仏の子のお参り
仏の子のお参り
4月26日の午前10時、今年も「T保育園のきりんさん組」のかわいい園児がお参りに来てくれました。
園児たちの来寺は、今年で5年目になります。
毎年4月に初めてお参りにこられ、翌年の3月に卒業を迎える時には、本当にしっかりお話が聞ける態度が、身についているのには感心させられます。
今日は、さっそく「しゅくだい」を出しました。
学校で出された宿題が、おうちで「だっこ」してもらってくることでした。
最初は、嫌がっていた子たちも、帰ってさっそくだっこしてもらい、得意げに次の日学校へ行くお話です。
4歳児の園児たちも、最初は「えっ~、いや~」と言っていましたが、私が順番にだっこしていくと、嬉しそうに抱きついて来てくれました。
本当は、大人になったこの私が、園児たちに「よしよし、がんばってね」と抱きしめられ、励まされた気がします。
大人なんだから、親なんだからと、「いっぱいやせ我慢をし、かっこをつけてきたな」と思います。
本当に抱きしめられたいのは、「迷えるこの私」です。
仏様にしっかり抱きとられている私でしたね。
子供たちにも、「目には見えないけれど、見守られていることを、今年も伝えていけたら」と、心新たに思ったことでした。
そして、今年も「子供たちの感性の素晴らしさ」を吸収したいと思います。
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