坊守日記 Feed

2009年12月22日 (火)

これで一安心

21日、22日は、「自坊」と「実家の寺」の雪下ろしをお願いしました。

いつもの「4名のかって知ったる方」が、本堂の高い屋根に上ってくださいました。

今年初の雪積ではありましたが、4日間降り続いた水分を含んだ雪は、夜の冷気で凍りつき、堅く、重く、屋根にのしかかっておりました。

屋根から下ろすだけでも一苦労なのに、下ろした雪をすかしてまで下さいました。

私も2日間、「休憩の接待」や「お昼の接待」、「その他もろもろ」にかかりきりでした。

雪の峠もすぎ、ここしばらくは、これで一安心です。

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熟練の技は、スゴイの一言です。お陰で今晩はゆっくり眠れそうです。が雪がふるふる 雪   
 雪が降る 雪が降る 煩悩無尽と 雪が降る
  雪が降る 雪が降る 大悲無倦と 雪が降る  木村無相

2009年12月21日 (月)

善知識に導かれ

平成21年3月より、「真宗誠照寺派 本山 誠照寺(鯖江ご本山)」にて、歎異抄の勉強会「歎異抄に学ぶ」が10回にわたって開催されています。

この「歎異抄に学ぶ」は、平成23年(2011年)の「親鸞聖人750回御遠忌法要」に向けた勉強会です。

住職が、この「歎異抄に学ぶ」の講師を、仰せ付かっています。

20日は、「最後の講義」ですので
  ・住職の付き添い?
  ・住職の保護者の心境?
  ・住職がお世話になったお礼?
イエイエ、坊守の私も、「聴講(一番あやしい)に」寄せていただいたのです。

鯖江ご本山の周辺は、とても雪が少なく、「同じ福井でも、こうも違うのか」と、うらやましく思えました。

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勉強会には、夜にもかかわらず、100人以上の受講者で、会場は熱気に包まれています。

最後の講義は、「歎異抄第10条」と「異義の解釈」を約一時間。15分の休憩の後に「質疑応答」。そして、最後に「皆勤賞の表彰」でした。

皆さん、夜のお疲れの時間帯にもかかわらず、眠ることなくsleepy 大変熱心に聴講されています。

そして、61名もの方が、休まずに受講されたことを知り、有り難い限りでした。

スゴイ!

いくら「勉強会に参加しよう」と思っていても、今日の雪のような「突発事故」や「用事」など、本当に何が起こるか分からないそんな中を、皆さんようこそようこそでした。

また、勉強会を支えてくださるスタッフの方々の「気配り」、「お心遣い」には、本当に頭が下がりました。

それは、「会場設定」や「資料作り」など、受講される皆さんの背中を、スタッフの方々の肩越しに見せていただいたような気分になりました。

休憩の時、お茶やお菓子のご接待を受けました。このお菓子がまたすごい。写真をご覧いただいて分かるように、小袋にお菓子が数個入っています。

お菓子を分けるだけでも大変だろうに。そして、これがどれもおいしいお菓子ばかりなのです。もちろん、その場で全部いただいちゃいました。 cake

受講者からの質問で
  ・善知識とは、何?
  ・善知識の人は、どこにおられるの?
との質問に、住職は、
  ・私を仏法のご縁に導いてくれるすべての人や物のことです。
   それが順縁であれ、逆縁であれ。
と、応じていました。

そして、住職は、
  ・歎異抄を今一度、深く勉強する機会を与えてくださり
   命がけ」でお話しする場を提供してくださった皆さんが
   私にとって「善知識」と言えます
と、締めくくりました。

私は、遠方へ布教に出向く住職へ
  いいなー、いいなー、どこへでも行けて
と言うと
  バカ!遊びじゃない
  命がけでお取り次ぎをしているんや
と申す住職です。

坊守の私からも、一言お礼を
  何とか最終回を無事終えられたのも、皆さんの「温かい眼差し」と
  「熱心な聴聞があればこそ」ということが、会場に寄せてもらって
  ヒシヒシと感じることができました。

  ノコノコと妻が同行する講師はいないと思いますが
  宗務長さま始め、関係者の皆さまには、快くお迎えくださり
  もったいない限りでした。

  この場をかりてお礼申し上げます。
  本当にお世話になり、有り難うございました。

私の善知識は、もちろん住職です。なんちゃって happy01


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この「歎異抄に学ぶ」は、「10枚シリーズのDVD」となっています。鯖江ご本山の志納所にて「1枚500円」で販売されています。ご興味のお有りの方は、どうぞ、お買い求めください。

2009年12月20日 (日)

悪夢がよみがえる

4年前の今日、一年最後の常例の日、12月5日から降り続いた雪は、お寺の屋根に1メートル50センチ近く積もり、「積雪に耐えられる限界に近い」というので、急遽、屋根雪を下ろしてもらうことになっていた。

当日は、大雪にもかかわらず、常例の開始時間の前に10人近くの参詣者が、本堂におられました。

その時、「ズシン!」という音と共に、屋根で雪を下ろしの作業をしていた人が、血相を変えて本堂にやってきた。

皆さん、急いで本堂から出てください! 本堂の天井が落ちます!

その声と同時に、天井が弓なりになり、そして、天井が落ちてきた。

私たちは、ビックリして、表へ飛び出た。

屋根雪を、大急ぎで、それこそ命がけで 降ろしてくださったお陰で、お寺の屋根は落ちずに済みました。間一髪のところでした。

「もうあんな思いは、二度と嫌だ」と思って矢先の「今回の突然の大雪」、それも、どうしてまた「常例の当日」なのか。

降り続く雪を見ながら、恨めしく思い、何度も「中止にしたほうがいい」と思ったことか。

しかし、常例を楽しみにされている皆さんの顔が目に浮かびます。

住職と二人、「マッ!なるようになるか」と、開き直ることにしました。

常例の当日は、朝5時からの「除雪作業」や「常例の準備」などに大忙し。

なんとかギリギリまでに参道を除雪し、皆さんをお迎えすることができました。

こんな大雪の中を、なんと11名もの方が、歩いてお越しくださいました。

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本日お参りされた方々は、「雪さえ降らなければ、今年最後のお参りをしたい」と思っていた皆さんの代表であります。

聞く方も真剣なら、話す方も真剣にならざるをえません。今回の常例も、有り難い法縁となりました。

無事、何事もなく帰られる姿を見送りながら、「よかったなー」と、住職とニンマリしたのでした。 heart04

2009年12月19日 (土)

妖精たちの発表会

今日は、月に一度お参りに来てくれる「保育園の生活発表会」でした。

新インフルエンザの影響で、一週間延びたにもかかわらず、この大雪 snow
  ・時間どうりに始まるのか?
  ・車は止めれるのか?
  ・観客はいるのか?
と心配しながら、招待されている私の方も、「明日(20日)の常例法座にこられる方の道を除雪をしなくてはならないし、寺務の手続きの日だし、見に行ってあげたいし」と降り続く雪をうらめしく思いました。

庫裏の除雪は、住職にまかせ、寺務手続きに歩いて行きました。(車を出せるように除雪する方が時間がかかる)

寺務手続きが終わってすぐ保育園に駆けつけると、遅れるどころか、なんと15分も早まっているではありませんか。

保育士さんが私を見つけるなり、「今から始まるところです。急いでー!」の声にホールに入ると、これまた満員御礼じゃありませんか。

すごいの一言です。わが子、わが孫のことなら、何をさておいても馳せ参じます。

明日の常例も、これだけ来てださったらなあ
きっと後生の一大事は、たいしたことではないのでしょう。 coldsweats01

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22人のかわいい妖精たちの「劇」と「歌」でした。歌は、お寺で習った「二本松はじめさんのひとりじゃないさ」です。

この曲を歌ってくれるなんて‥‥サプライズ! これまた嬉しくて、モー涙がでそうでした。

子供たちも「坊守さんが見に来てくれた」と、とても喜んでくれました。

無事に約束を果たし、20分ほどで保育園の生活発表会から帰ってきました。

早めの昼食をとり、本堂前の除雪を2時間で切り上げ、これまた2時間で実家の除雪に住職と行って来ました。

予報で「今晩が峠」と、また出ました。いったい暖冬はどこへいったの?

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明日の常例が心配です。お聴聞に来られた方に何をお出ししようか?そうだ!粕汁にしよう wink

2009年12月18日 (金)

あまかった!

暖冬、暖冬と言っていたら、「雪が降らないもの」と勘違いしてました。

北国のこの勝山で、そんなわけはありません。

昨日から断続的に降りつづける雪は、あれよあれよと40~50センチほどになりました。

今日は、朝から住職とこの冬初めての除雪作業をしました。

4年前の大雪の年(平成18年豪雪)に、やっと買った除雪車のお陰で、作業は午前中で終わりました。

ですが、体が慣れていないので、あちこちが痛み、お互い年を感じたしだいです。

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この画像は、午後、つかの間の晴れ間の一瞬です。

水気を含む勝山の雪は、重く、圧縮されて午前中の半分の嵩(かさ)になりました。

予報では「今晩が峠」とのこと、明日の朝が楽しみ dash で~す。

2009年12月17日 (木)

待たれている身の幸せ

おかげさまで、今年最後の「読み聞かせ」も終わりました。

勝山で恐竜の化石が発掘されだした十数年前、「恐竜博物館を建てる記念に」と、全国から「恐竜をテーマにした作品」を募集し、選ばれた作品が出版されました。

今回の「読み聞かせ」にて、その5冊の中でとても気に入った本を読みました。

  「あ・し・あ・と」
    ・作:尾崎美紀
    ・絵:大西ひろみ
    ・出版社:汐文社
    ・税込価格:1,580(本体価格:1,505)
    ・発行日:1996年10月
    ・ISBN:9784811303192

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最近、年取ったせいか、読んでいてもすぐ涙ぐんでしまう「かよわい私」です。 happy02

本の内容は、かくれんぼが好きな寂しがりやの可愛い恐竜(フクイリュウ)が、初めて得た人間の男の友達との「友情物語」です。


二人だけの秘密の場所での楽しい時間は、
瞬く間に過ぎて大人になって勝山を離れ、
都会で過ごしていた僕は、すべてに疲れ、
ふと故郷、勝山へ戻ってきた。

久しぶりに秘密の場所へ行ってみた。

かくれんぼをしながら
「もういいかい」、「まあだだよ」
そして「もういいよ」を言わずに都会へ行ってしまった僕。

あれから何年たったのだろうか。
あのままに秘密の場所はあった。
思わず「もういいよ」と言ってみた。

すると目の前の大きな山が動いて「みっけ」と
フクイリュウが嬉しそうに僕を迎えてくれた。

「いままで待っていてくれたの?」
「うん、一億三千年ほどでもなかったよ」と
なんなく答えてくれるフクイリュウ。

恐竜が生きていた一億三千年も前から
僕を待っていてくれたフクイリュウ。


待っていてくれる人がいることの「うれしさ」と「喜び」は、感動ものでした。

私は、仏様にどれぽど待たれていたのでしょうか。

それは、どれぽどしびれをきらして、どれぽどはがゆい思いで、待っていてくださったに違いありません。

都合のいい時だけ、思い出したようにお参りする私を、見限りもせず、有難うございます。

今年もいろいろな絵本との出会いに感謝!

2009年12月14日 (月)

間に合った!

やっと雪囲いが完了しました。

住職と二人で時間を見つけて、なんとか本堂と庫裏の通路に、樽木を組んで、すだれを立てました。

やはり二人ですると、「疲れは、四分の一(二人の二乗)」になりますね。

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なんと「今年は暖冬」と思っていたら、「明日の朝には、積雪5~10センチ」との予報です。

ホーンと、間に合ってよかった。 scissors

2009年12月13日 (日)

いのちのうた

一年に一度、この時期に行う「なんでもライブ」に参加して5年目になります。
今年は、総勢7名で出演しました。

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本番前のリハーサルでさえも、バラバラなのですが、なぜか「本番には、うまくハモれる」という「才能のある熟年メンバー」です。

今年の選曲した歌の歌詞が最高 sun
NHK朝ドラの「だんだん」の挿入歌です。


いのちのうた

作詞:Miyabi  作曲:村松崇継

生きてゆくことの意味 問いかけるそのたびに
胸をよぎる 愛しい人々のあたたかさ
この星の片隅で めぐり会えた奇跡は
どんな宝石よりも たいせつな宝物
泣きたい日もある 絶望に嘆く日も
そんな時そばにいて 寄り添うあなたの影
二人で歌えば 懐かしくよみがえる
ふるさとの夕焼けの 優しいあのぬくもり

本当にだいじなものは 隠れて見えない
ささやかすぎる日々の中に かけがえない喜びがある

いつかは誰でも この星にさよならを
する時が来るけれど 命は継がれてゆく
生まれてきたこと 育ててもらえたこと
出会ったこと 笑ったこと
そのすべてにありがとう
この命にありがとう


ネッ! 有り難いご説法を聞いているようでしょ。いつも味わって歌います。

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皆さん、つたない歌を聞いてくださって有り難う だんだん heart04


2009年12月12日 (土)

ゆめみ~れ

12月12日 夜

はたや記念館「ゆめおーれ勝山」の前の公園に、素晴しいイルミネーションが点灯しました。

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この写真では、素晴しさが十分伝わりませんね。残念です。

少し雪でも積もれば、もっと素敵でしょうね。
きっと、デートには、最高でしょう。

ウーン、誰と行くと言うのでしょう? sad

2009年12月 8日 (火)

愛知県西尾市へ

ナーント、海幡組の門信徒推進委員の研修会のお招きで、「手遊び」を披露しに愛知県へ行って来ました。

以前、愛知県の皆さんが西宮寺へお参りくださった時、法座の前にご門徒さんたちと一緒にする「ちょっとした手遊び」や「法味替え歌」を気に入ってくださり、今回、先方の「そのままでいいから」との了解で寄せていただきました。

とはいえ、せっかくの研修会に「手遊び」と「法味替え歌」だけでは申し訳ないので、少し思いを混ぜながらお話しさせていただきました。

住職へのダメ出しは、一人前にする私なのですが、「言う」と「する」のは大違い、「人に伝える」と言うことは大変ですね。

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でも、皆さんのノリの良さにはビックリ、さすがでした。

役員の方が一丸となってお世話されている様子を、うらやましく拝見させていただきました。

このたびのご縁で、「お寺は、みんなで守り、盛り上げ、お参りする所」と、あらためて感じました。

皆さん私のつたない話を熱心に聞いてくださり、そして、身に余るご接待までも受け、本当に有り難うございました。

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