初お講
昨年からご縁をいただく「K寺さまのお講さま」に寄せていただきました。
K寺さまは、無住寺院(住職が常駐しない寺院)で、ご門徒さんたちだけでお寺を護持されています。
そんなK寺さまでは、尊いことに、ご門徒さんたち主導で、年に25回もの「寄り合い」や「お講さま」などの仏事が勤まっています。
それらの仏事では、ご門徒さんたちが当番制で「お荘厳」や「お仏飯」、「お斎(お料理)」などのお世話をしておられます。
そして、有り難いことに、若い方が当番の時も、この「お荘厳」などのお世話をしてくださるとのことです。
しっかりと次世代に「お給仕のたしなみ」を引き継がれていることがすばらしく、そして羨ましくもあり、また頭のさがる思いがしました。
今回も、お正信偈を皆さん大きな声で、正確にお勤めされます。
他人の物は、なんでもよく見えるということのたとえに「隣の花は赤い」とか「隣の芝生は青い」という言葉があります。
そのたとえのように、「よそさまのことは、いいように、楽そうに思う」のは、悪い癖ですね。
みんな違って みんないい
あなたは、あなたでいい
背伸びをしなくても、卑下することなく、等身大のままの私を認め、寄り添い、支えてくださる阿弥陀さまのお陰で、なんとか昨年も過ごせました。
今年も一日、一日 過ごせたらいいなあ。
(実は、段取りが追いつかなくて、綱渡りのような毎日の言い訳なのです)
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