法耕足跡 Feed

2011年8月21日 (日)

童心にかえって

昨日の常例法座では、午前中は住職と若院が法話をし、午後は「京都女子大学 宗教教育部(REC)」の学生さんたちに講話をしていただきました。

毎年、「京都女子大学 宗教教育部(REC)」では、全国各地の幼少年教化のために夏期巡回のイベントをされています。

今年の巡回は「福井県と石川県」ということで、その受け入れ先の寺院を探しておられたので「ぜひ拙寺へ」と申し込み、このたびのご縁となりました。

午前中は、学生さんたちに龍川組寺族青年会主催の「仏の子供の集い」をご指導いただくことに。

そして、西宮寺では、学生さんたちに「大人(高齢者)対象」に教化していただくことにしました。

拙寺でのプログラムは、次のようになります。
  1.講話
  2.人形劇
  3.ゲーム
  4.別れの挨拶

早速、人形劇の舞台の組み立てです。

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本番では、学生さんたちの「すばらしい人形劇」や「楽しいゲーム」、「分かりやすいお話し」に、参詣者の皆さんは童心にかえって喜んでおられました。

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ですが、楽しい時間も、いつかは終わります。

プログラムの最後、「別れの挨拶」で学生さんたちがお辞儀をされたときは、皆さんから惜しみない拍手が送られました、

参詣された皆さん、口々に「良かったね、楽しかったね」、「また来て欲しいね」と感動しながら帰っていかれました。

皆さんにそう言っていただけるのも、「京都女子大学 宗教教育部(REC)」の4人の学生さんのおかげです。

このたびは本当に有り難うございました。

2011年8月11日 (木)

歎異抄講座終了

昨年の3月より2年間、中央仏教学院の通信教育部の卒業生の方々を対象に、福井西別院にて毎月1回『歎異抄講座』を受け持たせていただきました。

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これまでに歎異抄の第1条から第10条まで講話させていただき、最終回の昨日は「後序」についてお話しさせていただきました。

影のベストセラーと言われる「歎異抄」だけに、多くの方々の受講申し込みがあり、毎回100名を超える方々が聴講してくださいました。

毎回の講座は、午後1時より、本願寺合唱団団員の海崎さんのご指導で、仏教讃歌の練習から始まります。

その後、1時30分から4時まで「歎異抄講座」をいたします。

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熱心に聴講してくださる皆さんにグイグイ引き込まれ、おかげさまでこの2年間、楽しく講話させていただくことができました。

なにしろ不勉強で、まとめる能力もきわめて薄く、十分なお話しもできず、「お恥ずかしい講座で終わってしまった」と感じています。

ただ、皆さんの思いやりの心に支えられ、そして、学習会を盛り上げてくださり、本当に嬉しい限りです。

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最後になりましたが、室谷会長を始め、竹内さん、森瀬さん、その他学習会担当会員の皆さまには、2年間大変お世話になり、誠に有り難うございました。

心より御礼申し上げます。   合掌


2011年8月 9日 (火)

円修会報恩講

5日(金曜日)は、「円修会(えんしゅうかい)の報恩講布教」に、お招きをいただきました。

昨年に引き続き2度目のご法縁で、今年度の報恩講は、春江町西長田の集落センターにてお勤まりになりました。

この「円修会」とは、福井教区円陵組の寺院に所属される法務員の方々で作る組織です。

組織の発足は50年前で、「宗祖 親鸞聖人 700回忌」を機縁に誕生し、現在、約30名の会員が所属されているとのことです。

今年度の報恩講には、法務の関係で出席できない方もあって、10数名の会員の方が参加されました。

報恩講では、最初に円陵組組長の挨拶があり、喚鐘で法要が始まります。

報恩講作法は、上田会長のお導師で、鐃鈸(にょうはち)も使用しての法要は、賑やかに、そして、厳かにお勤まりになりました。

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私は、「ただ念仏のみぞまこと」という講題で、
  ・人間とは?
  ・我々の世界は?
  ・真実とは?
この3点を中心に、お取り次ぎさせていただきました。

   被災地の現状報告を交え、いつの時代であっても変わらず
   支えとなる「真実のお念仏」をいただくことが大事です。

そして、今回のお取り次ぎの結びでは、このように締めくくらせていただきました。

円修会の皆さま、今年も尊いお育てに預かり、本当に有り難うございました。

2011年8月 5日 (金)

節談説教布教大会

昨日、大阪北御堂(津村別院)にて「親鸞聖人750回大遠忌法要記念」と「東日本大震災チャリティ」として「節談説教布教大会」が開かれました。

法友から協力要請がありで、布教大会の前日から3日間、スタッフとしてお手伝いをさせていただきました。

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大会前日の準備では、本堂とホールの椅子、高座の準備や、参拝者に配布するパンフレットの袋詰めなど、多くのスタッフと共に和気あいあいと第1日目の作業が終了です。

その夜は、久しぶりに再会した法友と共に、疲れを癒しに出かけました。

布教大会の当日は、朝8時より各会場の受付準備を整え、参拝者を待ちます。

猛暑の中、約一千人の方々が遠近各地よりお越しくださいました。

そして、挨拶、勤行の後、いよいよ節談説教が始まります。

第1会場の本堂では、4人の説教師が「親鸞聖人御一代記」を弁ぜられました。

午前の部では、祖父江佳乃師が「出家、学道」を。松島法城師は「信行両座」を。法友の本多龍典師は「信心諍論」を。藤野宗城師は「桜花の別れ」を弁ぜられました。

昼休み特別布教では、蕚慶典師が「はだか念仏、弥七の女房」を弁ぜられました。

午後の部では、赤松円心師が「山伏弁円済度」を。茂利真正師が「田植え歌」を。園屋信男師が「一切経校合」を。そして、廣陵兼純師が「御往生」を弁ぜられました。

どなたも「胸に沁みる語り」と「節」ですばらしいお説教でした。

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取り分け「聴衆をアッ!」と驚かせた説教者は、赤松円心師(上の写真)でした。

説教者の中でも赤松師は、「最初にお断り申しますが、私は決して怪しいものではございません。ただ人相が悪いだけです」と切り出したとたん会場は大爆笑です。

さすがです。聴衆を引きつける「つかみ」もお上手です。

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尚、第2会場でも「御和讃讃仰説教」が9人の説教師によって弁ぜられました。

昼休みの特別布教では、「ギター布教」の小泉信了師が恩徳讃を讃仰されました。

また、会場の外では、大阪教区の寺院の方々が東北の物産展をされています。

なーんとそこに、天岸先生ご夫妻が、店の呼び込みをされているじゃありませんか。

天岸先生ご夫妻は、組内のスタッフとしてお手伝いされているとのことです。

久しぶりの再会に、しばらく天岸先生と語り合いました。

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夕方、大会は大盛況のうちに無事終了し、感動と法悦に浸る皆さまをお送りいたしました。

皆さまを見送った後、スタッフ全員で後片付け済ませ、近くの居酒屋で打ち上げです。

その席で、「大名人」とか「国宝級」と称される廣陵兼純師が、「私の代で節談説教は終わりと思っていましたが、こんなに広がり大きくなるとは夢にも思いませんでした」と語られたことが印象的でした。

2次会では、法友の本多龍典氏と山口県から駆けつけた木村雅城氏と共に繁華街に出て行き、途中から次男とも食事をして、盛り上がったところで同窓の友人で軌保孝順氏(極楽寺住職)を呼び出し、深夜まで飲み語り合いました。

今回、不思議なご縁で節談説教研究会の皆さまとお遇い出来たことは、大変に有り難いことでした。

これを機会に益々布教の研鑽を重ねていきたいと思ったことです。

如来の大慈悲を伝える喜びを感じつつ帰路に就かせていただきました。

2011年7月20日 (水)

阿難の問いと喜び

今月の常例法座は、ご講師に藤枝宏壽先生をお招きいたしました。

藤枝先生は、真宗出雲路派了慶寺のご住職で、福井医科大学名誉教授であり、さらには、「現代に真宗の勤式を考える会」の代表、「仏の子を育てる会」の代表もされています。

そして、藤枝先生は、多くの著書も執筆されておられる方です。

ですから、「ぜひ一度、拙寺でもご法話を」と以前より計画し、このたびようやくその念願が叶い、猛暑の中をご出講いただきました。

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藤枝先生は、「阿難の問いと喜び」というご講題で「浄土和讃の大経讃」を通し「釈尊(お釈迦さま)の出世本懐と、阿難の喜び」をお取り次ぎくださいました。

    それは、大無量寿経が説かれるの時のことです。

    阿難尊者が座より立ち上がって前に進み出、常とは全く異なる光り輝く釈尊のお姿を仰ぎ見、「世尊よ、今日はなんと素晴らしい姿をしていらっしゃるのですか?」そして「それはどういうわけで、光り輝く阿弥陀さまのようなお姿になられたのでしょうか?」と問います。

    釈尊は、「阿難よ、よい質問をしてくれたね。実は、私は弥陀の悲願を説くためにこの世に生まれて来たんですよ」(真実之利)と仰って「阿難よ、私はこれからそなたのために詳しく説くからよく聞くがよい」と仰います。

    阿難は「はい、喜んで聞かせていただきます(願楽欲聞)」と答えられたのです。

ご法話のお心をいただきますと、「阿難」は「凡夫である私」を指し示し、「お釈迦さまがこの世に現れたのは、阿弥陀さまの本願を説くため」との「釈尊の生まれ甲斐」を聞いて、「私自身の生まれ甲斐」を知らされて喜ぶのです。

そのことを正信偈には、
   如来所以興出世 唯説弥陀本願海
   五濁悪時群生海 応信如来如実言

    意訳:教主世尊は弥陀仏の 誓い説かんと生まれたもう
       にごりの世にしまどうもの おしえのまこと信ずべし

考えて見ますと、「人間」としてこの世に生まれ、何年か娑婆世界に滞在して、この「いのち」を終えていきます。

臨終の間際になって「なんのために、私は生まれて来たのか?」とか「俺のこの人生は、一体なんだったのか?」と「虚しく終わっていく人生」では情けないですね。

せっかく「人間」として生を受けたのですから、「生まれてきてよかった」、「お念仏に出遇えてよかった」と言える人生をいただくのが「生まれた甲斐のある人生」です。

実は、「私がこの世に生まれたのは、阿弥陀さまのご本願を聞くために生まれて来たのですよ」と、この私に成り代わり、阿難尊者が尋ねてくださったのですね。

そして、そのことに気付き、問い求めてくれたことをお釈迦さまは喜んでくださったのですね。

藤枝先生には、尊いご縁をいただきました。本当に心に染みる有り難いご縁でした。

寺族、門信徒一同は、この猛暑も忘れさせてくれる「念仏の風光」を頂戴したことです。

2011年5月20日 (金)

永代経法要

19日の夜より20日の逮夜まで「永代経法要」を勤めました。

今年度の永代経法要のご講師は、兵庫県からお越し頂いた佐々木大観先生です。

佐々木先生は「全国区の布教使」として、全国各地にご出講されている先生で、特に深川倫雄和上(山口県、本願寺派勧学)の薫陶を受けておられるすばらしい先生です。

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夜の法座は、蒸し暑い中でのご縁となりましたが、佐々木先生の歯に衣着せぬ熱気あふれる語り口でのお取り次ぎに、遠近各地より参詣された皆さんは食い入るようにお聴聞されていました。

    家の主と言われるものは、家族に大事な
    お念仏を伝えていかねばならない。

    お念仏は、地獄行きの私を必ず極楽浄土に
    生まれさせる仏さまです。

    どうか子や孫に伝えてください。

    人は死んだら仏になるのでない。
    人は死んだら死人です。

    お釈迦さまは「人は願と行で仏さまになる」と仰り、
    親鸞さまは「人はお念仏で仏さまになる」と仰いました。

    皆さんはお念仏を頂いて
    仏さまにならせていただきましょう。

    もうあんまり長うないんやからね
    間に合ううちに聞かせていただきましょう。

このように佐々木先生は、時には厳しく、そして、優しくご教化くださいました。有り難いご縁でした。

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佐々木先生のご法話が、かなり響いたのか、平素あまりお聴聞されない方も、引き続き次の日もお参り下さいました。

有り難いことでした。

また、法座の間には、坊守の歌指導で「note~~ひとりじやなかもんみ仏と~~note」など、本堂いっぱいに参詣者の歌声が響き渡りました。

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今年の永代経は、暑さで汗を流しながらの法要となりましたが、本堂内の皆さまは「法の雨」に打たれながらのご法縁でありました。

佐々木先生、そして、ご参詣の皆さま、本当に有り難うございました。

またどうぞお参りくださいませ。

2011年5月13日 (金)

托鉢

毎年、4月から5月にかけての連休は、勝山市内の本願寺派寺院22ケ寺(龍川組)にて托鉢を行なっています。

この托鉢の目的は、「龍川組内教化活動資金」として、ご門徒の皆様に淨財をお願いをするものです。

今年は龍仙寺、崇専寺、正琳寺、西宮寺の4ケ寺が主事を担当し、事前に托鉢させていただく各家々へ「お願い」と「勧財」に回ったのです。

(勧財=勧化、勧進、勧募などともいい、浄財を募ること)

推測はしていましたが、今年は大震災の影響もあって、勧財の依頼が非常に困難でした。それも無理からぬことです。

以前より感じていたのですが、龍川組内の托鉢方法が数十年来ほとんど変わらず、問題点を多く抱えたままなのです。

一つには、市内仏教会と本願寺派寺院が、同じ時期に、同じ地域を托鉢に巡ることにあります。

当然、喜捨される門信徒の方々は、嫌悪感を抱かれることでしょう。

そして、このままの托鉢方法では、門信徒の方々の僧侶に対するイメージが、なお一層悪くなることでしょう。

特に今年は、「記録的な豪雪」に加え「大震災」の影響などを踏まえ、「これまでの托鉢の有り方を問う良い機会」だと捉えていました。

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そこで今年は、私が布教に寄せていただく3ケ所のお道場さんに依頼し、「托鉢の会所」を引き受けて頂きました。

当日、法中方には、主事の車に分乗してもらい、各お道場さんでは、全員で巡回托鉢していただきました。

各お道場さんの方々は、お忙しい中を温かく迎えて下さり、托鉢では過分のご懇志を頂戴しました。

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この度の托鉢勧財では、市内各家々の皆様、そして、3ケ所のお道場さん、本当に過分のご懇志を頂戴し、誠に有り難うございました。

頂戴したご懇志は、龍川組の教化活動費として活用させていただき、また、ご懇志の一部を被災者義援金にもあてさせていただきます。

皆さん、本当に有り難うございました。

2011年5月 7日 (土)

常朝事

香宝寺さまでは、「常朝事(じょうあさじ)」をされています。

お寺での朝の勤行は当然のことなのですが、なかなかご門徒さんがお寺の朝の勤行にお参りすることは困難になっています。

しかし、こちらの香宝寺さまの朝の勤行は、当番のご門徒さんが朝6時に梵鐘を突き、正信偈の六首引で始まります。

そして、この「六首の和讃」は、住職に続き参拝のご門徒さんが順番で読んでいく「順讃」なのです。

さらに驚いたのは、朝の正信偈の勤行後、当番制でご門徒さんがご法話をされるのです。

今朝のご法話は、若いご門徒さんが「沖縄で出逢った人の力強い生き方に人間の素晴らしさを感じたこと」についてお話しされました。

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ご門徒の皆さんは、朝の勤行後、庫裏で茶話会をしてそれぞれ帰宅されます。

365日、毎日、休むことなく常朝事をされていることを聞き、ご住職の教化伝道に感銘いたしました。

尚、香宝寺さまでは昨年、若院に住職を継職され、第21世住職として頑張っておられます。

ご住職から頂戴した「寺だより(寺報)」には、「大切なものを残し、伝える努力をご一緒に」と書かれてありました。

いのちの根本を見失って、多くのいのちを傷つけ合う現代の中で、本当のいのちの支えになる「お念仏」を、伝えていかなければならないことを痛感いたしました。

このたびは、香宝寺さまでも大変お世話になりました。

有り難うございました。

2011年5月 4日 (水)

お寺は憩いの場

ハワイ温泉近くの香宝寺さまに2日間のご縁を頂きました。

1日目は「降誕会法要(親鸞聖人誕生祝)」です。

法要後には、仏教婦人会の皆さんが中心となり、高齢者を招かれて演芸会を開催されました。

仏教婦人会の皆さん、それはもう芸達者の方々ばかりで、演芸会は素晴らしいショーとなりました。

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お寺は、決して暗く、寂しいところではありません。

お寺は、明るく楽しい場所です。

法要儀式だけでなく、皆が集まって語り合い、楽しむ場でもあります。

香宝寺さまのご門徒の方々の教化伝道の姿に、本当に多くを学ばせて頂きました。

日本のハワイ

鳥取市青谷町の隆建寺さまの書院で休ませて頂いた時、掛け軸の「書」に目が留まりました

この「書」は、ご住職の作られた俳句とのことです。

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秋草を 活け駅長の 朝仕事

この句は、以前、坊守さまを若桜駅(わかさえき)に送りに行った時に、駅長さんが「乗客の方々が少しでも心が和むように」と、草花を活けていた姿を見て、俳句にされたものだそうです。

先輩の勧めでNHK教育テレビの俳句番組に投稿したら、全国から寄せられた多くの俳句の中で「特選一席」に選ばれたそうです。

以来、ご住職はすっかり俳句の世界にはまり、今では地域のご門徒と一緒に俳句を作り、本堂に沢山の俳句作品が掲げてありました。

念仏の 風光薫る 青谷かな (拙者駄作)

隆建寺さまの後は、香宝寺(東伯郡湯梨浜町)さまにご縁を頂きました。

現在は、合併により東伯郡湯梨浜町となりましたが、ここ東伯郡羽合町は、「日本の(羽合町)ハワイ」と呼ばれています。

米国ハワイと姉妹提携している町なのです。

噂では、「役場に勤務している職員さんは、アロハシャツで仕事している」と聞きました。

そんな湯梨浜町の道路には、沢山のヤシの木が続いています。

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何か久しぶりのハワイに来たような感じさえします。

平成3年に「本願寺特別派遣布教使」として、40日間米国ハワイ教区に布教出講したことを思い出しました。

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1日目の宿泊は「はわい温泉 羽衣」です。

宿は「山陰八景のひとつ」と言われる東郷湖に佇む湖畔の宿です。

湖面にくつろぐ水鳥のように、のんびり羽を休め、心もほぐさせていただきました。

早朝、東郷湖には沢山の小船がシジミ取りをしています。

今の時期はシジミ漁が盛んなようです。

もちろん朝食には、シジミのお味噌汁が出ます。

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お宿を後にして、9時より香宝寺さまの降誕会法要が始まりました。