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2011年6月27日 (月)

三十四の瞳

月に一度、近くのT保育園の4歳児、キリン組の園児たちが参拝に来てくれます。

この梅雨時期の参拝では、保育園と寺の往復、そして、寺での滞在時間を含め、約1時間半の外出中の空模様を考慮しなければなりません。

ですから、突然の雨や雷の可能性の高いこの時期は、徒歩でやってくる園児たちの安全を考え、参拝が延期になることも多いのです。

連日そんな憂鬱な空模様でしたが、本日の参拝は大丈夫でした。元気のいい17人の園児たちの顔が、三十四の瞳が本堂に並びます。

朝からの小雨にもかかわらず、参拝に来てくれた園児たちです。帰りの時間には、その小雨も止んでくれました。

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さて、今年のマスコット人形は「ミツバチ君」です。例年のように園児たちにこの「マスコット人形」に名前を付けてもらいました。

園児たちの命名は「はなちゃん」です。ミツバチは花の蜜が大好きなので「花ちゃん」と名付けてくれたのです。

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今年一年 一緒にお参りしてくれる はなちゃん

本日の読み聞かせは、「あなたが生まれるまで」という絵本です。

この絵本は、お母さんのお腹の中で赤ちゃんがどうやって大きくなっていくのか、そして、お母さんはどのように変わっていくのか、その9ヵ月を楽しい仕掛けで描かれています。

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絵本を読み終え、園児たちに「お母さんのお腹の中にいた時のこと、生まれた時のことを覚えている人いますか?」と尋ねました。

すると、5~6人の園児が元気よく手を挙げて「知ってるよ~、覚えてるよ~」と言います。

    ウ~ン、ほんとかな?

      ・お腹にいた時はね、こんなに心配だったよ
      ・あなたが生まれた時はね、本当に嬉しかったよ
      ・こうだったよ、あーだったよ

    きっと事あるごとに、両親が話して聞かせてくれたから、まるで自分が覚えているように思ったのでしょう。

    でも、「こんなにも望まれて誕生した命であり、人が生まれるというのは大変なことなんだ」ということを少しでも分かってもらえたら嬉しいなあ。

    その大変だった証が「おへそ」なんだよ。

きっと今日、帰宅した園児たちは、「へその緒を見せて」とせがむことでしょう。

そして、「へその緒」を見せてもらいながら、生まれた時のお話を聞くことでしょう。

親子で、家族で、まどいの一時を持ってくれたらいいなぁ~。

(私にも赤ちゃんの時があったんです ハイ! 南無阿弥陀仏)