新盆 終わる
全国的に「関東は新盆にお墓参りを」、「関西は旧盆にお墓参りを」などといわれ、お盆にお墓参りをする習慣が地域によって分かれています。
西宮寺のある勝山市でも、旧町内のみ新盆にお墓参りをされます。
旧町内の方々は、お墓に灯篭をお飾りして、7月14日と15日の夜にろうそくを燈してのお参りされます。
どうして「お墓参りをする習慣が地域によって分かれているのか」定かではありません。
しかし、勝山市の郡部では、旧盆にお墓参りされ、「エッ!そんなことするの?」と、その存在さえ知らない方もたくさんおられます。
逆に旧町内の方々は、「みんながそうしているもの」と思っておられます。
テレビで、芸能人が出身地、日本各地のその土地だけで行われている行事や習慣を紹介する「秘密のケンミン SHOW 」という番組が放映されています。
番組では、「その土地では一般的な食べもの」ですが、「全国的には絶対無理」と思える「調理法や食材、隠し味」なども紹介されます。
出演者が、その料理を恐る恐る試食してみると、たいがい「信じられないぐらいおいしい!」と評価します。
食べ物も「所変われば品変わる」で、作り方、食材、食べ方まで様々で、いろいろ変わるものです。
土地が違えば、風俗、習慣もそれぞれ異なります。やっぱり「先入観」や「思い込み」で決めつけず、味わうことが大事ですよね。
さて、なぜか、新盆のこの両日のうち一日は、必ずと言っていいほど雨風で荒れるのです。
今年はというと、全国的に大荒れで、大変な被害が出ています。
そんな天候の中、皆さん小降りをめがけてお墓の掃除や、お参りをされました。
14日の夜は、「お墓参りだけではなく、本堂でご法儀にも遇っていただきたい」と「墓参会法要」を7時半から始めます。
ですが、なかなか本堂でお勤めに遇ってくださる方は、少ないのが現状です。
う~ん、寂しい!それでも仏様は、忘れずにいてくださっています。
「拝まない時も 拝まれている」
それにしても、16日の午後からの蒸し暑さはなんなんだーー、文句タラリ
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