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2010年6月19日 (土)

梅雨の晴れ間に

勝山市には3つの中学校があります。本日の午後2時より4時まで、その3校が集まり、連合音楽祭が開催されました。

この一週間前には、市内に9つある小学校の連合音楽祭も開催され、この時期、「すばらしい歌声」と「合奏」に出会えるのが、私の何よりの楽しみなのです。

連合音楽祭では、「それぞれの学校の特色を活かし、みんなで一つの音色を出そう」と団結する姿に感動します。

子供たちのそんな姿を目の当たりにすると、「いつから人は、このようなひたむきさ、純粋さを失ってしまうのか?」などと、いつも思ってしまいます。

そして、同時に「いつの頃から人は、打算、諦め、惰性を身につけていくのか?」とも。

きっと、大人たちは、「一瞬でも、ひたむきさ、純粋さ、それらを取り戻せたら」と思い、このような機会へ足を運ぶのでしょうね。

私は、「それは、失くしてしまったのではなく、片隅に追いやられているだけ」とも思うのです。

大人たちは、「感動的なものに触れたとき、遠い記憶や、郷愁の想いが呼び戻され、胸の奥で反響し、大きくなるのだろう」と思うのです。

そして、「きっと大人たちは、また熱く燃えることのできる何かを探し求めているのだろう」とも。

何かに夢中になれる人を、冷やかに見ながら、実のところは、羨ましく思っているのかもしれません。(一番、羨ましがっているこの私が言うのはなんですが・・)

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連合音楽祭では、3つの中学校の合同演奏があり、総勢114名が参加されました。その演奏の中で、一年生は「踊り」を担当します。

それは、とてもすてきな合同演奏となりました。

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お別れは、「さようなら」を会場の人も全員で歌いました。いいもんですね歌は。

ア~~ア! 楽しみにしていた小中学校の連合音楽祭も終わっちゃった。

サッ! 帰って明日の常例法座の準備をしようっと。

ヨシッ! 私も、今日出会った子供たちのように燃えるぞ! paper