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2011年9月18日 (日)

王子日校生のご参拝

台風15号の停滞で、今日の北陸地方は高気圧に覆われ、一時晴れ間も見える空模様となりました。

そんな天候にも恵まれた本日、かねてよりお聞きしていた「了慶寺(真宗真宗出雲路派)さま」の王子日曜学校の子供たちが、ご父兄方と一緒にお人形の拝観に来られました。

皆さん、年に一度の「了慶寺親子旅行」に、ようこそ拙寺へご参詣くださいました。

ご一行は、了慶寺ご住職夫妻の引率で、ご父兄方の自動車に分乗してお見えになりました。

そんなご父兄方にも支えられ、続けてこられた「了慶寺さまの日曜学校」は、昨年、平成22年の3月に40年を迎えられたそうです。

日曜学校を定期的に開催し、継続していくことが至難となっている現状で、半世紀近くの歴史を積み重ねて来られたことに、ただただ頭がさがります。

本堂では、子供たちの動作に合わせて、ご父兄方もお参りされます。

有り難いことに、今や「念仏の声を子や孫に」ばかりでなく「子から両親へ、孫から祖父母へ」というパターンも成り立つ昨今です。

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さすがお参り上手

さすがです。子供たちは皆、「お参りの作法」、「仏さまのお敬い」がシッカリ身についていて、感服いたしました。

お参りの後は、いよいよ親鸞聖人のお人形の拝観です。

紙粘土でできたお人形の「かわいらしさ」と「精巧さ」を目の当たりにされ、皆さんから「ウォ~~」というどよめきが起きた時は、こちらまでが嬉しくなります。

子供たちは、お人形とご絵伝との比較など、それはそれは勉強心一杯でした。

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お茶と羽二重餅で一腹

お人形をご覧いただいた後で、「お茶」と「勝山名物の羽二重餅」で、休憩していただきました。

拙寺を後にされたご一行は、「はたや記念館ゆめおーれ勝山」や「福井県立恐竜博物館の特別展」をご覧になり、その後、「平泉寺散策」と盛りだくさんの行程で勝山を満喫され、帰路につかれるとのことです。

了慶寺ご住職の一世代を飛び越え、孫のような日曜学校の子供たちと付き合う「若さ」と「情熱」に、「私もまだまだ頑張らねば」と心を新たにした一日でした。