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2012年4月

2012年4月30日 (月)

法要のエンディング

次の動画は、真宗誠照寺派 晴雲山 願生寺さまにて厳修された「親鸞聖人750回忌法要」の「エンディング」の模様です。

この動画にも少し写りますが、法要では、午前と午後、私がお取り次ぎさせていただきました。

10分に満たない動画ですが、「五十年に一度の慶びで一杯になる」そんなエンディングです。どうぞ、最後までご覧くださいませ。

この「エンディング」以外にも、このたびの法要の動画が掲載されています。それらの動画については、下記をクリックしていただくとご覧になれます。
 願生寺さま 親鸞聖人750回忌法要
 願生寺さま 親鸞聖人750回忌法要 帰敬式
 願生寺さま 前々住職 智龍法師 二十五回忌法要

2012年4月22日 (日)

桜満開の常例法座

先日20日に常例法座に出勤しました。九頭竜川の弁天桜がちょうど満開で、春らしい日になりました。

午前中のお座は住職が法話を2席、「歎異抄12条」についての話でした。

大変わかりやすく、それでいて教義をきちっとおさえている所は勉強になりました。そして、ご法義を味わうことができました。

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私は、午後から2席、正信偈について御文を味わいながらお取次ぎさせていただきました。先日参加した音楽イベントの話もしました。

反省点は、1席目は時間通り話ができたのですが、2席目は時間通りだなと思って話してまとめたところ、15分ほどしか経っていなくて、短くなってしまったことです。

不思議なもので、だいぶ長い時間話したつもりでも、まったく時計の針が進んでいない事があるんですね。何回も何回も話して感覚を身に着けていかなければと思いました。

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2012年4月18日 (水)

勝山弁天桜

勝山市でも、ようやく待ちに待った「桜」があちこちで咲き始め、弁天桜もここ2~3日の好天気で「アッ」という間に8分咲きになりました。

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12日(水曜日) まだ固いつぼみ状態でした

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14日(土曜日) ふっくらと膨らんできました

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そして、昨日17日(火曜日)と、今日18日(水曜日)の2日で、弁天桜は、な~んと一気に「8分咲き」になってしまいました。

今週末の「弁天桜まつり」には、どうか散らないで、咲いていてね!

九頭竜川に泳ぐ「色鮮やかな150匹の鯉のぼり」と「弁天桜のピンク」そして「加越国境の残雪の白」、「目の覚めるような空の青」のコントラストは、なんとも素晴らしく、息をのむ美しさです。

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私は、「勝山の風景ベスト3」のひとつに挙げています。

2012年4月14日 (土)

春のお御堂ライブ

さきほど、「春のお御堂ライブ2012 ~うた、こえ、ひびく~」が無事に終わりました。

スタッフの方々、雅友会の方々、本当にご苦労様でした。

私は、「雅楽と声明」という法要に結集として出勤しました。ライトアップされたりして、普段の法要とは違う独特の雰囲気でした。

また、その後の音楽ライブでは「ナナ・イロ」さんと、「三浦明利」さんの演奏が聞けました。

ナナ・イロさんと三浦明利さんの鼎談では、被災地に音楽活動やボランティアで行かれた体験談が聞けて、本当に心に響くものがありました。

私は、被災地に赴いて実際に見て体験した事は無いので、えらそうな事は言えませんが、大切なのは、被災地の方の心に寄り添うことなんだなと改めて気づかされました。

また、三浦明利さんは「寺院はかつてその地域の文化の発信源であった、音楽を通じて教えを伝える事はごく自然な事で、新しいものを取り入れて仏法を伝えていって下さい」と話されました。

そして、ご自身の仏法の味わいを歌にされていて、分かりやすくありがたいなあと感じました。

今日は本当にすばらしいご縁をいただきました。南無阿弥陀仏。

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2012年4月13日 (金)

進級の報告参拝

昨年度の一年間、お寺へお参りしてくれたT保育園K組の19名のお友達が、「進級の報告参拝」にやってきました。

そして、4月からK組になった15名のお友達も、揃って参拝してくれました。

新旧のK組を合わせると、34名もの参拝になりますので、「どうなることか」と、ちょっと心配でした。

ですが、そこは、一年間お寺へ通ったひとつお兄さん、お姉さんたちですから、行儀作法がしっかり身に付いています。

お参りの作法は、形になっていますし、「がんばったで賞」を受け取るときの様子などは、もう神妙そのものです。

毎年思うのですが、「一年でこうも逞しく成長するものなのか」と、感心させられます。

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進級したK組のお友達に、「一年間、お寺で経験したことで、何か覚えていることはありますか?」と尋ねてみました。

すると、みんな本当によく覚えていてくれて、絵本、歌、お話し、パネルシアター、劇など、次々に挙げてくれます。

質問した私が、もうすっかり忘れている事柄もあって、「そう言えば、そんなこともあったっけ?」と、恥ずかしくなるほどでした。

幼い時から、おかげさまと「手を合わす習慣」、有り難うと「感謝の言葉を伝える習慣」が、少しでも身に付いたのなら、嬉しい限りです。

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この一年を振り返り、子どもたちの持っている「素直な心」や「好奇心」、「眼差し」、「笑顔」に、「元気を与えられたなぁー」と思ったことです。

新K組さん、来月からも、どうぞ元気にお寺へ来てくださいね。

そして、旧K組さん、街で出会ったら声をかけてね。そして、元気でね!

2012年4月 7日 (土)

冬桜

朝起きてビックリ! お寺の庭が雪で一面真っ白である。

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深夜からの吹雪で、市内は冬の逆戻りである。

九州や関東では桜の満開の便りが届く中、福井県でも勝山の奥越地方はまだまだ春は遠いようだ。

今月の中頃には、弁天桜も咲くことと思いますが、その時は、「冬桜(僕の好きな歌)」であろう。

吹雪の中であっても、桜の花は一生懸命に花を咲かそうとする。

まるで私に対して、どんな苦悩の人生であっても、悔いのない命の花を「咲きますよ」、「咲かせますよ」と言っているようである。

明日は、お釈迦さまの誕生日である。

お釈迦さまは、生まれた時に七歩あゆみ、天と地を指さし、「天上天下唯我独尊と仰った」と言います。

それは、「六道の迷いを超えて、悟りに向かって生きて行きなさい」と示されています。

そして、「私の命は一番大事な尊いものですよ」と教えている言葉です。

2012年4月 4日 (水)

永代経法要

実家のJ寺の永代経法要を勤めました。

あいにくの空模様で、前日からの暴風雨は、全国各地に被害をもたらしています。

そんな中での法座でしたから、「はたして参詣があるだろうか」と心配していました。

有り難いことに、そんな暴風の中を皆さま足を運んでくださり、おかげさまで勤めることができました。

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親鸞聖人のご和讃には、
  たとひ大千世界に みてらん火をもすぎゆきて
  仏の御名を聞くひとは ながく不退にかなふなり
とあります。

まさに暴風の中をかいくぐって仏法聴聞にこられた人は、不退転の位につき、悔いのない人生を得ることができるでしょう。

永代経法要は、午前と午後の法座でしたが、終了後は皆さん車座になり、遅くまでご歓談されておられました。

ようこそ、ようこそのお参りでした。

2012年4月 3日 (火)

家庭法座 No.263 号

佛さまに 花も供えて 甘茶かけ

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お釈迦さまは、4月8日にお生まれになりました。

その誕生日のお祝いを「花まつり」と呼び、
誕生仏に甘茶をかけてお祝いをします。

ところで、「花」と言えば、
まず「桜」をイメージされると思いますが、
4月の頃は各地で桜が咲きます。

でも、どんなに咲き誇っても、いつかは散っていきます。

「散る桜、残る桜も、散る桜」

私たちの命も同じです。いつかは散っていきます。

だからこそ尊い命を日々大切に生きていかねばなりません。

仏さまになる命ですから‥‥南無

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Houza_no263

今月の行事

  ・4月20日(金曜日)午前、午後 常例法座
  ・4月27日(金曜日)夜7時~おつとめ教室

        どなたでもお参りください。