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庫裏は、主要道路に面していて、しかも、歩道も広い。
毎日、通学の学生達、また、健康のためにウオーキングをする人が、ひっきりなしに、ここを通っていく。
住職と「なんだかもったいないなあ、看板か掲示板でもあればいいなあ」と話していたら、知人より「それならいい人が居る」というので、紹介をしてもらい、希望を伝えて半年、こだわりの「掲示板」がお目見えした。
掲示板は、お寺にあったイメージで工夫してくださった。
大きい掲示板は、まだ未完成とのこと。
これが結構立ち止まり、見てくださる。
よくご夫婦で、一時間かけてきてくださる方もある。
しかし、毎月の言葉も悩みの種‥‥‥
こうなると、なお一層プレッシャーになるかな
秋真っ盛り!
いたる所で、菊の花が咲き誇っています。
毎年、文化の日に見ごろになるよう、手入れをして、菊の花をお届けくださる方があります。
どうです? きれいでしょう。
菊を育てられた方に、「何が一番大事か」を尋ねると、なんといっても「土作り」だそうです。
もちろん、日照時間、水、消毒、肥料なども大事で、泊りがけの旅行などへは、気になって行けないそうです。
「幾たびか お手間かかりし 菊のはな」
300年も前に生きた「加賀の千代女」の歌が身につまされます。
花でさえこうなのです。まして、人ならなおさらです。
人が人として生まれ、人として育ち、仏法を聞く(菊)身になるには、どれほどの「お育て」と「お手回し」があってのことでしょうか。
そして、「法を喜び、有難う、お陰様と手をあわす日暮ができる」
これを「不思議」というのでしょう。
各お寺で 報恩講が勤まれていることでしょう。
本堂のなかは、きっと「聞くの花」で満開でしょう。
そうあってほしいな
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