行事内容 Feed

2016年5月 1日 (日)

家庭法座 No.312 号

鐘の音に 童児合掌 藤の花

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祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり

朝夕の鐘の音は、人生無常であることを知らせます。

熊本県、大分県を襲った大地震は、まさにそのことを教えられました。

多くの死者と被災者の方々に対し、心よりお悔みとお見舞いを申し上げます。

私の親戚も被災しました。

余震の続く中での生活は、恐怖と疲労との連続です。

一日も早く収まり、元の生活に戻ることを念じております。

蓮如さまは、「仏法には明日ということあるまじき候」と仰いました。

確かな今を悔いのないように、強く明るく生き抜いて、子や孫と共に合掌と念仏の日暮しをさせていただきましょう。

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今月の行事案内

・永代経法要 5月20日(金曜日)午前&午後&夜
・お勤め教室 5月25日(水曜日)午後7時より

どなたでもお参りください。

2016年4月 1日 (金)

家庭法座 No.311 号

天を指し 地を指す相好 孫に見せ

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今を去る2500年の昔、春4月8日、釈尊は北インド、ヒマラヤの麓、ルンビニーの森でお生まれになりました。

釈尊は、生まれてすぐに七歩を歩まれ、右手で天を、左手で地を指さし、「天上天下唯我独尊」と宣言されたと伝えられています。

言うまでもなく、釈尊は後に仏教を開かれるのですが、その御誕生のお姿を安置して祝う行事が「花祭り」です。

私たちは、今、釈尊が開かれた仏教に導かれつつ、日々を安らかに暮らしています。

この教えの主が世に生まれ給うたお姿を「孫」や「子」と共に仰ぎつつ、尊いみ教えを後々まで伝えたいものであります。

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今月の行事案内

・寺青布教大会 4月20日(水曜日)午前&午後

どなたでもお参りください。

2016年3月 1日 (火)

家庭法座 No.310 号

孫の手を ひいてお参り 春彼岸

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3月は「お彼岸(ひがん)の月」です。

この「彼岸」とは、「彼の岸(かのきし)」、「仏の国」、「清らかな世界」を指します。

対して「此岸(しがん)」とは、「私たちの住む世界」を指し、「貪欲や憎悪」、「苦しみや悲しみ」の渦巻く境涯を言います。

すなわち「娑婆(しゃば)」であります。

この「娑婆世界」に浸り切り、沈んでいる私たちですが、せめて「春」と「秋」の「温暖な気持ちの良い季節の訪れに合わせ、み仏の世界を仰ぎ、心正しく生きよう」と心を寄せる行事です。

それが「彼岸会(ひがんえ)」と言うものです。

そのような意味合いからも、この「彼岸会」に合わせ、亡くなられた方を偲び、お墓参りをすることが、平安時代から行われてきました。

ところで、今や家族の間でさえ心が通じにくくなっている昨今ですが、こんな時にこそ、子や孫の手を引き、はたまた、子や孫に手を引かれつつ、お参りできれば、どんなに心が晴れ晴れとすることてしょう。

ぜひ、時間を割いて、お参りさせていただきましょう。

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今月の行事案内

・彼岸会法座 3月20日(日曜日)午前&午後

どなたでもお参りください。

2016年2月 1日 (月)

家庭法座 No.309 号

身を正し 心正して 聴くみ法

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日本では「旧暦の二月」を「如月(きさらぎ)」とも呼び、「衣更月」とか「絹更月」と綴ることもあります。

これは、旧暦の二月であっても、まだまだ寒さが残り、「衣(きぬ)を更に着る月」でもあることから「衣更着(きさらぎ)」というのが「この語源」だそうです。

いかがでしょう? 私たちは、近頃どうも「仏法に関して薄着」をし過ぎているのではないでしょうか。

薄着での油断は「風邪のもと」であり、「風邪は万病のもと」とも言われます。

また、「風邪かな?」と自己診断した症状には、「重篤な疾患」が隠れていることもあります。

私たちは「煩悩具足の凡夫」という「心の病を持つ身」です。

その「心の病」から身を護るばかりでなく、潜む「心の病」を早期発見するためにも、『本物の仏法=念仏の教え』を「着て、更に重ね着をする」ことに心掛けるべきであります。

そんな「如月(きさらぎ)」の今月は、より「身」と「心」を正して、仏法をお聴聞させていただきましょう。

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今月の行事案内

・常例法座 2月20日(日曜日)午前&午後

どなたでもお参りください。

2016年1月 1日 (金)

家庭法座 No.308 号

念仏の 声に輝く 今朝の空

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謹賀新年

平成28年が明けました。

初詣は、お寺へお参りされましたか?
家のお仏壇へもお参りされましたか?
そして、お念仏は称えられましたか?

ここ勝山市内にも「旧跡」や「由緒」が多数あり、「本願寺中興の祖」と仰がれる「本願寺第8代宗主の蓮如上人」は、ご門徒方に書き与えられた「御文章」の中で、次のように述べておられます。

 

御文章

 

それ、南無阿弥陀仏と申す文字は、
その数わづかに六字なれば、
さのみ功能のあるべきともおぼえざるに、
この六字の名号のうちには
無上甚深の功徳利益の広大なること、
さらにそのきはまりなきものなり。
  (5帖目13通 六字名号、無上甚深)

 

文字で書けば「南無阿弥陀仏」は「六字」です。

その「六字」は「ただの文字」ではなく、広大な「無上甚深の功徳利益」を「文字の形」で現されたものなのです。

そして、この「南無阿弥陀仏」とは、「只今、必ず、貴方を救うから、私を頼んでおくれ」との「阿弥陀如来さまの『お心』そのもの」であり、「阿弥陀如来さまからの直接の呼び声」なのです。

その「今、正に、助かる」との「無上甚深の功徳利益」は、声に出して「南無阿弥陀仏」と称えることによって「響き」となり、貴方の「耳」を通して「心」へ届くのです。

ですから、お念仏は、声に出して称えましょう。

耳に届くお念仏は、「どのような境遇をも、受け入れられる力」となって、新しい年も、貴方の上に輝くことでしょう。

南無阿弥陀仏

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今月の行事案内

・元旦会法要 1月 1日(金曜日)午後2時より
・御正忌法座 1月20日(水曜日)午前&午後

どなたでもお参りください。

2015年12月 1日 (火)

家庭法座 No.307 号

法悦と 悲しみ共に 除夜の鐘

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十二月です。さて、貴方にとって今年はどんな一年でしたか?

  ・健康の面では?
  ・仕事の面では?
  ・聞法の面では?

こうして「我が身」に問うと、思い通りにならないことも多く、「時間があっという間に過ぎた」ということを、とても強く実感しています。

それこそ「短くもあり、長くもあり」なのですが、そんな「一年の間」にも「大きな喜び」に浸ることのできた方もあれば、「深い悲しみ」に見舞われた方もあったことと思います。

今年、拙寺では、2人の孫の誕生に喜び、そして、坊守と若坊守のそれぞれの父親の往生に涙いたしました。

主題歌をご存知の方も多いと思いますが、実在した「灯台守」の夫婦をモデルにした「喜びも悲しみも幾歳月」という古い映画があります。

映画の内容は、全国に250以上もある灯台に転勤を続け、その過酷な日常勤務の中で二人の子供を授かるなどの「喜び」を分かち合い、そして、戦争で多くの仲間を、事故で成長した一人息子を失うなどの打ち続く「悲しみ」を支え合い、健気に生き続けていく「人間讃歌」です。

当に、この「映画」のように「悲喜こもごも」を突き付けられる一年でしたが、それもこれも全て「阿弥陀如来さまのお救いに出遇う中の出来事」として、スーッと心に落ちるものを感じます。

思い通りにならないのは「世の常」ですが、喜びも悲しみも共に「阿弥陀如来さまの大悲」に抱かれています。

さあ、これからの歳月、どんなことに出会っても、それが「私への教訓なのだ」と受け止め、お念仏を申させていただきましょう。

南無阿弥陀仏

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今月の行事案内

・常例法座 12月20日(日曜日)午前&午後
・除夜会  12月31日(木曜日)午後3時より
・元旦会   1月 1日(金曜日)午後2時より

どなたでもお参りください。

2015年11月 1日 (日)

家庭法座 No.306 号

伝法の 苦難の跡や 絹の道

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私達が「お念仏の教え」を聞けるのは、国を超えて「仏法」や「経典」を伝えてくださった方々のご苦労のお蔭であります。

その「仏法」や「経典」をインドから中国へ運んだ道は、「シルクロード(絹の道)」と呼ばれています。

美しい名前ですが、実際は「炎熱と酷寒」や「飢餓と疲労」の連続で、生命さえも全く保証されない「きわめて遠く、険しい道のり」です。

そんな道を生命がけで旅をして、インドから仏法を伝えた人々、また、逆にインドに経典を求めた人々の数は、何百人、何千人にも上ります。

シルクロードとは、「仏法に生命を捧げた人々の道」だった事を忘れてはなりません。

南無阿弥陀仏

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今月の行事案内

・勤行教室 11月18日(水曜日)夜7時より
・常例法座 11月20日(日曜日)午前&午後

どなたでもお参りください。

2015年10月 1日 (木)

家庭法座 No.305 号

難民の 苦をしのびつつ 報恩講

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地球規模での気候変動に伴う異常気象や、大規模な台風、高潮、地震などの自然災害が、日本をはじめ世界各地で頻発しています。

そうした自然災害によって、アフリカでは一億五千万もの人たちが飢餓に陥っているそうです。

また、紛争や戦争などの被害を受けて難民となった人たちは、世界中で何千万人にもなるそうです。

そうした様々な理由で生活の場を失った人たちは、命がけで他国への移住を望みます。

しかし、あまりにも難民の数が多いため、受け入れる国側の体制も追いつかず、双方が苦しんでいます。

出来る限りの救済をと願いますが、そのような諸外国の人たちと比べ、私たちは何と恵まれていることでしょう。

日本も資金援助をしているようですが、私たちも「遠い異国の出来事」とせず、せめて日々の生活を慎ましくするなどして、心を寄せたいものです。

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今月の行事案内

・報恩講法要 10月20日(火曜日)午前&午後
・お勤め教室 10月27日(火曜日)夜7時より

どなたでもお参りください。

2015年9月 1日 (火)

家庭法座 No.304 号

念仏は 仏の本願 わが願い

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浄土真宗の教えは、「本願を信じ、念仏申さば、仏になる」という教えです。

そして、お念仏は、阿弥陀さまの「智慧」と「慈悲」に対する私の「帰依」と「讃嘆」をする言葉です。

それと共に、お念仏には、「私もまた、み仏のように穢れなき身となりたい」との「私の願い」が込められています。

しかし、私が「清浄の身になりたい」と願うよりも先に、み仏はそのことを願い、無明長夜の灯火として、私の行く手を照らして下さっているのです。

それが、「み仏の本願」です。

この「み仏の本願」を聞いて、そのまま「私の願い」とするところに、強く明るい世界が開けてくるのです。

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今月の行事案内

・彼岸会法要 9月20日(日曜日)午前&午後
・お勤め教室 9月24日(火曜日)夜7時より

どなたでもお参りください。

2015年8月 1日 (土)

家庭法座 No.303 号

恥ずべきは 我と人との 歪み合い

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署中お見舞い申し上げます。

戦後70年の節目の年を迎え、改めて「戦争の悲惨さ」を、「戦争の愚かさ」を思い知らされます。

第二次世界大戦では、200万人以上もの日本人が犠牲になり、世界全体では実に7000万人以上もの人が犠牲になったと推定されます。

誰もが、「もう二度と戦争をしてはならない」と願っていますが、日本の政治は戦前に向かうような状態です。

戦争とは「国と国との歪み合い」ですが、身辺に目を移せば「人間同志の歪み合い」が少なくありません。

親子、夫婦、兄弟姉妹など、本来は最も心を通じ、力を合わせねばならない人たちの間での「歪み合い」が多いようです。

その原因は「欲」と「妬み」です。

仏法聴聞により「歪み合い」を避けて行きたいものです。

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今月の行事案内

・常例法座 8月20日(木曜日)午前&午後
・勤行練習 8月26日(水曜日)夜7時より

どなたでもお参りください。