坊守日記 Feed

2010年1月22日 (金)

カキ食えば…

先日、お土産に沢山のカキをいただきました。

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若狭の殻つき牡蠣(カキ)です

カラ付きのカキは何年ぶりでしょうか。若狭の海の幸を悪戦苦闘して料理しました。

毎食、蒸しカキや、焼きカキ、カキ鍋等、カキ尽くしです。

 「カキ食えば、家族団欒 雪の夜」… フフフ 恥カキ

おかげさまで疲れた身体に元気を頂きました。
 あなたの いのちを ありがとう (温泉津 西楽寺さま ひらがな法話へ)

  カキ食うた  カキの いのち 食てしもた
  カキからもろうた  私の いのち
  そう思うたら  お念仏が出てならん  南無阿弥陀仏

2010年1月16日 (土)

甘くは なかった

一昨日の「もう 降らんといて!」の願いも空しく、昨晩から20cmほど積もりました。

ようやく晴れ間が覗いた今日、朝8時から屋根雪を下ろしていただきました。

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今回も、平泉寺の方々のお力を借りました

20日(水曜日)は、拙寺の御正忌。参道を確保するため、屋根から降ろした雪も除雪しなければなりません。

とても人力では無理です。

そこで、作業してくださる平泉寺の方々の他に、「除雪車」と「ダンプ」も手配することにしました。

しかし、この手配が大変でして、勝山市内はどこもそこも、フル回転で除雪していて、空いてる機械などあろうはずがありません。

  勝山市内の除雪の模様は、相互リンクしている「かっちゃまねっと」の
  「雪おろしサンデー 今冬最高の大雪」をご覧ください。

そんな状況の中、ご門徒さんの知り合いに頼み込み、なんとか確保することができました。ナーンと、「ダンプ」は福井市から駆けつけてきてくださいました。

これでなんとかお寺の屋根も安泰です。そして、御正忌に参詣される方も安心してお参りできます。

  いや~、奥さん、前回よりもあったねー
  雪を下へ落とす度に、屋根の上で揺れたよ
  今日、降ろして、ほーんとよかったねー

と言われ、ホッと胸をなでおろしました。

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百人力の除雪車です

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ダンプです 福井からようこそ

皆さんのお陰で、またしばらく枕を少し高くして眠れそうです。

命がけで本堂の屋根に登ってくださる平泉寺の方々、本当に重労働、危険な作業、お疲れさまでした。

ヨーシ 明日も、がんばるぞ! sun

2010年1月14日 (木)

もう 降らんといて!

今朝 起きて外に出たら もービックリ!
玄関先に 私の背丈ほどの、でっかい雪の山がある。

なーんで こんなとこにーー!
と、よーく眺めたら、なんと住職自慢のハイブリット車、エスティマだった。

この冬一番の積雪、一晩で80センチは積もっただろうか。

あきれて もー笑うしかなかった。 happy01 happy01 happy01

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除雪車の置き土産?

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きっと エスティマ です

この2枚、夜の映像では、ありません。今朝の7時に撮ったものです。

今日一日、法務の合間を除雪作業に追われ、2人とも足腰はガタガタです。年を感じずにはいられません。

しかし、先日までの雪とは違って、きめ細かくて、サラサラで、「オッ! これはスキーにもってこいの雪質だなあ!」と、何を感心しているんだ sign02

このまま降り続けると、また屋根雪を降ろしてもらわなくてはならない。

  どうか、もう、降らんといて!
  これ以上降っても、知らんよ! 除雪せんよ!
  いったい 誰のせいで こんな 雪国にきたんよ!

と、30年もぼやき続ける Sちゃん でした。 pig

2010年1月12日 (火)

いこいこサロン

勝山市の西部、北郷町I地区の「いこいこサロン」に行って来ました。最近は、勝山市のほとんどの地区で、このような「サロン」ができています。

地方と言えども、ご近所付き合いが薄れてきている今日です。

ですから、地域の人たちが「お互いに助け合おう! そのために日頃から顔を合わせて、ちょっとした変化も分かるように」また「認知症、寝たきりにならないように、介護予防に心がけよう」と、月1回程度の会合を持たれています。

今日の「サロン」は、「新年会を兼ねての会合」でした。会員は、女性ばかり20数名、そのほぼ全員の方が参加されました。

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まず、「手遊び」から始めました。

いつも感じるのですが、男性よりも女性の方が、「手遊び」に乗ってくださいますし、「手遊びに挑戦してみよう」と思ってもくださいます。

  できなかったら、恥ずかしい
  そんな子供だましなことできんわ!

と、冷たい視線で見られるのは、やはり、殿方です。しかし、私は、知っています。一番「手遊びをやってみたいと思っているのが、殿方である」ということを。

今日は、女性ばかりでしたので、ノリノリ、ホーントに「大初笑いのサロン」となりました。前頭葉を使い、かつ、笑うということは、とても健康にいいようです。

そして、「お寺へも参って、仏法を聞いてほしい」と、しっかり、お伝えすることもできました?‥‥たぶん‥‥伝わったかな?‥‥伝わったと、お・も・う coldsweats01

2010年1月11日 (月)

両天秤のごとく

新成人の皆さん、おめでとうございます。

1月10日は、全国各地で、そして、ご本山(京都、西本願寺)でも、成人式が行われました。

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第58回 本山成人式

 

勝山市でも、市民会館にて1時より式典、その後、2時20分までアトラクションがありました。

勝山市は、数年前より300人前後の方が、成人式を迎えられています。

今年の成人式は、積雪も少なく、天気にも恵まれ、晴れ着での移動も楽そうでした。

そして、女性のほぼ全員が、お着物でした。色とりどりの、それはそれは、すごいの一言では、語り尽くせないものばかりでした。

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お金が歩いているように見えるのは、私だけでしょうか?
(失礼、ご家族の愛情の深さが感じとれます)

 

勝山市長より、新成人の皆さんへの祝辞の中で、次のようにありました。

  成人式を迎えるまでには、れだけ多くの人や物に
  育てられたかしれません。

  これからは、責任を持って行動しなければなれません。

 

本当にそうですね。しかし、「自由には責任」が、「権利には義務」が、両天秤のごとく付いて回ります。

新成人の皆さん、これからの人生、良いことばかりでは、ありません。むしろ、大変なことの方が多いかもしれません。

でも、必ず、「誰かが見ていてくれる」、「守ってくれる」、「助けてくれる」そんな「おかげさま」といえる「人」や「物」があることを忘れないでほしいのです。

そして、新成人の皆さんにも、そういう人になってほしいと願っています。

アトラクションでは、ご両親や、ご家族、先輩、地域の方などからのメッセージを、教育委員会の職員の方や、消費者センターの方が、寸劇を交えて伝えてくださいました。

それは、ほのぼのと、温かいメッセージばかりでした。そして、とても 素敵な 成人式でした

 

百字程度の「新成人の声」の入賞者のメッセージを2つばかりご紹介します。

新成人の声:S氏
 神戸でひとり暮らしを始めてはや2年、勝山を恋しく思う気持ちは、
 膨らむばかりだけれど、まだ帰れません。もっと経験して大きくなって、
 私をいつも温かく育ててくれた大好きな勝山に必ず恩返しができるまで!

新成人の声:M氏
 故郷を離れ、改めて「感謝」の気持ちを持つようになった。
 美しい自然が広がる勝山。大切に育ててくれた両親。
 私は、恵まれた環境で育ってきた。
 ハタチを迎えた今、感謝を行動で示し、故郷に恩返ししていきたい。

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(新成人の一部の方の写真です)

2010年1月 8日 (金)

モチモチ会

毎月7日の夜は、県外から勝山へ来られた方で結成する「クローバー会(通称:県外嫁の会)」の例会があります。

昨日の1月7日は、平成22年の初会合でした。

年が明けて最初の例会では、例年のごとく拙寺で、鏡餅をいろんなバリエーションでいただきます。題して「モチモチ会」です。

お正月3ヶ日で食べ飽きただろうに、みんなで食べるのは「別腹」です。本当によく食べて、喋って、笑った3時間でした。

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磯部焼き、あべかわ、おろしモチ、ぜんざい、ピザ風モチと、お餅ずくしなのですが、味付けや調理法が変わると、これがまた結構食べれるものなのです。

一人住まいのSさんは、普段あまり食べないのに、「おかわり!」‥‥「おかわり!」‥‥「おかわり?」の連続で、当の本人もビックリのようでした。

今月の例会は、お正月休みを利用して、それぞれの実家へ帰省している会員も多く、参加者は少なめでした。

そんな中、この「モチモチ会」に参加するため、車を7時間も走らせ、帰省中の群馬から会場の拙寺へ直行してくれた親子もありました。

子連れで気軽に参加できる会なので、そんな子供さんのため用意しておいた「7つのエラー探し」や、脳の活性化に大いに有効な「手遊び」、そして、芸子遊びの「こんぴらふねふね」などで、大人たちも遊び、爆笑、爆笑の連続でした。

悩みも、病気も、不景気も、みんな吹っ飛んでしまうようでした。

みんなそれぞれ、突っ張って、精一杯背伸びして、頑張って生きているんだなあ。
アッハッハー lovely

特に私のことですが、「肩の力を抜いて、自然体で、ホッと、一息できる」そんな会を今年も目指したいと思います。

みんな「来月の例会までに、手遊び運動できるように練習しよう」と帰っていかれました。ウーーン 来月の例会が楽しみです。 wink

新発見! 脳の活性は、高齢者ばかりではなく、若年層にも必要です。 good

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2010年1月 4日 (月)

帰るべきところ

4日、帰省していた子供たちが、
それぞれの生活の場へと帰って行った。

帰れるところ、そして、待っていてくれる人が居て、
はじめて人は、安心してその場へ、帰れるのだろう。

しかし、「お正月がめでたい」と感じられる人ばかりではない。
むしろ、辛くて、辛くて、しかたがない人だって、時にはいる。

2日、14年ぶりに、故郷へ帰りたくて、帰りたくて、
それは帰りたくてしかたがないのに、事情があって
帰れなかったO君が、やっと勝山まで帰ってきてくれた。

実家が目と鼻の先だというのに、実家に顔を出せないもどかしさ。
懐かしさと、後悔の念で、一杯のO君。

よく、幼いときからウチのお寺に出入りしていたので、
実家ではなく、ウチを訪ねてきてくれた。

O君は、ウチの家族に混じって、鍋をつっついて食べてくれた。
ほーんと嬉しそうに、「鍋なんかー、何年ぶりかなぁ」と言ってた。

ビールも飲んで、ほろ酔い気分のO君。
だが、「いつまでも故郷にいてはいけない」と気になる様子。

しかし、後ろ髪ひかれ、「もう少しでも、
実家の近くにいたい」という気持ちで、一杯なのだろう。

そんなO君に、一夜の宿を提供した。
暖房を入れて暖かくしたのに、「一睡もできなかった」と言うO君。

翌朝、何かに突き動かされるように、故郷を離れていった。
そして、電話口から「一人前にならな、帰れんわ」と寂しそうな声。

  我が故郷、お浄土は、
    えらくならなくても、お土産1つも必要なし。

有り難いことです。

2009年12月31日 (木)

全員集合

年末に、県外で生活する子供たちも帰省し、そして、今年は初孫も加わって「総勢8人」となりました。

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小さい時は、バタバタと騒がしかったのに、今は、かさばってむさ苦しい!
  (ウッ! こんな事を言っては、子供たちから叱られる)

ちょっと昔にタイムスリップしたような語らいや、雪かきを手伝ってくれる子供たちの姿、子供たちがいる食事の風景を見ながら、「よくぞここまで成長してくれた」という「安堵」と「喜び」、そして、「食事作りの疲れ」で一杯です。

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除夜会の空模様は、大荒れではありましたが、除雪のかいもあり、4人の方がお参りになり、無事に除夜会を終えました。

なんとか今年も越せそうです。
皆さん、来年も宜しくお願いいたします。 snow

2009年12月29日 (火)

29日は福?、二重苦?

世間では、「12月29日にお餅をつくと『苦持ち』とか『二重苦』といわれ、縁起が悪い」などと言われているそうです。

お餅に限らず、お正月のお飾りも、「29日を避け27日か28日に飾り、その両日とも都合が悪い時は30日、31日は一夜飾りと言って避ける」などと言われているそうです。

なんでかな?

それはね「苦持ち」も「二重苦」も、「9(苦)が2(つ)く」というだけの「語呂合わせ」に過ぎないのです。

何の根拠もなく、ただ「29日にお餅をついたら、苦が付くからダメなんだって」という「語呂合わせ」が伝わって、「さもありなん」ということになる。

当の「お餅」にしてみれば、まったくもって迷惑な話ですよね。

こんな「語呂合わせ」で言い伝わっている「迷信の代表選手」に、「49日(満中陰)が三ヶ月にまたがるとダメ」というのもある。

これも「始終苦が身に付く(四十九が三に月)」という単なる「語呂合わせ」で、当然、何の根拠もない。

だが、そう言われると、なんだかそんな風に思えてくるらしい。

やっぱり、人から「不幸になるよ」とか「バチが当たるよ」などと言われて、動揺しない人はいないと思う。

先日、迷信なんか気にしないと思われる若い人から、「ミサキさーん、29日にお餅をついたらダメなんだって~?」と聞かれ、驚いた。

そんなとき、私はすぐさま、こう切り換えしてあげる。

  エーーッ?! なにを言うてるん
  29日にお餅をついた方が イイという人も おるんよ
  ホラー「福(2=フ、9=ク)がつく」とも言えるやろ
  おっかしいよねー 
なーんか 矛盾していると思わーん?

  アッラー! ミサキさん ほーんと そーやねえ~

ちなみに、私たちの浄土真宗では、「吉」や「福」を求め、「凶」や「禍」を払うということはありません。

  深く因果の道理をわきまえて
  現世祈祷や、まじないをおこなわず
  占いなどの迷信にたよらない     浄土真宗の教章(旧)より

お聴聞を重ねると、「わずらわされること」と「そうでないこと」がハッキリしてきます。

なんでもないことに、こんなに気をつかい、そして、いかに振り回されているかが分かってきます。

しかし、この「浄土真宗の教章にそって生きる」ということは、なかなか難しいことかもしれませんね。

ですから、来年も聴かせてもらいます。

当然、西宮寺では「吉凶禍福」にとらわれず、29日にお正月用のお餅をつきましたよ。

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ネッ! いいお餅でしょう。 scissors
どうぞ皆さん、お正月にもお参りくださいね。お待ちしております。

2009年12月28日 (月)

23回目の忘年会

先日、忘年会に行ってきました。

上の子供、若院が1歳のころ、住職が吉崎別院に勤めていた関係で、私たち家族は吉崎に住んでいました。

それは、西宮寺に入寺するまでの10年間を吉崎で過ごしたことになります。

ちなみに、長女も、次男も吉崎で生まれました。西宮寺に入寺したのは、次男が2歳の時でした。

そんな「吉崎時代」に、6人の育児仲間ができました。

それぞれの子供たちがよく似た年齢で、子供は子供で遊び、親は親で悩み事や愚痴の言い合いをしながらストレスを発散していました。

そんな「育児仲間」のお陰で、精神的にも、肉体的にもハードな「育児期」をなんとか過ごせたのです。

ある年の暮れ、「私たち主婦も忘年会をしたい!」、「なんで亭主ばかりが忘年会なの?」と、子連れで宴会など行ったことがない母親たちの切なる願いから、「それなら子連れで、それも父親が一緒なら食事の心配もしなくていいし、父親に子守もしてもらえる」ということで、「泊りがけで家族ぐるみの忘年会をしよう」ということになりました。

それから毎年、一度の休みもなく、今回がなーんと「23回目の育児仲間の忘年会」となりました。

この会の発足のきっかけとなった「当の子供たちは」というと、受験や部活などがあって日程が組めず、ここ10年は夫婦のみの出席となっています。

今回、23回目となる忘年会の会場は、吉崎の近くの「北潟湖畔荘」です。育児仲間のほぼ全員が出席してくれました。

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(座をはずしている人あり)

よくもまあこれだけ続いたことと感心します。

職業も、住所も、バラバラなのに、年に一度だけ集まっては、近況と懐かしい吉崎の思い出を語らい、「また来年ネ!」と帰っていく。

そして、「みんな変わらんネー」と言いながら、頭とシワとは、年齢を隠し切れず、お互い重ねた歳を慰め励ましあっています。

でも、いつも「来年こそは、みんなを驚かすほどに若返ってやる」と堅い、堅い決意をするのですが、毎年、忘年会の3日ほど前にあせって「仕方がないか」と‥‥。

みんなと再会して「なーんだ、みんなも一緒じゃーん」と安心するのです。

育児仲間の忘年会は、「いいんだ、いいんだ、これで」と、自分を認められる安定剤のようなものです。

どうか、これからも続きますように。 heart04

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北潟湖の朝焼け