坊守日記 Feed

2012年3月21日 (水)

彼岸会法要

お彼岸中日の20日、彼岸会法要が勤まりました。

当日は、陽は射すものの、朝方の冷え込みは「氷点下」です。

本堂の寒さも厳しく、早朝よりストーブをつけ、暖めます。おかげで、昼頃には本堂もポカポカと暖かくなってまいりました。

昔から「暑さ、寒さも彼岸まで」などと言われますが、北陸の春はもう少し待たなくてはなりません。

そんな厳しい冷え込みの中、40人ほどの方がお参りくださいました。

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午前中は「自勤」、午後は「リズム遊び」、布教は「S善寺ご住職」に出講いただきました。

午後は、友人のピアノの先生にお願いして「音楽療法を取り入れたリズム遊び」をしていただきました。

先生お手製の楽器を鳴らしながら、その演奏に合わせて音を出す。皆さん、結構楽しそうにされました。

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ご法話では、分かりやすい喩えを交えてのお取り次ぎで、「リズム遊び」と相まって、心を和やかにしてくれます。

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この時期、「卒業」や「入学」、「入社」の季節を迎え、子や孫の「合格発表」、「採用通知」に歓喜している方もおられると思います。

私たちは、「お念仏」という「合格通知」をいただき、「お浄土」への「採用通知」をいただきました。

もう一安心、後はお任せするのみです。 confident

2011年12月27日 (火)

寒波の峠越える?

当地に出されていた「大雪警報」は、昨日の朝に「注意報」になり、昨日の昼には「解除」となりました。

それでも外に出てみると、今朝も新たに40センチほどの雪が積もっています。

  降っては止み、そして、積もっては溶け
    また、降っては止み、積もっては
溶ける

雪も、こんな周期で降ってくれるといいのですが、なかなか自然は厳しいです。

予報では、「年内に大雪を降らせるような強い寒気が入り込むことはない」とのことです。

これで大雪は収束してくれれば有り難いです。

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今日も除雪から1日が始まる住職

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屋根に積もった雪です

2011年12月25日 (日)

本格的な積雪

23日からの大寒波の影響で、ここ勝山でもまとまった雪が降り、今朝(25日)は「この冬初めての本格的な積雪」となりました。

福井県内でも「豪雪地帯」と言われる勝山ですが、それでも「市街地」と「山沿い」とでは、積雪量にかなりの違いがあります。

山沿いでは1メートル近く積もっているようですが、市街地に建つ自坊の周辺では20センチほどの積雪でした。

いくら「降雪の少ない市街地」とは言っても、もうこれは完全に根雪です。そこで今日は、今シーズン初めて除雪機を稼働しました。

今回の雪は、水分を多く含んだとても重い雪でした。長年、除雪機を操作していると「エンジン音」や「排雪量」でも、その「雪質の違い」が分かります。

不安なことに、そんな「大雪につながる強い寒気のピーク」は、今晩から明日の朝までとの予報です。

はてさて明日の朝にはどれほどの雪が積もることか‥‥、気を揉むばかりです。

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今晩の庭の雪の状態です。
降ったり止んだりで沈みましたが、それでも20センチほどあります。

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同じく今晩の庫裏前の歩道の状態です。
左の雪は、早朝に除雪車が道路上の雪を路肩に押し出していった「雪の塊」です。

2011年12月19日 (月)

明るく、清く、美しく

H中学校の研修会を参観してきました。

まず1時限目は、「立志式」です。

この「立志式」は、幕末の福井藩武士、橋本左内が15歳の元服に先立ち、五条からなる「啓発禄」なるものを書きしたため「指針」としたことによります。

これに習い、福井県では中学校の2年生の時に「これまでの自分を見つめ直し、今後の生き方に」ついて発表する「立志式」を行っている学校が多いようです。

昔ならいざ知らず、今「14歳~15歳」というと「まだまだ子供で‥‥」などと思ってしまいがちです。

ですが、今回、子供たちの「立志式」でのスピーチに触れ、そんなイメージはすっかり拭い去られます。

大人のこちらが背筋を伸ばしたほどです。それほど「子供たちの意気込み」は、力強く素晴らしいものでしたよ。

  • いつから大人は、「純粋さ」や「ひたむきさ」、「夢」、「希望」などを失ってしまったのでしょうか?
  • 反対に、「打算的」で「利己的」な心を身に着けてきたのでしょうか?

つくづく「子供たちから元気をもらったり、教わることが多い」と思う昨今です。

それは、1時限目の「立志式」でも肌で感じたのですが、何と言ってもその「極め付け」は、「立志式」の後での「発表会」でした。

その2時限目の発表会では、福井商業高校のチアリーダー部「JETS」の皆さんが、躍動感あふれる演技を披露してくれました。

この「福商チアリーダー部JETS」は、創部3年目にしてフロリダ州オーランドで開催された「2009年全米チアダンス選手権」に初出場し、高校チームパフォーマンス部門(30チーム出場)で総合優勝されました。

そして、今年の3月にも、2位以下に大差をつけて同じく「全米チアダンス選手権」で優勝されました。

そんな本場アメリカの最高峰の大会で「2冠達成」の快挙を成し遂げた皆さんの演技が、H中学校で披露されたのです。

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快挙の主役たち

そんな輝かしい実績を残された皆さんですから、「さぞかし幼い頃からダンスを‥‥」と思っていたら、意外にも「高校生になって初めてダンスをする生徒も多い」とのことでした。

ここH中学校の卒業生であるMさんも、そんなお一人です。

Mさんは、H中学校時代はバトミントン部で、卒業してから福商チアリーダー部に入部されたそうです。

そのMさんも、母校で後輩や、保護者たちが見守る中、華麗にダンスを披露してくれました。

  • 夢ノートに自分の目標や夢を書き綴り、それに向かって努力する
  • 夢は叶えるためにあるんだという強い意志を持って努力する

今回の「発表会」では、そんな「演技に託された大事なメッセージ」が、私の「心」と「体」にも響いてきました。

それは、当に「立志式」にピッタリの「発表会」でした。

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発表会の終盤では、H中学校の生徒もJETSの皆さんから簡単なダンスを教えてもらい、全員で盛り上がりました。

(ウ~ン、私たち大人も、もっともっと頑張らねば‥‥)

2011年12月18日 (日)

嬉しい予報外れ

昨日からの天気予報では、「北陸山間部は50~70センチの積雪」とありました。

この時期、確かにそれぐらい降っても不思議でない積雪量ではあります。

しかし、この冬は、なぜか今まで一瞬の「みぞれ」や「雪」は降りましたが、これまでに市内で積もったことはありませんでした。

このまま雪のない状態が続くとは思ってはいませんが、「ドカ雪だけはごめんだ」と思っておりました。

ヒヤヒヤの一晩でしたが、朝起きて外を見た時の嬉しいこと。積雪は2~3センチほどでした。

嬉しい予報外れでした。

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2~3センチの積雪

しかも、「西日本一」が謳い文句のスキー場「スキージャム勝山」では、天然雪の中オープンしたそうです。

めでたし、めでたし。

2011年12月13日 (火)

バザー&JAZZライブ開催

先日、「四葉のクローバー会(勝山市に住む県外出身者の会) 」で「チャリティーバザーとジャズライブ」を開催いたしました。

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会員持ち寄りの日用品を格安で販売

いろんななご縁から勝山に移り住んでいる私たち会員は、勝山の心暖かい人たちに支えられ、その自然の素晴らしさにも癒され、今日を生かされています。

常々、「そんな日頃の感謝の気持ちを、何か形にして表せないものだろうか?」と、話し合っていました。

そこで「その『おかげさま』の思いが其処彼処へと響き伝わり、さらに太く大きな輪に広がること」を願って「チャリティー」という形で、今回の催しを企画した次第です。

おかげさまでバザーは、盛況のうちに終わり、「売上」と「協力金」の大部分を「東日本大震災救援金」として寄付することができました。

また、ジャズは、県内で大活躍の「社会人アマチュアジャズコンボ Dolabrata(ドラブラタ)」の6人の方をお招きしました。

Dolabrataの皆さんは、ジャズ通な方にも、そうでない方にも、楽しんでいただけるよう歌謡曲、シャンソン、クリスマスソングなどをセレクションされます。

そんなミュージシャンならではの演出の甲斐もあって、華麗な演奏に皆さんは一緒に歌いだし、会場は大いに盛り上がります。

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ジャズライブに聞き入る皆さん

最後に演奏してくださった「上を向いて歩こう」では、会場が一体となり、盛り上がりは最高潮となります。

もちろん、ジャズスタンダードナンバーの演奏もあって、盛り沢山なプログラムで、アッという間の1時間でした。

バザーも、ジャズも、一年の世相を1字で表す「今年の漢字」に選ばれた「絆」を実感しうる催しとなったように思います。

そして、何よりも会員にとっては、たくさんの方々へ「有り難う」を伝えることのできた「素敵な夕べ」となったことです。

皆さん、また盛り上がりましょうね。

2011年11月21日 (月)

11月常例法座

雨が降っては止み、降っては止みするハッキリしない空模様が続く中、11月度の常例法座が終わりました。

そして、私たちが所属する「福井教区龍川組(りゅうせんそ)」内22ケ寺の報恩講も無事に勤まりました。

自坊の報恩講も勤まって、気が付いたら、もうすでに1ヶ月が経っています。

今更ながらですが、月日の立つのが早く感じる年齢になったことです。

今月の常例法座の午後の席には、若手布教使、坂井市のM師にお越しいただきました。

M師は36歳、お若い頃は、某有名劇団で役者をされていたそうです。

そんな経歴をお持ちのM師ですから、とてもハッキリした発音で、しかも大きな声で、終始聞き取りやすいお取り次ぎでした。

そして、M師は行信教校にて、しっかりと宗学の研鑽も積まれた方なので、初めてお聴聞される方でも分かりやすいお取り次ぎだったと思います。

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M師は、行信教校時代に共に仏法を学ばれた方とご結婚されたそうです。

そんな有り難いM師ご夫妻のご自坊が経営される保育園のエピソードを通し、ご讃題の「回向」を分かりやすくお取り次ぎくださいました。

  如来の作願をたづぬれば
  苦悩の有情をすてずして
  回向を首としたまひて
  大悲心をば成就せり

卒園式での園児と園長とのほのぼのとしたやり取りでは、その情景が浮かび、他力による「回向」の意味を、より深く味わわせていただいたことです。

そして、佐藤キナさんの「ひとりじゃなかもん」も歌ってくださいました。

  ただの一人も
  人生をむなしく
  さみしく感じたまま
  終わらすことはしない

  生まれてよかった
  生きてよかった
  死んで意味ある死をいただいた

阿弥陀如来さまの「そう思える人生を送らせる」と誓われた「願い」が成就していることをお聞きかせいただきました。

皆さん、M師のお取り次ぎに、幾たびも、幾たびも頷き、仏さまに寄り添われている暖かさを感じながら帰路に就かれました。

おかげさまで、このたびの法座も、本当に有り難いご縁となったことです。ナンマンダブ、ナンマンダブ。

2011年9月25日 (日)

天高く馬肥ゆる秋

本日、池田町へ行ってきましたよ。

素晴らしい山並みを越え、辿り着いた池田町は、美山町から折立町を経由し、勝山から約一時間強の所にあります。

途中、どこからともなく籾殻を燃やす煙と匂いが、車の中にも漂ってきます。

ウ~ン懐かしい!

私にとっては、幼い頃を思い出す香りなのです。そして、なんとも言えない郷愁を感じさせる香ばしい匂いなのです。

そんな郷愁漂うこの時期は、空気は澄みきり、空がグ~ンと高く感じられ、山々は色鮮やかに目に映ります。

池田町の自然の美しさとも相まって、それはもう「心和む格別なひと時」でした。

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池田町では「そば道場」で一服し、「かずら橋」も渡ってきましたよ。

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この「かずら橋」は、樹木が生い茂る足羽川の上流に架かる「カズラを主材料にして作られた吊り橋」なのです。

そんな「かずら橋」では、カズラで編んだ板の上を歩くのですが、板と板の隙間からは、はるか下の方に川面が見えます。

さらには、歩くたびにユ~ラ、ユ~ラと揺れ、なおさら恐怖感が増し、モ~~スリル満点でした。

こういう体験も、たまにはいいものですね。

2011年9月18日 (日)

王子日校生のご参拝

台風15号の停滞で、今日の北陸地方は高気圧に覆われ、一時晴れ間も見える空模様となりました。

そんな天候にも恵まれた本日、かねてよりお聞きしていた「了慶寺(真宗真宗出雲路派)さま」の王子日曜学校の子供たちが、ご父兄方と一緒にお人形の拝観に来られました。

皆さん、年に一度の「了慶寺親子旅行」に、ようこそ拙寺へご参詣くださいました。

ご一行は、了慶寺ご住職夫妻の引率で、ご父兄方の自動車に分乗してお見えになりました。

そんなご父兄方にも支えられ、続けてこられた「了慶寺さまの日曜学校」は、昨年、平成22年の3月に40年を迎えられたそうです。

日曜学校を定期的に開催し、継続していくことが至難となっている現状で、半世紀近くの歴史を積み重ねて来られたことに、ただただ頭がさがります。

本堂では、子供たちの動作に合わせて、ご父兄方もお参りされます。

有り難いことに、今や「念仏の声を子や孫に」ばかりでなく「子から両親へ、孫から祖父母へ」というパターンも成り立つ昨今です。

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さすがお参り上手

さすがです。子供たちは皆、「お参りの作法」、「仏さまのお敬い」がシッカリ身についていて、感服いたしました。

お参りの後は、いよいよ親鸞聖人のお人形の拝観です。

紙粘土でできたお人形の「かわいらしさ」と「精巧さ」を目の当たりにされ、皆さんから「ウォ~~」というどよめきが起きた時は、こちらまでが嬉しくなります。

子供たちは、お人形とご絵伝との比較など、それはそれは勉強心一杯でした。

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お茶と羽二重餅で一腹

お人形をご覧いただいた後で、「お茶」と「勝山名物の羽二重餅」で、休憩していただきました。

拙寺を後にされたご一行は、「はたや記念館ゆめおーれ勝山」や「福井県立恐竜博物館の特別展」をご覧になり、その後、「平泉寺散策」と盛りだくさんの行程で勝山を満喫され、帰路につかれるとのことです。

了慶寺ご住職の一世代を飛び越え、孫のような日曜学校の子供たちと付き合う「若さ」と「情熱」に、「私もまだまだ頑張らねば」と心を新たにした一日でした。

2011年9月 5日 (月)

三高のお婿さん

最近、実家寺でネズミの被害がひどいんです。

  ・収穫した新ジャガは食べる
  ・モミ殻も食べる

これらネズミの被害は、以前からからもあったのです。

先日、母より「何とかしてほしい!」と訴える、もう悲鳴にも似た電話がかかってきました。

いよいよネズミが台所にまで侵入し、それも母が大好物のバナナまで食べてしまったのです。

  前々から考えていたことだが
  一人暮らし母には、癒しの何かが、必要だ

  これは、いい機会だ、猫を飼おう!
  ネズミは捕ってくれるし、癒しにもなるぞ、一石二鳥だ

住職がそうつぶやいて間もなくことです。

有り難いことに「知人宅に子猫が生まれ、貰い手を探している」との情報が飛び込んできます。

そして、一見、悲惨な状況から「あれよ、あれよ」と話が進み、嬉しいことに「かわいい子猫とのお見合い」が決まったのです。

  ・母が猫を世話できるだろうか???
  ・猫は母に懐いでくれるだろうか???
  ・散歩はいいとしても‥‥餌は???
  ・トイレのしつけは????

などなど、心配事は山とありますが、「なるようになるさ」と見切り発車です。

これまた有り難いことに、知人は「そんな心配は無用」とばかりに、「寝床」から「首輪」、「かご」、「餌」まで用意してくださり、さらには「トイレトレーニング」まで済ませてくださっているとのことです。

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トントン拍子にご縁が整い、婿入り道具と共に、それはそれは大切に育てられ、「三高」のような好条件の揃った「お婿さん(猫)」が来てくれました。

初対面の母も、まんざら嫌でもなさそうな雰囲気で、私たちは一安心です。

猫も、初めての環境にしばらくはビクビクしていたのですが、すぐに馴染んでこのリラックスです。

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とても人懐っこい猫なのです。すぐ足元に絡むように寄ってきては喉をゴロゴロと鳴らし、私たちに甘えてくるので、モーたまらなくかわいいのです。

母性本能をくすぐられたのでしょうか、母もこの世話ぶりです。「そのうち母の寝床に入っているのでは」と想像しただけでも楽しくなります。

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今は、「母と住職、私の3人がかりで猫の世話」というより「猫に遊んでもらっている」といった段階ですね。

やはり、動物たちとの触れ合いは、心が和みますね。

猫は「クロちゃん」と名付けられ、スクスクと育っています。

さて、その後ネズミはどうなったのか?‥‥今のところ、台所に侵入した形跡はないようです。

ネズミは居なくなったのか?‥‥ホーント「クロちゃん効果」がすぐ出たようです。

(ネズミさんごめんね)