6月度の常例法座
本日の午前と午後、6月度の常例法座が勤まりました。
朝のうちは、梅雨特有のムシムシ、ジメジメの気候、お昼前に集中豪雨、1時過ぎに雨は上がったものの、お寺へ足を運びにくい一日でした。
そんな天候にも関わらず、40数人の方がお参りしてくださいました。
午前の常例法座の布教は、お同行の皆さんおなじみの福井のS師です。
S師は、「十悪五逆の私たち凡夫を救って下さる阿弥陀如来さまの本願」を分かりやすく説いてくださいました。
午後の常例法座の布教は、住職です。
住職は、「歎異抄の第一条、弥陀の誓願不思議に」から「お救いの目当ての罪悪深重、煩悩熾盛の衆生とは、この私のことだ」ということを説いてくれました。
人ごと 人ごと としてしか見れないからこそ 凡夫という
このことは、よくよく理解しているつもりですが、自分のこととは、なかなか思えないこの私です。
一、この度のこのご縁は 初事と思うべし
一、この度のこのご縁は 我一人の為と思うべし
一、この度のこのご縁は 今生最後と思うべし
いつも、この「聴聞の心得」を、参詣の皆さんと唱和するのですが、「我一人の為と思うべし」が「人ごと」になってしまう私です。
今月の常例法座も、お参りの皆さんに助けていただき、無事に終了することができました。 合掌
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