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2011年3月 5日 (土)

敬念寺様のご法縁

信濃路最後のご法縁は、岡谷市にある敬念寺さまです。敬念寺さまは、諏訪湖近くの近代的な寺院です。

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ご住職は教化活動を活発にされておられ、岡谷市では他宗派が多い中で「唯一の浄土真宗本願寺派寺院」として頑張っておられます。

数年前より本堂、門徒会館、庫裏等を新築され、なお一層の門徒教化にも取り組まれています。

特に、毎日の常朝事を始め、定例法座、彼岸会、お盆、報恩講、各種行事など、御法(みのり)を伝える活動に注力されています。

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敬念寺さまの夜の法座にも、たくさんの参詣があり、「ひとえに日頃のご住職の教化の姿勢によるものであろう」と拝察いたしました。

法座の終了後には、ご門徒の方々で結成された合唱団「コールガンダー」の歌の練習会があり、見学させていただきました。

近日中に老人施設を訪問され、仏教讃歌等を披露されるそうです。お寺だけでなく地域の人々との交流にも熱心に取り組まれているようです。

夜のひととき、美しい歌声を聞かせていただきました。

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敬念寺さまのご講師部屋には、お裏方さまとご一緒に写った山下幸治ご夫妻のお写真が飾ってありました。

ご夫妻は、毎年ご本山へ岡谷の生糸を献上され、昨年11月の献上で22回目になるそうです。

山下ご夫妻がご本山へ献上された生糸は、御影堂の「御真影さま(親鸞聖人のお木像)のお念珠の絹房」となっています。

有り難いことに、山下ご夫妻がご本山へ献上された生糸の一部を、敬念寺さまにも納められ、それを拝見させていただきました。

暖かいご講師部屋で、ご住職の教化の姿勢や、ご参詣のお同行の姿、合唱団の美しい歌声、篤信な山下ご夫妻など、その感動の余韻に浸り、一晩ゆっくり休ませていただきました。

お朝事にも、早朝よりたくさんのご参詣があり、お勤めの後、一席お取り次ぎをさせていただきました。

ご住職さま、坊守さま、若院さま、若坊守さま、ご門徒の皆さま、大変お世話になりました。有り難うございました。

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