冬の汗仕事
20日の吹雪、21日の晴天、そして、それからここ4~5日は雪が降ったり止んだりの空模様です。
せっかく本堂の屋根雪を下してもらったのに、また50~60㎝の雪が屋根に積もりました。
これでもまだましな方なんですよ。山間部にお住まいの皆さんは、この冬2回、3回と屋根雪を下されています。
毎日、朝起きると最初に積雪の状態を確認し、そして、ブル(除雪車)が除雪した後のお土産(固い、硬い雪のかたまり)をのけることから、一日が始まります。
今日は、10㎝ほどの積雪で、久しぶりの晴天にも恵まれ、気持ちも晴れやか(?)に除雪作業にいそしみました。
そこで、今回は少し「除雪の道具」などをご紹介します。
これは「通称、ママさんダンプ」と呼ばれるものです。か弱いご婦人の方でも雪を載せて引っ張れる優れものなんですよ。
このように「ママさんダンプ」に雪を載せ、水路まで押していき、雪を捨てるという作業を根気よく繰り返し、敷地に積もった雪を排雪します。
水路が近くにあるお宅では、たとえ一回に「ママさんダンプ」に一杯の量しか運べなくても、きれいにすっきり、除雪できます。
ですが、水路が近くにない場合や、水路に水が流れてこないときなどは、スコップで積雪を持ち上げ、排雪のための道を延々と作らなければなりません。
それは、それは、重労働で、冬に大粒の汗を流しながらの作業となります。
そんな重労働のおかげで、私の体脂肪も現状維持、体重も増えていません。それだけが除雪作業の救いかもしれませんね。
ぜひ、「冬に脂肪が増える」とお嘆きの方は、勝山へお越しいただき、除雪作業に汗を流してみませんか。
これは、先ほどの「ママさんダンプ」と同じ形状ですが、「アルミ製のママさんダンプ」を、なぜか「スノッパー」と呼んでいます。
我が家では、これらの除雪道具の他に、軽い雪を押し出すのに便利な道具や、スコップなど常備しています。
これらの除雪道具は、雪質によって使い分けています。除雪道具の中でも一番活躍してくれているは、エンジンを搭載した「家庭用の除雪機」です。
それでも、雪質によっては、人力の方が「家庭用の除雪機」より勝る場合もあるんですよ。
どちらにしても、除雪作業は腰や手足が痛くて、大変です。
雪が「情緒あるステキなもの」と信じて疑わなかった「結婚前の私」に帰りたい!
いつのまにやら、除雪道具の扱いが板についた、たくましい肝っ玉母さんのレポートでした。
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