家庭法座 No.321 号
み仏の お慈悲の前に 貴賤なし
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貴は「尊い」こと。賤は「卑しい」こと。
尊も、卑も、無いということは、「上下の区別が無い」ということです。
み仏は、私たち一人一人を、まるで「我が子」のように慈しみ、育くんで下さいます。
それが「み仏の慈悲」なのです。
み仏は、「お金持ち」と「貧乏人」とを差別されません。
また、「地位の高い人」と「低い人」を分け隔てされることもありません。
そして、「賢い人」と「愚かな人」を区別されることもありません。
それら全ての人々の上に、等しく同様に、大きな大きな「み仏のお慈悲の光」が降り注いでいるのです。
私たちは、みな兄弟です。
兄弟だと思わぬ兄弟ほど、不幸な兄弟はありません。
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今月の行事案内
・常例法座 2月20日(月曜日)午前&午後
どなたでもお参りください。
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