千の風
本日、新井満さんの講演会に行ってきました。
この「新井満さんの千の風になって」は、数年前、友達が悲しみのどん底の時に巡り会い、そして、この歌に、どれだけ癒されたでしょうか。
前日、願生寺ご住職の長田智真師より整理券をいただき、何をさておいてもと、新井満さんの講演会に駆けつけました。
実は、私、新井満さんが「芥川賞受賞の作家さん」だなんて、初めて知りました。
なのに歌手顔負けの歌唱力で、「千の風になって」と「この街で」の2曲を歌ってくださいました。
作者不明の「1000の風」という詩に、曲を付け、レコード大賞の作曲賞を受賞されるまでのいきさつを交えながら、<生まれる>、<生きる>、<死ぬ>ことの意味を語ってくださいました。
生まれるということは、それだけで奇跡のようなもの、そのことに感謝して、あなただけの役割を果たしてほしい。
死は、終わりではなくて、形は変われども、再生するんだ。そして、残していった者を見守る存在になる。
残された者は、泣くだけ泣いたら、亡くなった人の分まで生きることが大事なんだ。
幸せに生きるコツは、楽しみを発見して生きること。そして、一番身近なパートナーを愛することだと、熱く語ってくださいました。
表現は変われども、真宗につながる教えに、形の変わった法座を感じました。
講演のあとの「ゴールデンエイジふくいともんしろちょう」の総勢90人の合唱団の歌もすばらしかったのと、会場満席の約1000人の大合唱も心に響きました。
司会をK坊守さんが素敵になさっていて、客席から声を掛けたくなりました。
天候不順な日に、ほんわか春の日差しを感じた一日でした。 感謝! 合掌
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