行事内容 Feed

2017年3月 1日 (水)

家庭法座 No.322 号

怨みには 怨みを以て するなかれ

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人間は「自分が他人に対して行った親切」は忘れないが、「他人から蒙ったご恩」は忘れがちです。

また、他人に危害を与えても気が付かないのに、他人から受けた迷惑は、いつまでたっても執念深く憶えているものです。

憶えているだけならともかく、何かにつけてそれを口にし、仕返しをしようとする人も世の中にはあります。

なかなか「怨みは水に流せ」と言っても無理かもしれませんが、仕返しには必ず仕込しが返って来て、醜い争いは絶えません。

この「永遠の争い」を止める道は「怨みがあっても、仕返しをせぬこと」だと「み仏」は教えてくださっているのです。

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今月の行事案内

・彼岸会法座 3月20日(月曜日)午前&午後

どなたでもお参りください。

2017年2月 1日 (水)

家庭法座 No.321 号

み仏の お慈悲の前に 貴賤なし

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貴は「尊い」こと。賤は「卑しい」こと。

尊も、卑も、無いということは、「上下の区別が無い」ということです。

み仏は、私たち一人一人を、まるで「我が子」のように慈しみ、育くんで下さいます。

それが「み仏の慈悲」なのです。

み仏は、「お金持ち」と「貧乏人」とを差別されません。

また、「地位の高い人」と「低い人」を分け隔てされることもありません。

そして、「賢い人」と「愚かな人」を区別されることもありません。

それら全ての人々の上に、等しく同様に、大きな大きな「み仏のお慈悲の光」が降り注いでいるのです。

私たちは、みな兄弟です。

兄弟だと思わぬ兄弟ほど、不幸な兄弟はありません。

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今月の行事案内

・常例法座 2月20日(月曜日)午前&午後

どなたでもお参りください。

2017年1月 1日 (日)

家庭法座 No.320 号

初春や 清浄き光に 包まれて

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謹賀新年

平成29年が明けました。今年も宜しくお願い申し上げます。

さて、私たちは「煩悩具足の凡夫」で、その心中は「欲」や「嫉妬」、「慢心」で一杯の身です。

有り難いことに、そんな「煩悩具足の凡夫」は、そのまんま「仏さまの清浄な光」に包まれている身でもあるのです。

今、新春に当たって、この身を「晴れ着」で包むと、心身共に引き締まり、清新な意欲のみなぎる思いがいたします。

こうして、着る服によって「人の心」に影響も与えますが、それが、ひとたび、この「凡夫の身」を「み仏の光」が包むとなると、「罪深い心」までが「煩悩の世界」を離れ、「仏の世界」へと出入りするようになります。

そして、「心は浄土に遊ぶ」こととなるのです。

今年も、この「凡夫の身」を包んでくださる「み仏の光」を仰ぎ、喜びつつ、私たちは力強く、気高く、生き抜きたいものであります。

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今月の行事案内

・元旦会   1月 1日(日曜日)午後2時より
・御正忌法座 1月20日(金曜日)午前&午後

どなたでもお参りください。

2016年12月 1日 (木)

家庭法座 No.319 号

み教えに 導かれつつ 早や除夜会

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今年も早や大晦日、除夜会が近づきました。

この一年は、ほとんど世界中が荒れました。

欧米先進国もテロ騒ぎが続発し、地中海東部からアジア西部の各国やアフリカ内部の内乱、政権不安定もありました。

加えて、日本では熊本、鳥取、和歌山、福島の地震や各地の異常気象などもありました。

もはや、「平和」といえる「国」や「地方」はありません。

また、多くの貧困幼児の社会問題など、文明文化が進むほどに、昔では考えられなかった凶悪惨事が増えてくるような感じがいたします。

その中で、私たち一人一人の心の生き方はどうでしょうか?

今こそ、真実の仏法を聞いて、自らの「生と死の意味と方向」を知ることです。

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今月の行事案内

・常例法座 12月20日(火曜日)午前&午後
・除夜会  12月31日(土曜日)午後3時より
・元旦会   1月 1日(日曜日)午後2時より

どなたでもお参りください。

2016年11月 1日 (火)

家庭法座 No.318 号

世の悪は 身から口から 意から

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鎌倉時代の後期に書かれた「歎異抄(たんにしょう)」には「煩悩具足の凡夫、火宅無常の世界」というお言葉があります。

この「お言葉」は、「欲、憎しみ、嫉み、驕りなどの悪を一杯背負った人間は、火で燃えている建物のように危険で、はかない不安な世の中」というほどの意味でありましょう。

確かに、私たちが現にこうして暮らしている「世の中」は、はかなく、危険も一杯です。

しかし、よくよく考えてみますと、多くの場合、交通事故も人間が、火災も人間が起こします。盗難も人の問題です。

さらに「戦争」を始めとする「あらゆる争い」も、皆、「人の心のゆがみ合い、言葉の行き違いから始まる」と言えましょう。

この「火宅無常の世界」は、実は「煩悩具足の凡夫」が造り出しているようです。

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今月の行事案内

・常例法座 11月20日(日曜日)午前&午後

どなたでもお参りください。

2016年10月 1日 (土)

家庭法座 No.317 号

法悦は 齢かさねて いよいよ増し

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人間の「楽しみ」や「喜び」には、実に様々なものがあります。

・遊び
・食事
・会話
・衣服
・旅行
・仕事‥‥などなど

しかし、年齢を重ねると、それらの「楽しみ」や「喜び」が次第に面倒にもなり、気が進まなくなってもきます。

ご年配の方で、「楽しみも、喜びも、希望さえも失い、毎日が『不安』や『心配』でしかない」と言われる方も少なくありません。

しかし、「法悦(仏法に遇い得た喜び)」は、そのように「衰えたり」とか「薄らいだり」もせず、「奪われたり」することもありません。

年齢を重ねて、かつて聴いた「み教え(念仏の教え)」の意味が、ますます身に染みて味わわれるようになります。

人生の体験が深まるにつれて、念仏の教えに遇うことのできた喜びが、いよいよ増してくる筈です。

この「実りの秋」にこそ、「仏法の味」を深めたいものです。

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今月の行事案内

・報恩講法要 10月20日(木曜日)午前&午後

どなたでもお参りください。

2016年9月 1日 (木)

家庭法座 No.316 号

この稔り まず供えまし み佛に

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漢字の「米」という字を分解すると、「八」と「十」と「八」ですね。

この「米」の漢字の成り立ちは、「八十八」とは無関係ですが、昔から「お米づくりのためには『八十八』もの『手順』や『手間』がかかる」と言われてきました。

しかし、そうした『手順』や『手間』だけで「お米(稲穂)」が稔るのではありません。

種もみから青々とした苗が育ち、黄金色に色づいた稲穂を収穫するまでには、太陽の光、多くの水、肥料など、成育のために実に様々なものが、直接的に、間接的に働いて「お米(稲穂)」となるのです。

たった一粒の種もみでさえ、言わばそれら全ての「物の恵み」のうち、どれひとつ欠けても、稲穂を稔らせることはできないのです。

今の世の中が「一番忘れているもの」は、それらの「恵み」に「お陰さま」と「感謝する心」でありましょう。

一粒のお米でも、一把の野菜でも、一片の果物でも、何でも、「私に与えられた喜び」と「感謝」を込めて、先ずは、み佛さまにお供えさせていただきましょう。

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今月の行事案内

・彼岸会法座 9月20日(火曜日)午前&午後

どなたでもお参りください。

2016年8月 1日 (月)

家庭法座 No.315 号

去り往きし 人なつかしき 石塔の影

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春と秋のお彼岸と共に、この「お盆の時期」は、お墓参りをする季節です。

この世の縁が尽きて亡くなった方は、み彿の手に抱かれてお浄土に生れます。

ですから、亡き方はお墓の下におられるわけではありません。

お墓は亡き方の身体の一部分である遺骨を大切に納めたり、永く名を残すための場所であります。

しかし、「故人が建てたお墓」へ、「故人と一緒にお参りしたお墓」へ、「故人を偲んで建てたお墓」へお参りするたびに、在りし日の故人が思い出されます。

永遠に生きたいのに、私たちは、皆、何時か死ななければなりません。

悲しいことですが、愛する人と別れねばなりません。

だからこそ、今生きている、生かされている幸せを噛みしめながら、人生を立派に生き抜きたいものですね。

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今月の行事案内

・常例法座 8月20日(土曜日)午前&午後

どなたでもお参りください。

2016年7月 1日 (金)

家庭法座 No.314 号

先立ちし 人なつかしく お念仏

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7月は勝山市内ではお盆の月です。

お盆には、平素は忘れがちなご先祖のお墓に、老若男女がこぞってお参りをされます。

亡き方は、この世に尽きぬ思いを抱きつつ、先立っていかれたことでしょう。

ですから、私たちは「お盆」だけではなく、出来れば「毎日」、「毎月」、亡き方を偲びたいものです。

そして、自分自身の「狭い心」を、「欲深い心」を、「かたくなな心」を反省したいものです。

今日も生き、生かされている身の幸せに感謝しつつ、お念仏もろともに過ごすことが、何より大切なことでありましょう。

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今月の行事案内

・お盆墓参会法要 7月14日(木曜日)午後7時より
・常 例 法 座 7月20日(水曜日)午前&午後

どなたでもお参りください。

2016年6月 1日 (水)

家庭法座 No.313 号

この凡夫 育てはぐくむ 法の雨

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現代社会は、変化が激しく「先行き不透明な時代」などと言われます。

政治や経済に不信感を持ち、仕事や家庭の問題に苦悩し、若い人でも、中年でも、果ては、老人でさえも、死に急ぐ人が多い昨今です。

しかし、この「苦悩に沈む人たち」が、折に触れて「仏法の教え」に耳を傾けていたら、どうだったでしょうか。

悩みを通して「真実の生き方」を知り、苦しみを転じて「大きな幸福」に目覚めたに違いありません。

将来像を描きにくい時代に、「み教え(仏法の教え)」こそは、この私を育て、はぐくんでくれる掛け替えのない「慈悲の雨」なのです。

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今月の行事案内

・仏教講習会 6月 5日(日曜日)午前&午後
・常例法座  6月20日(月曜日)午前&午後

どなたでもお参りください。