庭法座 No.320 号
初春や 清浄き光に 包まれて
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謹賀新年
平成29年が明けました。今年も宜しくお願い申し上げます。
さて、私たちは「煩悩具足の凡夫」で、その心中は「欲」や「嫉妬」、「慢心」で一杯の身です。
有り難いことに、そんな「煩悩具足の凡夫」は、そのまんま「仏さまの清浄な光」に包まれている身でもあるのです。
今、新春に当たって、この身を「晴れ着」で包むと、心身共に引き締まり、清新な意欲のみなぎる思いがいたします。
こうして、着る服によって「人の心」に影響も与えますが、それが、ひとたび、この「凡夫の身」を「み仏の光」が包むとなると、「罪深い心」までが「煩悩の世界」を離れ、「仏の世界」へと出入りするようになります。
そして、「心は浄土に遊ぶ」こととなるのです。
今年も、この「凡夫の身」を包んでくださる「み仏の光」を仰ぎ、喜びつつ、私たちは力強く、気高く、生き抜きたいものであります。
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今月の行事案内
・元旦会 1月 1日(日曜日)午後2時より
・御正忌法座 1月20日(金曜日)午前&午後
どなたでもお参りください。
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