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2010年9月10日 (金)

ピンチヒッター

住職が「法話の会」に寄せていただいているW巣苑へ、代わりに出講してきました。

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急遽、代役で申し訳ありません。こちらの施設にも、西宮寺の常例へ来られていた方が何人もおられ、懐かしい再会となりました。

みなさん、大きな声で正信偈をお勤めされました。

今日は、「同治」と「対治」についてお話ししました。

私は、最近、「頑張れ! 頑張れ!」が重く感じられることが、しばしばあります。(=「対治」)

柴田トヨさんのように、99歳でも一人住まいをし、詩を書き続けれる人はいい。

日野原重明先生のように、99歳で現役の医者を続けれる人はいい。

101歳のまどみちおさんや、102歳の豊田三郎さんは、本当に素晴らしい。

でも、私ができるかと言えば、とうてい足もとにも及ばない。かえって自分の至らなさに打ちのめされることだろう。

   頑張れないときもある。
   涙したい時もある。
   よしよしと頭をなでてほしい時や
   甘えたい時もある

そんなとき、母の胸の中で眠りにつきたい、赤ん坊のようにしっかり抱きとられたいと思う。

それでよい、それでよいと、すべてを認めて下さる。そんな仏さまのおはたらきを「同治」の働きといえる。(だから私でも許して頂いてお話ができる)

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やっぱり、最後は歌をうたって帰って来ました。

次回は住職が参りますので、待っていて下さいね。confident