« 念仏道場 | メイン | 雪の行事オンパレード »

2010年2月13日 (土)

国際交流

本日の午後、勝山に住んでおられる海外からの移住者の方と、市民との交流会がありました。

今回は、「中国本場の餃子作り講習」を兼ねて、「中国のお正月の風習など」を教えていただきました。

皆さん、ご存じでしたか? 中国のお正月は1月1日ではなく、毎年、若干、暦の関係で日がずれます。今年は「2月14日が中国暦正月(春節)」だそうです。

Img_0610

なーんと「中国のお正月の風習」は、国際交流員でアメリカ出身のスティーブン氏が、日本語で説明してくださいました。

なまりが入ってはいますが、慣れた日本語で、学んだ中国の風習を専門用語も交え、そして、映像も用いて分かりやすく説明してくださいました。

本当に国際的な交流会でした。

------------------------------------------------------------

続いては、待ちに待った「中国本場の餃子作り」です。

中国で「餃子」と言えば「水餃子」のことで、日本でお馴染みの「焼き餃子」は、次の日に持ち越した餃子を焼く程度なんだそうです。

中国では、お正月などのめでたい時ばかりでなく、ことあるごとに生地から作り、家族中でワイワイガヤガヤと、それは賑やかに餃子を作られるそうです。

そして、餃子はおかずではなく、主食なんだそうですよ。

私は、餃子の生地を作るのは初めてで、あまりに簡単に作れるのでビックリしてしまいました。

餃子の生地は、薄力粉を分量の水でこねるだけなのです。ただ、相応の大きさに丸め、均一の厚さに伸ばすのに「コツ」と「技術」が必要です。

案の定、雑で、早いだけが取り柄の私の皮は、まちまちの、いびつな形で、思わず笑っちゃいました。

そんな皮でも、具を包み、たっぷりのお湯で湯がいたら、何ら変わりないおいしい水餃子になりました。

Img_0611

Img_0612

中国では、餃子にニンニクは入れず、ニンニクは好みによってタレの中に入れるそうです。

そのタレは、酢、醤油、ラー油です。これは、日本の焼き餃子のタレと同じでした。

今回の交流会では、具の薬味に生姜を入れました。そして、具にたっぷりの油と水を加え、粘りが出るまで混ぜます。

湯がくので、油っぽさがなく、サッパリといただけました。

Img_0614

そうそう、餃子鍋の形で食べるのもいいなあ~。

中国も日本と同じように、大みそかは寝ずに過ごすのが普通で、年が明けると「おめでとう」とともに、爆竹や花火をあげ、祝うそうです。

なーんだ、日本と同じなんだ。イエイエー、きっとそれは、餃子と同様、中国から伝わったのでしょうね。

よくぞ中国から来てくださった。そして、たくましく日本で生活しておられる皆さんに乾杯です。

やっぱり一番のごちそうは、何といっても笑顔ですよね。 lovely