« 2010年4月 | メイン | 2010年6月 »

2010年5月

2010年5月 6日 (木)

家庭法座 No.240号

病んで知る 人の心の 温かさ

この句の作者はある住職です。

お元気で、お酒が大好きでしたが、のどに変調を来たし、診察の結果、癌とわかり、声帯を切除されました。

「声を失った」のです。読経も、お説教もできません。

しかし、その後、ご本人や周りの方々の大変な努力で、今は機械の助けを借りてお話ができるようになりました。

多忙な時には気づかなかった「健康の有難さ」と「多くの恵み」と「人の心」を知りました。

No240
家庭法座 No.240号

今月の行事 5月19日(水曜日)夜7時~
      5月20日(木曜日)午前、午後 永代経法要
       ・布教:岐阜教区光宗寺さま
       ・ハープ演奏:広部正雄師

どなたでもお気軽にお参りください

2010年5月 5日 (水)

托鉢終わる

この連休には、恒例の「福井教区龍川組(りゅうせんそ)の托鉢」が三日間ありました。

ゴールデンウイークとは、一年間で一番体力を使う時であります。

よく「一日一万歩を歩けば、健康にいい」と聞きます。

何か「健康にいい」という言葉は「不思議な魔力をもっている」ようであります。

毎日、今日の托鉢ぐらい歩けば、きっとなんの運動もいらないと思います。

托鉢は、午前、午後と3時間ずつ歩いて、玄関先でお勤めをしながらまわるのです。

7~8人ずつ二班に分かれて托鉢するのですが、合流して家の中に入れていただき、仏前で全員がお勤めをさせていただくお宅もあります。

Img_0863

Img_0864

普段の不摂生が響いてきます。「去年はこれぐらいなんともなかったのになあ」と、バロメーターになっています。

今年の托鉢も、住職と交代しながら「まだいけるかも」と、お互いホッとした連休でした。