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2010年1月11日 (月)

両天秤のごとく

新成人の皆さん、おめでとうございます。

1月10日は、全国各地で、そして、ご本山(京都、西本願寺)でも、成人式が行われました。

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第58回 本山成人式

 

勝山市でも、市民会館にて1時より式典、その後、2時20分までアトラクションがありました。

勝山市は、数年前より300人前後の方が、成人式を迎えられています。

今年の成人式は、積雪も少なく、天気にも恵まれ、晴れ着での移動も楽そうでした。

そして、女性のほぼ全員が、お着物でした。色とりどりの、それはそれは、すごいの一言では、語り尽くせないものばかりでした。

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お金が歩いているように見えるのは、私だけでしょうか?
(失礼、ご家族の愛情の深さが感じとれます)

 

勝山市長より、新成人の皆さんへの祝辞の中で、次のようにありました。

  成人式を迎えるまでには、れだけ多くの人や物に
  育てられたかしれません。

  これからは、責任を持って行動しなければなれません。

 

本当にそうですね。しかし、「自由には責任」が、「権利には義務」が、両天秤のごとく付いて回ります。

新成人の皆さん、これからの人生、良いことばかりでは、ありません。むしろ、大変なことの方が多いかもしれません。

でも、必ず、「誰かが見ていてくれる」、「守ってくれる」、「助けてくれる」そんな「おかげさま」といえる「人」や「物」があることを忘れないでほしいのです。

そして、新成人の皆さんにも、そういう人になってほしいと願っています。

アトラクションでは、ご両親や、ご家族、先輩、地域の方などからのメッセージを、教育委員会の職員の方や、消費者センターの方が、寸劇を交えて伝えてくださいました。

それは、ほのぼのと、温かいメッセージばかりでした。そして、とても 素敵な 成人式でした

 

百字程度の「新成人の声」の入賞者のメッセージを2つばかりご紹介します。

新成人の声:S氏
 神戸でひとり暮らしを始めてはや2年、勝山を恋しく思う気持ちは、
 膨らむばかりだけれど、まだ帰れません。もっと経験して大きくなって、
 私をいつも温かく育ててくれた大好きな勝山に必ず恩返しができるまで!

新成人の声:M氏
 故郷を離れ、改めて「感謝」の気持ちを持つようになった。
 美しい自然が広がる勝山。大切に育ててくれた両親。
 私は、恵まれた環境で育ってきた。
 ハタチを迎えた今、感謝を行動で示し、故郷に恩返ししていきたい。

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(新成人の一部の方の写真です)