坊守日記 Feed

2010年12月22日 (水)

ノロウイルスに学ぶ

ジャジャジャジャ~ン 今月のハイライト!

今月の始め、家族3人が次々に「ノロウイルス」に感染してしまいました。

昨年は「新型インフルエンザ」が猛威を振るい、「ワクチンの接種待ち」や「特効薬タミフルの効果と副作用」の挟間で頭を抱えていました。

テレビでは、「マスクを求めてありとあらゆる店をハシゴする姿」や「マスク売り切れ」のニュースが頻繁に流れていました。

ですから、「昨年、求め、探し続け、ようやく買ったこのマスクが、きっと今年も役に立つはず」と思っていたのです。

ところが、この時期になっても「インフルエンザの流行」との報道は、あまり耳に入らず、代わって「ノロウイルスが流行」しているとのことです。

そして、我が家でも「流行に乗り遅れてなるものか」とばかりに、次々ノロウイルスに感染してしまいました。

ここ何年と「住職」も「私」も寝込んだことがなかったのに、嘔吐と下痢に苦しめられ、最後は「末っ子にまで飛び火」という悲惨な結末です。

最初、食欲もなく、トイレに駆け込む住職の姿を見ていて
  私も一度でいいから
  食欲が無くて何も食べたくないわー
  なーんてことを言ってみたい
そんなことすら思っていたのです。

その矢先、今度は私が、食欲どころか、一日に数十回もトイレに駆け込み、2日間でなーんと「3キロも痩せた」のです。

この私が「劇的」に、それも「短期間」で「3キロ減」ですよ。こんなこと初めてです。今夏の猛暑でさえ、1キロも痩せなかったのに、奇跡です!

  食べ物を見たくない!
  何も飲みたくない!

そんな「ノロウイルスの症状」ですが、食べずに出すと、こんなにもすぐに痩せられることが判明。

でも、食べないと、元気が出ないんです。気力も薄れ、何もしたくなくなります。

何より、「急激な痩せ」は、顔や胸からこけてゆき、一番痩せてほしいウエストはちっとも変わらず、ポコンと出っ張ったお腹はそのまま残ることも判明。

また、「腹八分目」とはよく言ったもので、「体に一番負担のかからない食べ方」ということも判明です。

この「食べられる」ということが、どんなに素晴らしいことか。「無くしてみて色々なことが分かる」とか「失ってみて、初めて分かるその有り難さ」などといいますが、今回、病んでみて、本当に多くのことを学びました。

  • 一人が病んでも、家族中が病んだ状態になることや、家族の協力、思いやりが不可欠なこと。

  • あれほど「腹8分目に医者いらず」と自覚していたのに、元気になれば「すぐ体調を取り戻さねば」と、卑しく食べてしまうこと。

結局、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」で、4キロ太ってしまいました。やはり、「急激なダイエットはダメ」ということも判明です。

今回の「ノロウイルス感染」で、つくづく「人の身勝手さ」を痛感しました。

しかし、症状が完治するまでの延べ一週間、すべての行事をキャンセルすることなく、なんとかこなしたのは、当に「執念」としか言いようがありません。

皆さんも、まだまだ「ノロウイルス流行中」です。うがい、手洗い、励行ですぞ。あなどってはなりませんよ。そして、どうぞよいお年をお迎えください。

2010年12月21日 (火)

今年最後の常例法座

早いもので、昨日の20日、「今年最後の常例法座」が無事終わりました。

昨年とは打って変わって、足元に雪もなく、素晴らしい晴天にも恵まれ、40人近くの方がお参りくださいました。

法座には、若院が帰山し、住職と共にお取り次ぎさせていただきました。

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住職は、次のようにお取り次ぎしてくれました。

  「お母さん!」と呼ぶのは、子供だけど
  そう呼ばしめているのは、母の働きがあればこそ

  「南無阿弥陀仏」と、私の口が称えているのだけど
  そう呼ばしめるのは、仏さまの働きが届けばこそです。

  親が呼び続けて下さるからこそ、我が口から出てくださいます。

皆さんは、この暮れの押し迫った日に、わざわざお寺へ足を運び、寒い本堂で午前、午後とお行儀をしながら、本当に熱心にお聴聞されます。

その上、お布施をしておいて、帰りに「有り難うね~」、「楽しみなかった~」とお礼まで言って帰られる。

そんなお同行さんに、この私の方が押され、何とか今年も無事に行事を勤め上げることができそうです。

本当に「持ちつ、持たれつ」、「この世は、ご縁の世界」とは、このことなんですね。

きっと、皆さんの後押しがなければ、とてもとても坊守業は勤まりません。皆さん、どうぞこれからもよろしくお願いいたします。

午後のお座には、若院が後席のお取り次ぎをしてくれました。嫁と孫が一緒に聴聞して
くれました。有難いことでした。

私も、久しぶりに「バーバ(祖母)」しました。

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孫は、アンパンマンの靴が気に入り、部屋の中でも脱ごうとせず、走り回っていました。

2010年12月12日 (日)

生活発表会

昨日の土曜日は、今年も「T保育園の発表会」がありました。曇り空でしたが、足元に雪もなく、保育園まで楽に自転車で行くことができました。

それで、「昨年の発表会は、どうだったかなあー?」と記憶をたどるのですが、なかなか思い出せず、昨年のブログを読み直して、もービックリ!です。

日本中が新型インフルエンザで大騒ぎでした。保育園も新型インフルエンザ対策のため、発表会の一週間を延期を余儀なくされています。

そして、延期された発表会は、常例法座の前日です。しかも2~3日前から降った雪の除雪、排雪を繰り返す慌ただしい日々が連続した時期でした。

ウ~ン?・・・・そうだったかなあ~?・・・・そうだったような~?・・・・去年のことが、こんなに思い出せないなんて、なんか愕然としました。

まっ!過去には拘らないことにしているので、気にしないことにします。

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子や孫の晴れの姿見たさに大勢の参観です

今年のお寺に通ってくれる「キリン組さん」は「ジャックと豆の木」の劇の中で、「リコーダー」や「縄跳び」、「でんぐり返し」などを披露してくれました。

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昨年、お寺に通ってくれた「ゾウ組さん」は、「キリン組さん」よりひとつ年長さんですから、高度な「鉄棒の演技」を見せてくれました。

そんな「ゾウ組さん」の演技を見ていて「一年でこんなにも成長してくれるんだなあー」と嬉しい限りでした。

また、劇の中でも手を合わせ「ありがとう」の言葉をちゃーんと言ってくれる園児たちの微笑ましい姿を見て、自然と笑顔もこぼれていました。

そんな園児たちに比べ、「当の私は?」と言うと、物忘れは急激な進化を見せています。でも、「何かひとつでも、成長があればヨシ」としましょう。

ってことで、いいのかな? scissors

2010年12月 9日 (木)

四ツクロの忘年会

一昨日の夜、「四ツクロ(県外出身者の会)」の忘年会がありました。

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忘年会の開始前に一枚パチリ
(この後に来られた方、写ってなくてゴメンナサイ)

この会恒例の「一人一品持ち寄り懇親会」です。一品を用意できない方は、駄菓子でも、果物でも、ジュースでも、なんでもいいことになっています。

しかし、「一人一品」とは言っても、さすが主婦連合です。事前に打ち合わせもないのですが、重なることもなく、腕を振るった色々な手料理が並びます。

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すごい、普段何気なく作る料理でも、皆さんが作ると、自分で作る以上に美味しい。何でこんなに違うのか?

まるで「フランス料理」にも見えます。チョット強引ですけど、まっ、「新メニュー」かのように映り、レシピまで聞いたりしてしまいます。

  ・ラブリー牧場の牛乳とチーズたっぷりのグラタン
  ・北海道の鮭のマリネ
  ・勝山小原のしし汁
  ・たまご工房エグエグのゆめゴーゴーロール

この「ゆめゴーゴーロール」がすごいんです。織物の反物をイメージした長さ55センチもある「超特大ロールケーキ」なのです。

普通のロールケーキの3倍はあり、それで1800円というお値段ですから、これは超お得です!(宣伝しちゃいました)

その他におでん、おにぎり、サンド、フルーツ、ぜんざい、フライ、サラダ、チャイティー、肉巻など、う~ん、まだまだ色々な逸品がありました。

500円程度の材料費でお願いしたのに、皆さんそれぞれ工夫してくださり、どれも魅力的なお料理で、とても豪華な忘年会になりました。

私などは、「これだけの料理を頼めば、いくらかかるだろうか?」と、つい考えてしまいます。

お酒も入らず、ペチャクチャとよく喋り、よく食べ、よく飲み、アッという間の2時間でした。

この会は、それぞれいろんなことがあり、嬉しいこと、悲しいこと、辛いことなどをお喋りすることで消化し、昇華できることを一番の目的としています。

この意味においては、「今年も十分にその役目を果たしてくれた」と言えます。

この会のお陰で楽しく過ごせた?・・・・ 楽しく過ごせそう?・・・・ イヤ、楽しく過ごそうと思います。confident

2010年12月 8日 (水)

みのりの集い

昨日の午前は「福井別院報恩講法要」のご満座に参詣、引き続き午後は「仏教婦人、みのりの集い」に参詣してきました。

私たちが所属する「福井教区龍川組(りゅうせんそ)」からは、4仏婦、36人がお参りさせていただきました。

この「ご満座参詣」と「みのりの集い」への参加は、「龍川組の恒例行事」となっています。

ですが、毎年この時期の福井別院の本堂は、身を切るような寒さで、足下からしんしんと冷え、震えるほどです。

今年も覚悟して、背中にカイロを貼り、完全防備で出かけたのですが、例年になく暖かく、返って上着を脱ぐほどでした。

福井別院の本堂は、仏教婦人の会員560人と、お同行の方々で満堂です。いつもながら、ご婦人方の底力を感じます。

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本堂が広くて、とても一枚には収まりません

午前中のご満座では、「藪内流献茶式」の後、福井教区の各組のご法中方の「宗祖讃仰作法」がお勤まりになり、雅楽も入って厳粛な法要でした。

ご法話は、新潟教区の麻田秀潤師です。親鸞聖人のご生涯を午前と午後、丁寧にお取り次ぎくださいました。

麻田師は、歎異抄第2条の「おのおの十四カ国の境を越えて・・・・」から引用され

    関東の弟子たちは、「命がけ」で京都の親鸞聖人を訪ねます。

    関東の弟子たちの間に、その「命より大切なもの」として受け取られてきた「往生極楽の道」に対する了解に、大きな揺らぎが生じたわけです。

    弟子たちの問いに対して、親鸞聖人は「往生極楽の道」の説明をしたり、解説されるのではなく、親鸞聖人ご自身の「信念」を語られます。

    親鸞聖人は、「ただ念仏して弥陀にたすけられられまいらすべし」との「法然上人の仰せが信念のすべてである」と言い切られます。

いまさら何をうろたえておいでか!
あれほど、お伝えしたのに!

当時の門弟の姿が、今のこの私にダブって感じられます。

また、「84歳の親鸞聖人が、我が子、善鸞さまを義絶されたご心境はいかばかりか」とのお話には、相づちを打ちながら聞き入ってしまいました。

自分よがりな聞き方で、都合のいいようにしか受け取れない私に、「そのまんま、そのまんま」と、微笑んでくださる親鸞聖人のお姿が目に浮かぶようです。

ご法話の後、「コール朋の輪」の皆さんが「ごおんうれしや」、「ありがとう」などの仏教讃歌を歌われました。

なんとも言えない優しい歌声で、心に「ありがとう・・・・」と響いてきました。

一日、仏婦の方々と一緒に、法の水にドップリ浸かることができたことに、やっぱり「ありがとう・・・・」でした。

2010年12月 5日 (日)

見てきました!

先日、ブログでお知らせした「宇野重吉演劇祭2010」の「アラル海鳥瞰図」を見てきました。

公演は、4日(土曜日)の午後2時と午後7時開演、そして、本日5日(日曜日)の午後2時開演でした。

そして、今朝の福井新聞にも、土曜の公演の熱演ぶりが、大きく記事になっていました。

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この福井新聞に載っている「チエミニさん」は、何を隠そう「我らがヨツクロの歌姫」なのです。

チエミニさんは、記者の取材に次のように答えています。

    宇野さんに、「おまえは、真剣に生きているか」と、問われている
    ように思えた。

    生きていることが楽しいと思えるまで真剣に芝居に向き合わないと
    お客さんに思いは伝わらない。

う~ん、チエミニさん、芝居にかけるすごい情熱です。新聞を読んでさらに拍車がかかり、も~楽しみに出かけてきました。

この「アラル海鳥瞰図」は、「上演するには大変難しい」とされる作品です。役者にとっては、力量が問われる作品なのでしょう。

登場人物は、矼麻子、馬倒了、酒井春夏、木下日向子、竹下洸、高良愛、加藤友香の7人で、チエミニさんは、俳優を目指す「高良愛」役で演技します。

物語は、中国人パーソナリティー、高校生、大学院生、普通の人など、それぞれの視線から見た彼の地の過酷な現状が語られていきます。

(高校生の役は、現役の北陸高校の2年生が演じていました)

    中央アジアのカスピ海の東部にあるアラル海は、農業用水の汲み上げにより、以前の十分の一の面積に縮まり、今や枯渇しようとしている。

    同時に、集団移住した民族も、知られずに消えゆくのだろうか。

そういった状況の中で、7人の登場人物それぞれが、アラル海との出会いをモノローグ(独白)形式で語っていきます。

ですから、7人それぞれの独り語りだけで進む「朗読劇」で、登場人物同士が会話する構成ではありません。

そうです。それはまるで空飛ぶ鳥が地上を見たときの風景のようにです。「なるほど、それでアラル海鳥瞰図なんだ」と、やっと理解できました。

本当に7人とも「発声」や「声量」は元より、所作、間の取りようなど、それはそれは素晴らしい演技でした。

何と言っても、我らが歌姫、チエミニさんの演技が一番です。セリフの感じからも、役者としての力量が感じられました。

私などは、「こんな難しい役柄を見事に演じきるチエミニさんが、これだけで終わってしまうのは、もったいないなあ~」と思えてしまいます。

でも、きっと彼女なら、またすごいことに挑戦してくれそうです。チエミニさん、本当にお疲れさまでした。

(肝心のデジカメを忘れてしまいました。当然、撮影禁止なのですけどね)

2010年12月 4日 (土)

永平寺町のサロン

昨日、「歌繋がりのNさん」のご紹介で、永平寺町のサロンへお招きをいただきました。

こちらのサロンは、今年の4月に始まったばかりなのですが、それでも「毎回20人ぐらいの参加がある」とのことです。

これまでのサロンでは、社会福祉協議会より講師を招かれ、健康体操などの講座も開かれたそうです。

今回のサロンは、参加された皆さん、お昼に手作りのお弁当を食べられ、午後1時からの開始予定です。

会場へは、開始時刻の15分前に着いたのですが、皆さん早々と食事の後片付けも済ませ、「今や遅し」とばかりに待っておられました。

もちろん、初めて伺う地区ですので、固くなっていたのですが、そんな私の心境と同様に、参加された皆さんも、ずいぶん緊張されているご様子です。

そんな時は「歌」と「手遊び」で、グッとリラックスしていただきます。

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いかがです?、緊張も解け、とても和やかな雰囲気になったでしょう。

今回のサロンでは、Nさんの伴奏で、「上を向いて歩こう」の替え歌、「前を向いて歩こう」を皆さんと一緒に歌ってきました。

皆さん、お上手でしたよー。

ちなみに、この替え歌は、次のような歌詞になります。
  涙がこぼれないように  →  涙がこぼれてもいいじゃないか
  幸せは、雲の上に  →  幸せは、この手の中に

幸せは「遙か遠い雲の上」や「空の上」にあるのではなく、「すでにこの手の中にある」このことに気づくのが、人は本当に下手なのですね。

皆さん、熱心にお聞きくださり、本当に有り難うございました。またのご縁を楽しみにしています。

2010年11月30日 (火)

除雪車初稼働

昨日の29日は冬型の気圧配置となり、勝山市北部の北谷町では10センチほどの積雪があり、除雪車がこの冬初めて稼働しました。

勝山市内でも「雪起こし」が激しく鳴り響き、まるで地震か何かのようです。

    雪起こし:雪国で、雪の降る前に鳴る雷。冬季の日本海側の地方で
         激しく雪の降っているときや、その直前に鳴る雷のこと。
         また、ブリを誘い出すことから「ブリ起こし」ともいいます。

         日本海側に住む人たちは、夜中でもお構いなしで鳴る
         この雷のせいで、夢うつつから引き離されることしばしば。
           「雪起こしでも 寝ている夫に あきれ顔」

ア~ア、今年は誰に聞いても「この冬は大雪だ」と言う人ばかりです。覚悟せねばなりません。なんともうらめしい冬の空です。

昨日の強風や雨、ひょうにも見舞われた天気とは打って変わって、今日は晴れ間が広がり、初冬の素晴らしい山景色が広がります。

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昨日の寒さで雪をいただいた大日山は、朝日に照らされ、まばゆいばかりです。

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この時期、福井から勝山に向かっての山景色、報恩寺山の白くなったスキージャムのゲレンデなど、本当に勝山はどの角度から見ても素晴らしい山景色です。

こんなにのんきに山を眺めていられるのも、あとどれくらいかなあ‥‥。

2010年11月28日 (日)

大地讃頌

本日、福井室内管弦楽団による「トヨタ・コミュニティ・コンサート in 恐竜のまち かつやま」が、勝山市民会館で開催されました。

この「トヨタ・コミュニティ・コンサート」とは、アマチュアオーケストラ最大の課題となっている「財政難」や「指導者不足」に対応するため、「トヨタ自動車株式会社」並びに「全国のトヨタ販売店グループ」が、各地のアマチュアオーケストラを支援しているコンサートシリーズです。

この「コンサート」は、主に次のような趣旨で、全国各地にて開催されています。

  • たくさんの人に、もっと気楽に音楽に触れてもらいたい
  • なかなかコンサートへ足を運べない方々に、生のオーケストラの演奏を聞いてもらいたい
  • 地元オーケストラを主体に、「市民参加型コンサート」という形で、地域の文化向上に役立ちたい

今年の8月21日に勝山市民会館にて、「かつやまの音楽家のたまごたちコンサート2010」が開催されました。

この企画は、本日の「トヨタ・コミュニティ・コンサート in 恐竜のまち かつやま」で、福井室内管弦楽団と協演できる「協奏曲ソリストオーディション」も兼ねていました。

その時のオーディションで、「4人のたまごたち」が見事合格し、今日がその「晴れ舞台に臨む日」だったのです。

コンサートの第一部では、ピアノ、チェロ、フルートの4人が、見事に、堂々と福井室内管弦楽団との夢の共演を果たしました。

緊張しながらも、若さ溢れるみずみずしい音色が心に響きました。共演を果たした彼女たちの将来は、きっと有望な音楽家になってくれることでしょう。

彼女たち自身の日頃の努力は元より、沢山の人たちのお陰で、このような素晴らしい機会に巡り会えたこと、そして、今日の感激と暖かい拍手を忘れないでしょう。

第二部では、地元の中部中学校、北部中学校の吹奏樂部と、福井室内管弦楽団との共演で、曲目は「行進曲、錨をあげて」でした。

管弦楽器の優しい音色の後で、吹奏楽器の量感のある豊かな音色が加わると、迫力や重層感が増し、さらに一段と生の演奏の素晴らしさを感じます。

本日のコンサートの中で、私が一番感動したのは、「地元合唱団」と「福井室内管弦楽団」、「中学校の吹奏樂部」との共演です。

曲目は、中学校の合唱コンクールや卒業式でよく歌われる「大地讃頌(だいちさんしょう)」でした。

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次の動画は 小平第二中学校3年生による大地讃頌 混声四部合唱の模様です。

この「大地讃頌」とは、混声合唱とオーケストラのための
カンタータ「士の歌」の中の「フィナーレ曲」だそうです。

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地元合唱団は、今日のコンサートのために、地元勝山で活動している「若鮎」、「カトレア」、「ゴスペル」の市民合唱団3グループと、有志で結成された「恐竜のまち かつやま合唱団」で組織されています。

地元合唱団の皆さんは、福井室内管弦楽団と中学校の吹奏樂部の総勢70人近くの伴奏の元、素晴らしい歌声を披露されました。

母なる大地への感謝、讃美の歌詞と、壮大な曲層がホール全体に広がり、崇高で神秘的な気品高い空気が広がり、熱き思いが湧き上がってきます。

本当にこの「大地讃頌」は、いい歌ですね。

そして、「大地讃頌」もさることながら、本日の企画は、このコンサートが目指す目標を見事に達成されたのではないでしょうか。

参加された皆さん、素晴らしい演奏を有り難うございました。

2010年11月26日 (金)

親鸞展

先日、福井市立郷土歴史博物館で、この11月29日まで開催している「親鸞展」を見てきまた。(恥ずかしながら、私、市立郷土歴史博物館は、初めてです)

博物館は、こじんまりした建物です。そんな館内には、真宗10派の垣根を超えて、各地の貴重な「寺宝」や「資料」が展示されています。

展示物は、視覚に訴える「現代的なグラフィック映像」の手法が使ってあり、配置も工夫されていて、見応えがあります。

ただ、展示物の順番が曖昧で、戸惑うところがあったのは、少し残念でした。

私は、せっかくの貴重な機会なのですから、展示物を音声で解説してくれる「音声ガイド」を利用しました。

音声ガイドは、入り口で500円で借りられ、聴きながら鑑賞すると、アッという間に展示物に引き付けられ、より分かりやすかったように思います。

そして、自坊が所蔵する「御絵伝人形(ここでコマーシャル)」で、「親鸞聖人のご生涯の流れ」を把握していますので、展示物を「なるほど、なるほど」と鑑賞することができ、とても値打ちのあった展覧会でした。

来年の1月1日より、日刊県民福井で約1年間にわたり、五木寛之氏の連載小説「親鸞、激動編」が連載されるとのことで、また楽しみがひとつ増えます。

前回連載の、幼少期から青春期までのさまざまな場面を紡いだ「親鸞」は、越後流罪のシーンで幕切れでした。

年明けと共にスタートする「親鸞、激動編」も、そのタイトルからすると、きっと続編があるのかもしれませんね。

朝刊小説「親鸞」も、その続編の「親鸞、激動編」も、挿画は山口晃氏です。

その山口晃氏の描いた「80代の親鸞」が、「親鸞展」に展示されていましたが、私の目には「30代の親鸞」にしか映りません。

やっぱり、それほど遇うべき人に遇い、するべきことに出会えた親鸞聖人は、山口晃氏の描いた「80代の親鸞」のように「活き活きと、若々しく生き抜くことができるのであろう」と感じ入りました。

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福井市立郷土歴史博物館で開催中の「親鸞展」は、あとしばらくで終わりです。

まだご覧になっていない方は、紅葉が美しいこの時期に、ましてや、福井で開催されているこの期間に、ぜひご覧くださいませ。

入館券は、「常設展示観覧」と「養浩館庭園入園料」も含まれています。今なら養浩館庭園のすばらしい紅葉に、まだ間に合いますよ。

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