春をいただく
春になると、どうしても一度は食べたいものがある。
それは「ツクシ」です。
皆さん「エッ!ツクシを食べるの?」と思われるでしょうが、ツクシは高級料理店でも出されている「珍味」なのですよ。
春に田舎に帰ったときは、必ず土手を探しまくって、ツクシを採っていました。
今回の帰郷の折も、ツクシを採りに行ったのですが、ほんのわずか遅かったようで、「ツクシ」は「スギナ」になってしまっていました。
そうなれば来年まで食べられない
いや兵庫で遅いなら、勝山は旬だ
と思い、勝山へ帰ってきて、早速ツクシを採りにいきました。
案の定、旬は過ぎていましたが、何とか一回分を確保できました。
ツクシは、できるだけ茎の長い、胞子が開いたものを採ります。
その後の始末、これが大変で、袴をとる作業に時間がかかり、爪もツクシのアクで真っ黒になります。
最近は、にがみがある頭の部分も取って、茎だけにします。
本当に見た目では、「これは何?」と思うほどの高級感になります。でも、調理後の量は5分の1ほどになってしまいます。
湯がいて、炒め、醤油で味付けるだけ、とてもシンプルな料理(?)です。
しかし、これが美味い!
うん、うん、この味、この味。
満足、満足。
やっと、帰郷の旅が終わりました。
追伸:留守番をしてくれた息子夫婦と孫に感謝
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