法耕足跡 Feed

2012年1月12日 (木)

ハートフルスクール

西尾市一色町の普元寺さまに「ハートフルスクール」のご縁をいただきました。

こちらのご住職は、「法話楽団、迦陵頻伽(かりょうびんが) 」の代表もされています。

数年前に拙寺へご出講いただいた折には、童謡などの歌を通し、分かり易く浄土真宗のみ教えをお取り次ぎくださいました。

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北陸とは違って雪もなく、快晴に恵まれた「ハートフルスクール」には、たくさんの参詣があります。

参詣の皆さん、熱心に聴聞してくださり、法味愛楽を語り、嬉しいご縁でした。

また、ご住職とはいろいろご法義話をさせていただき、勉強になりました。

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前住職さまよりはご丁重なる御礼のお言葉をいただき、また坊守さまよりは過分なご接待に預かり、大変お世話になりました。

尊いご縁、本当に有り難うございました。

2011年12月28日 (水)

今年最後の法座

昨日、市内から山間へ入った奥深い場所に建つ河久保道場さまにご縁をいただきました。

今年最後の布教であります。

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こちらのお道場を預かる水上甚栄氏は、以前より「視聴覚伝道の活動」をされていて、私自身も大変お世話になっている方です。

雪の降り続く中を、お道場へ向かって車を走らせると、次第に降雪も、積雪も多くなります。

村一帯は、市街地に比べると倍以上の積雪がありました。

雪化粧の景色だけを見れば、一面は真っ白で、汚れのない素晴らしいその景観は、郷愁さえ感じます。

しかし、その土地で住んでいる人々の生活は、本当に大変なことと思います。

そんな大雪の中、今年最後のお道場の法座へと、沢山のご門徒の方々が足を運んでおられました。

それは、在所内のお同行ばかりでなく、市街地や遠く永平寺町からお参りくださった方もあります。

当に、雪をかき分け、かき分け、山峡のお道場へと集まってこられたのです。

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そんな今年最後のお道場の法座は、七百五十回忌法要の「音楽法要」のお勤めで始まります。

それは、水上氏が撮影された河久保道場さまのお手次ぎ寺院「勝縁寺さまの音楽法要の模様」をスクリーンに映しての勤行でした。

法話では、村のお同行よりご質問のあった「安穏」と「あなかしこ」の意味と説明をさせていただき、歎異抄第五条の心をお取り次ぎさせていただきました。

お同行の皆さんは、ストーブに身を寄せ、囲炉裏を囲み、時折パチパチと炭のはぜる音がする中、熱心にお聴聞くださいます。

本当に有り難いご法縁でありました。

朝からずっと雪が降り続き、とても寒い1日でしたが、本堂の中は暖かいお念仏に包まれた世界でした。

この度は、河久保道場さまや、村のお同行の皆さまなど、大変お世話になりました。

そして、過分のご芳志、勿体なく、厚く御礼申し上げます。

どうぞよいお年をお迎えください。明年も宜しく願い致します。  合掌

2011年12月21日 (水)

海外留学生の法話会

12月度の常例法座は、京都中央仏教学院で浄土真宗を学んでおられる海外留学生の方々をお招きいたしました。

今回のご縁は、本山に勤務する私(住職)の弟の提案から実現したものです。

弟と共に京都を5時に出発し、小雪のちらつく勝山へと足を運んでくださったのは、次の3名の方です。
  ・韓国ご出身のチェ・チュンサム(崔・春三)さん
  ・ネパールご出身のラマ・ススミタさん
  ・ブラジルご出身の佐々木・ネルソンさん

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午前の席では、正信偈のお勤めの後、弟より「本山の七百五十回忌法要の報告」と「留学生の紹介」があり、いよいよ法話会の開始です。

トップバッターは、崔春三(チェ・チュンサム)さんです。

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崔さんは、「浄土真宗に出会ったご縁」と「悪人正機の教えの味わい」を語ってくれました。

韓国でご住職をされていた崔さんは、来日された際に浄土真宗の教えに触れられ、お念仏の教えに魅かれたとのことです。

そして、京都中央仏教学院に入学され、浄土真宗の教えを学んでいかれるうちに「お念仏こそ人生の苦悩を乗り越えていく力になる」と確信されたそうです。

そんな崔さんは、今年得度をされ、浄土真宗本願寺派の僧侶となられました。

特に家族の苦悩を通した「お念仏の喜び」を語られ、「今後は韓国の人々にお念仏を教えを説いて行きたい」と、力強くご法話を締めくくられました。

午後の最初の席は、ラマ・ススミタさんです。

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ススミタさんは、幼い時からカトマンズ本願寺でお育ちになり、そのご縁で来日されたとのことです。

そして、「これからも京都中央仏教学院で学び、教えを深めていきたい」と明るく参詣者に語られました。

最後の席は、佐々木・ネルソンさんです。

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まずネルソンさんは、「両親のお育てのおかげで、お念仏を喜ぶ素養が身に付いていたのではないか」と語られます。

そして、20年間サラリーマンをされますが、父親の姿を見るうちに「自分も父親と同じ道を歩みたい」と僧侶を志されたそうです。

ご法話の終盤では、コンピューターをプロジェクターに接続し、大きな画面で「ブラジルの国の紹介」や「60年前にブラジルの地で浄土真宗を開拓された先駆者のご苦労」などを説明してくださいました。

3人の留学生の皆さんは、流暢な日本語で、それぞれの生き方を通して、お念仏の喜びを一生懸命に語ってくださいました。

1981年(昭和56年)から、長年に渡って親しまれてき「念仏の声を世界に子や孫に」というスローガン(標語)があります。

こうして3人の留学生のご法話を聴かせていただくと、掲げたスローガンの波及もあって、親鸞聖人のみ教えが世界の人々に届いていることを知らされます。

それと同時に、「もっと多くの日本の人々が、浄土真宗のお念仏に遇っていただきたいものだ」と痛感した1日でもありました。

留学生の皆さん、本日はお寒い中を早朝より、本当に有り難うございました。

2011年12月 5日 (月)

教学徳育

岐阜県の〇宗寺さまの報恩講法要のご縁をいただきました。

〇宗寺さまは、勝山から旧大野郡和泉村を抜け、東海北陸道を通り、関市より山間へ入ったところにある寺院です。

お話を伺うと、羨ましいことにこちらは「岐阜地方でも冬期間の積雪量が比較的少ない地域」なんだそうです。

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報恩講はご住職が指導されている雅楽で賑やかに始まり、そして、報恩講の期間中は好天にも恵まれ、たくさんのご参詣がありました。

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休憩時には、報恩講はもちろんのこと、総代さん方は年間の様々なお寺の行事に積極的に取り組んでおられることも耳にいたしました。

それもこれも、ひとえにご住職の平素のご教化の賜でありましょう。私などは格段の差があり、同じ住職として至らなさを痛感した次第です。

そんな〇宗寺のご住職は、「名古屋刑務所の教誨師」と「笠松刑務所の篤志面接委員」を16年間務められた方でもあります。

毎月の刑務所訪問では、受刑者の相談を受けたり、「釈放前教育」や「法事」などを行い、受刑者の社会復帰も支援されているそうです。

そして、昨年には拙寺へもご出講いただいたように、そのような経験を元に各地での講演へも出向いておられるそうです。

  「同じ人間でも、境遇次第で左右されるのです
   ですから、家庭環境がもっとも大事なのです」

このようにご住職は、いろんな講演の中で「子供の罪は、私の罪」と、刑務所へ毎月通われる高齢の母親のエピソードを語られるようです。

また、「教育」とは、もともと「教学徳育」の略で、「現代は『徳』という大事なものが抜けているのではないか」とのご指摘もありました。

いろいろ学ぶ点が多くあった〇宗寺さまの報恩講でした。

〇宗寺の皆さま、このたびも尊いご縁をいただき、誠に有り難うございました。

2011年11月29日 (火)

西宮市のご正忌法要

先日、西宮市のS寺さまへご正忌報恩講法要の布教に行って参りました。S寺さまには、ここ数年、毎年この時期にご縁をいただいております。

S寺さまの境内外の駐車場には、インドの色とりどりの旗が飾られ、また、天候にも恵まれた三日間のご正忌法要には大勢の参詣がありました。

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法要では、ご住職が制作された「親鸞聖人讃歌」が勤まり、参詣者のお勤めの声が本堂いっぱいに響き渡ります。

勤行に引き続き「御伝鈔」の拝読がありましたが、なーんとかなりの高さがある高座の上で、ご住職ご自身が「御伝鈔」を拝読されるのです。

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布教は「歎異抄」のお言葉をいただいてのお取り次ぎです。ご参詣の方々は、それはそれは熱心にお聴聞くださり、本当に有り難いことでした。

法座の合間には、「ぜんざい」が振る舞われ、この「ぜんざい」に入っているお餅は、前日にご門徒の方々がつかれた「お供えのお餅」とのことです。

この「お餅」のように、おみがき、法要の準備から片付けに至るまで、ご門徒の方々が一丸となってご報謝される姿に頭が下がります。

また、お内陣のお荘厳も見事なものでした。

まさに「職人技」とも呼ぶべき見事な供花は、法務員さんが立てられたと聞き、驚きと共にその優れた技量にすっかり感服いたしました。

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私の背丈以上もある立派な供花です

こちらのご住職は、長くご本山の要職にも就かれ、多くの著書も執筆されている方なのです。

そして、学生時代より公私共に長くご指導をいただいているご住職なのですが、いつお姿を拝見してもお元気な方であります。

そんなご住職は、「阪神淡路大震災の時、お父さま、奥さま、娘さんの3人を亡くされる」という深い悲しみを背負われました。

ですが、その辛く大きな悲しみを乗り越え、現在も宗派とご自坊で頑張っておられます。

聞くところによると、夏の甲子園出場や、京都大学野球部での監督経験もあるご住職は、時々、本堂脇の広縁で30回ほど素振りをされるとのことです。

そのご壮健振りは、小学館発行の「サライ」6月号にも掲載されていますが、80歳になられた現在でも、衰えを感じさせない鋭いスイングなんだそうです。

S寺の皆さま、今回のご法要においても、大変お世話になりました。心より御礼申し上げます。有り難うございました。

2011年11月 9日 (水)

本向坊了顕

本日、市波の本向寺さまの仏婦報恩講に寄せていただきました。

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本向寺さまには、毎年この時期にご縁をいただきますが、いつ参りましても歴史の重さを感じます。

山門までの階段は四十八段になっています。(阿弥陀仏の四十八願を表す)

蓮如上人が吉崎にご逗留の際は、本向寺(当寺は本光寺)の五代目住職、了顕は蓮如上人にお仕えしていました。

    文明6年(1474年)の3月、本坊大火の際、蓮如上人が大切に拝読されていた「ご本典(教行信証)の『証』の巻」を持ち出せませんでした。

    それを耳にした本向坊了顕は、蓮如上人や側にいた人たちの制止を振り切って燃え盛る火中に飛び込みます。

    本向坊了顕がやっとの思いで、書院に辿り着くと、『証』の巻は、まだ燃えずに机の上にありました。

    『証』の巻を手にし、脱出しようとするのですが、もう火が四方に廻り、行く手を遮ってしまいました。

    ようやく手にしたお聖教、我が命に代えてもお護りせねば

    本向坊了顕は、自らの腹を切り割き、内臓の奥深くに『証』の巻を収める決意をし、腸をつかみ出し、『証』の巻を腹に押し込みます。

    吉崎御坊を焼き尽くした猛火も収まり、その焼け跡からは『証』の巻を切り開いた腹にしっかりと抱いた本向坊了顕の遺体が発見されました。

    蓮如上人は、涙ながらに本向坊了顕の顔を撫でると、それまで見開いたままの両眼を優しく閉じたと言い伝えられています。(真宗懐古鈔より)

その後、本向坊了顕の「お念仏の力(念力)」によって奇跡的に『証』の巻の焼失を免れたので「腹籠もりのお聖教」として伝わっています。

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このエピソードが、後に節談説教「血染めのお聖教」となって全国各地に語り伝えられていったのです。

実は、私たちがいつも拝読する聖典(勤行本)が「赤い表紙」になっているのは、本向坊了顕が命を懸けて守った「血染めの聖教」を表しているのです。

ですから、いただいてから聖典(勤行本)を開き、また、いただいてから聖典(勤行本)を閉じるなど、心して大切に拝読しなければなりません。

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私が吉崎別院に勤務していた頃、毎年4月の蓮如忌法要には、本向寺のご住職がお山(蓮如上人当時の御坊のあった小高い丘)で「本向坊了顕の絵説き」をされていました。

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仏婦報恩講では、導師をお嬢さまが勤められ、それはそれは素晴らしい声明でした。

そして、参詣された約百名の仏婦会員の方々は、熱心にお聴聞してくださり、本当に頭がさがります。

こうして先人たちがいのちを懸けて護り通してきた「お念仏の教え」を今一度再確認し、これからの人々に伝えていかなければなりません。

そんな思いをまた新たにさせていただきながら、紅葉が色づく土徳の地、美山を後にいたしました。

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2011年10月28日 (金)

在家法座

本日、永平寺町市野々地区の「定例講法座」のご縁をいただきました。

ここ永平寺町市野々地区は、すぐ近くに曹洞宗の大本山永平寺があり、約30戸の集落では年に一度法座を開いておられるそうです。

法座のお宿は尾下さま宅で、講は現在では希少となった「在家法座」の形態でした。

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このたびの法座は、平日の午後と夜だったのですが、それでもたくさんの方がお参りくださいました。

尾下さま宅は、お内仏の後方に「坊主部屋」と称する「僧侶の控室」があり、現代の家には無い造りのお宅です。

そして、尾下さま宅で何よりも驚いたのは、仏間の襖に見事な「二河白道」の絵図が描かれてあったことです。

この絵図はかなりの年代物で、また、すばらしい絵でしたので、急遽、準備していた法話の内容を変更して、「善導大師の二河白道」をお取り次ぎさせていただきました。

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尾下さま宅のお内仏

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坊主部屋(僧侶の控室)

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二河白道の襖絵

ご法地、市野々地区の在家法座では、それはそれは皆さん熱心にお聴聞くださり、夜席へも家族揃ってお参りくださるその姿に「真宗寺院の原点」である「念仏道場」を感じさせていただいたことです。

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法座の終了後には、いろいろご質問くださり、尊いご法縁に遇わせていただいたことです。

お世話方の福田さま、お宿の尾下さま、このたびは大変お世話になり、誠に有り難うございました。

夜はかなり冷え込みましたが、部屋いっぱいに広がるお念仏の声に、心温かくお念仏を申しながら帰宅させていただきました。

2011年10月21日 (金)

報恩講法要

浄土真宗のご仏事で一番大切な「報恩講法要」を勤めさせていただきました。

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今年は「宗祖 親鸞聖人の七百五十回忌」の年でもありますので、例年の報恩講とは違った格別な思いがあります。

そこで日中法要では、ご本山で依用の「宗祖讃仰作法(音楽法要)」をお勤めすることにいたしました。

音楽法要の音源も用意し、経文や譜面も必要部数を製本し、法要の準備を整えました。

そして、法要当日、各ご出勤の寺院方と、参拝の門信徒一同が、一緒に音楽法要をお勤めいたしました。

本堂いっぱいに響く「和讃」や「念仏」には、「まるでご本山の法要に参加しているかのような雰囲気」を感じることができました。

音楽法要を体感されたご門徒からは、「すばらしい」とか「感動した」など、嬉しい感想を頂戴することもできました。

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大遠忌の節目の年の報恩講の布教は、若狭組の遠山信敬先生にご出講いただきました。

遠山先生は、このたびの音楽法要でお勤めされた和讃のお心をお取り次ぎくださり、身近な家庭生活の中でのお念仏の喜びを伝えてくださいました。

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天候にも恵まれ、遠近各地よりご参拝いただきました皆さまに心より御礼申し上げます。

報恩講は平素忘れがちな「ご恩」を知らさせていただくご縁でもあります。

  ・仏祖のご加護
  ・前日よりの門徒役員さん方の法要準備
  ・心を込めた仏婦皆さま方のお斎(おとき=食事)
  ・ご出勤くださった各ご寺院方

法要を勤めさせていただけるのも、そうした皆さまのおかげであります。

本当にありがとうございました。

不精なもので久方ぶりのブログ更新です。取り急ぎ報告を致します。

2011年8月28日 (日)

人形拝観

今日、「福井県主催の親子行事」で、市内外から沢山の親子連れが西宮寺をご参拝くださいました。

この「親子行事」では、勝山の市街地を歩きながら、勝山伝統の祭り「左義長」の櫓が納められている会館を見学されたり、大清水で水と触れ合ったり、恐竜モニュメントのある道路を散策されます。

皆さんは、市街地散策コースを2班に分かれて市民会館を出発し、各地区の櫓を見学された後、約80名の方々が、西宮寺の「親鸞聖人物語の人形」を見学に来られました。

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まず最初に、本堂にて親鸞聖人の「ご生涯」と「教え」について簡単にお話させていただきました。

皆さん、熱心に説明を聞いてくださり、「親鸞聖人物語の人形」では、人形の「精巧さ」、「表現の豊かさ」そして「数の多さ」に感動されたようです。

今年は、親鸞聖人が亡くなって750回忌の大法要を迎える「節目の年」にあたります。

福井新聞でも五木寛之氏の小説「親鸞」が好評なだけに、皆さん興味津々で人形を拝観されていました。

拝観後は、冷茶と菓子でご接待させていただき、皆さんは涼しい本堂でゆっくりくつろいでおられました。

皆さん、残暑も厳しい中、ようこそのお参りでした。 合掌

2011年8月24日 (水)

お寺で遊ぼう

勝山公民館の主催にて「お寺で遊ぼう」という「子供向けの夏休みイベント」を企画し、市内の子供たちの参加を募りました。

そして、22日、西宮寺を会場に開催された「お寺で遊ぼう」には、子供と大人を合わせて約25人の参加がありました。

前日、職員の方々が会場の準備に来られ、私も一緒に「流しそうめんの樋」や「休憩テント」の組み立てのお手伝いをさせていただきました。

本物の青竹を縦に割って連結した「本格的な流しそうめん」は、子供たちにとって貴重な体験となることでしょう。

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お昼すぎ、子供たちの受け付けから、いよいよ「お寺で遊ぼう」のイベントが始まります。

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受け付けを済ませたら、各自名札を付け、それぞれ自己紹介の後、仏さまへお参りです。

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本堂で住職の法話に引き続き、坊守が「エコ教室」の一環で「牛乳パックで作る小物入れ」を指導させていただきました。

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エコ教室の後は、境内でスイカ割りです。

  さあうまく当たるかな?
    キャーダメー ダメだって!
      もっと右、違う違う左だって!

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みんな賑やかに笑いが絶えませんでした。

スイカを食べた後は、お寺の中の清掃奉仕です。皆、負けじと一生懸命に雑巾で拭きあげてくれました。

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一汗かいた後は、お風呂です。近くの銭湯に行きました。裸のおつきあいですね。

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銭湯で心身共にさっぱりしたら、夕食はお待ちかねの「流しそうめん」と「カレーライス」です。

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夕食でお腹いっぱいになった後は、お隣の尊光寺さんへ「顕如講(本願寺第十一代宗主)」のお参りです。

毎年、この8月22日には、尊光寺さんにて顕如上人の法要が勤まり、30軒近くの露天商も軒を並べます。

子供たちは、尊光寺のご住職より「顕如講のいわれ」について説明を受けました。

尊光寺さんを後にしますが、やっぱり露店の誘惑には勝てず、少し覗いてから西宮寺へ戻ります。

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そして、西宮寺では、子供たちを迎えに来られたご父兄方も、子供たちと一緒に坊守の「読み聞かせ」と「講話」に耳を傾けてくださいました。

坊守は、「今日の尊いご縁」から、親子が仏さまの前で手を合わすことができたことの素晴らしさについて話してくれました。

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坊守の読み聞かせの後は、子供たちみんなで恩徳讃を歌って、今年の「お寺で遊ぼう」は終了となります。

夜8時、全日程を終えた子供たちは、感動をいっぱい持って帰宅しました。

勝山公民館の職員の皆さん、本当にお疲れさまでした。

今回はすばらしい企画を立ててくださり、有り難うございました。感動と元気と笑顔をプレゼントしてもらった気分です。

お寺が子供たちの「元気な声」と「明るい笑顔」でいっばいになり、阿弥陀さまも喜んでくださっています。

皆さん、「ようこそ、ようこそ」でした。

おかげさまで、本願寺が提唱している「キッズサンガ」を実践することのできた尊い1日となったことです。

南無阿弥陀仏。合掌。