坊守日記 Feed

2010年5月14日 (金)

あばさけた?看板

福井からTご夫婦が、「遅れて申し訳ありませーん coldsweats01 」と、看板を取り付けに来てくださった。

昨年、庫裏の塀に掲示板をお願いしてから、神技的(イヤッ、仏伎的とでもいいましょうか)に「もう、報恩講には間に合いそうにもないね」と言っていた矢先に納品されるという具合でした。

掲示板は、寺町の景観にあった素敵なものに仕上げて下さって、不具合があると、夜でもご夫婦でソーッと直してくださっていたりしていました。

ご夫婦の良心的な仕事ぶりに感じ入り、「永代経と報恩講の看板もお願いしよう」ということになり、お願いしてから半年、すっかり忘れていました。

そういえば、住職が「こういう構図で」と、Tご夫婦へ看板のプランを渡していまいた。

そして、看板が出来てきてビックリ!

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思わず「ウワッ!あばさけた(この辺の方言で、どを越して派手な、華美なという意味)」と叫んでしまったほどでした。

もう出来上がってしまったのだから、とりあえず立てておきましょう。

でも、不思議、2~3日見てると、「たいして目立たないよねえ」と言い合っている今日この頃です。

この看板を見て何人の方がお参りに来て下さるでしょうか?・・・

イエ、イエー、きっとたくさん来て下さると思います。

2010年5月11日 (火)

念仏奉仕作業

本日の午後、来る5月19日~20日の永代経に向けて、婦人会の皆さんに本堂の清掃のお手伝いをお願いしました。

空模様は芳しくなく、境内の草取りはできませんでしたが、「ガラス磨き」、「座布団カバーのかけかえ」、「拭き掃除」など、一人ではなかなかできないことをしていただきました。

皆ですると、なんでか楽しく、楽にできるのが不思議ですね。アッという間に2時間が過ぎ、心なしか本堂が明るく感じるのは、気のせいだろうか。

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もちろん、作業後のお茶会が楽しみなのです。ワイワイ、ガヤガヤ、ボリボリと、こちらの方が長いかも。

なにはともあれ、気になったところは、無事終わりました。後は、こまごま寂しく一人でやりますか happy01

今回の永代経では、去年の暮に「ハープと愛読書」で共演したご縁で、「ハープのミニコンサート」をお願いしました。

とても楽しみです。最後の一曲は、仏教讃歌「念仏」を歌と共にお届したいと思っています。

この「ハープのミニコンサート」は、20日の午後1時半からです。皆様のご参拝をお待ちしています。

50年に一度のご勝縁

去る5月9日 さわやかな五月晴れのもと、蓮如上人ご旧跡の吉崎別院で、親鸞聖人750回忌大遠忌並修復慶讃法要が勤修されました。

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当日は、約280人の稚児行列と、多くの参拝者であふれ、近年にない賑わいぶりでした。

私たちも、午後からの法要に若坊守と孫と連れだってお参りしました。

本願寺派即如ご門主様ご親修の法要に、拙寺若院と親戚寺院が出勤されたことが有難く、より法要が身近に感じ入ることができました。

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以前、蓮如上人五百回忌法要の時には、住職とお手伝いをしたことがオーバーラップし、「参拝者には静かな時が流れているけれど、舞台裏は冷汗をかきながら、なんとか無事に終了することだけを願って走り回っていたこと」が思い出されました。

この度の法要も、別院ご輪番、職員の皆様方はじめ、教区を超えて石川教区の江南組、福井教区の阪北組、円陵組などの住職、坊守様方や、門信徒世話方、沢山の方々が、身を粉にして準備開催されたことと思います。

そのご苦労は、「日の目も見ずに縁の下の力で、法要を支えて下さったか」を思い図るとき、ただ、ただ、感謝せずにはおれませんでした。

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尚、ご夫婦で法要記録を始中終に渡って収録作業をされたM氏どの、本当にお疲れ様でした。

2010年5月 5日 (水)

托鉢終わる

この連休には、恒例の「福井教区龍川組(りゅうせんそ)の托鉢」が三日間ありました。

ゴールデンウイークとは、一年間で一番体力を使う時であります。

よく「一日一万歩を歩けば、健康にいい」と聞きます。

何か「健康にいい」という言葉は「不思議な魔力をもっている」ようであります。

毎日、今日の托鉢ぐらい歩けば、きっとなんの運動もいらないと思います。

托鉢は、午前、午後と3時間ずつ歩いて、玄関先でお勤めをしながらまわるのです。

7~8人ずつ二班に分かれて托鉢するのですが、合流して家の中に入れていただき、仏前で全員がお勤めをさせていただくお宅もあります。

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普段の不摂生が響いてきます。「去年はこれぐらいなんともなかったのになあ」と、バロメーターになっています。

今年の托鉢も、住職と交代しながら「まだいけるかも」と、お互いホッとした連休でした。

2010年4月28日 (水)

暴風雨 過ぎ去る

一昨日は、すごい暴風雨でしたね。

  こんな時期に
  こんな荒れ模様なんてどうなんだろう

と、いぶかっていたら、なんと去年の4月26日も、すごい雨風だったんですよ。

  なーんでそんなこと 知っているんだ?

というと、日記を付けているのです。
それがなんと12年目になるというからすごい!

自分で言ってれば、世話ないですね。

実は、その昔から「祖母太鼓判」の「三日坊主」だったんです。

夏休みの作品を始めるのはいいのですが、いつも最後まで続かなくて、ほったらかしになってしまい、いつも祖母が愚痴りながらやってくれました。

祖母の口癖は、「おまえは、なんでも最後まで続かん子やねえ」でした。

  おばあちゃん!見てるか!
  続いているよ!
  12年も日記(5年誌ですが・・・一日5行ですから)

我ながら、こんなに続けれるとは、思っていませんでした。

本当は、やればできる子なんです。(誰かの通知表の批評と一緒)

それよりすごいのは、30年近くなる結婚生活かもね。なんちゃってconfident

2010年4月27日 (火)

仏の子のお参り

仏の子のお参り

4月26日の午前10時、今年も「T保育園のきりんさん組」のかわいい園児がお参りに来てくれました。

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園児たちの来寺は、今年で5年目になります。

毎年4月に初めてお参りにこられ、翌年の3月に卒業を迎える時には、本当にしっかりお話が聞ける態度が、身についているのには感心させられます。

今日は、さっそく「しゅくだい」を出しました。

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学校で出された宿題が、おうちで「だっこ」してもらってくることでした。

最初は、嫌がっていた子たちも、帰ってさっそくだっこしてもらい、得意げに次の日学校へ行くお話です。

4歳児の園児たちも、最初は「えっ~、いや~」と言っていましたが、私が順番にだっこしていくと、嬉しそうに抱きついて来てくれました。

本当は、大人になったこの私が、園児たちに「よしよし、がんばってね」と抱きしめられ、励まされた気がします。

大人なんだから、親なんだからと、「いっぱいやせ我慢をし、かっこをつけてきたな」と思います。

本当に抱きしめられたいのは、「迷えるこの私」です。

仏様にしっかり抱きとられている私でしたね。

子供たちにも、「目には見えないけれど、見守られていることを、今年も伝えていけたら」と、心新たに思ったことでした。

そして、今年も「子供たちの感性の素晴らしさ」を吸収したいと思います。

2010年4月22日 (木)

4月常例終わる

寒暖の差が激しい今日この頃、本日の4月度の常例は、「曇り時々小雨」というの空模様でした。

  天気が良すぎると、畑や、田んぼ、家の用事などが
  気になってゆっくりお聴聞できない
  だから、今日のような空模様の方が、雑念が入ることなく
  お聴聞に集中できていいんです

と言われる。

皆さんの前向きなとらえ方に、教えられることがたくさんあります。

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今回の常例には、勝山市北郷町のサロンの方も、20数名が参拝して下さり、若夫婦も帰ってきてくれ、賑やかに勤めることができました。

2010年4月20日 (火)

筍届く

今年も、田舎より「初の筍」が届きました。

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ダンボール箱にいっぱいの筍と、隅にゆでる時の米ぬかが入っておりました。

何人かの方におすそ分けをし、さっそくゆがき、本日の常例法座に「若竹煮」と「ちらし寿司」に使い、皆さんに召し上がっていただきました。

 ・薄味だと「体にいいねえ」

 ・くどいと「おかずには、これぐらいでないとねえ」

お参りの方は上手に慰めてくださいます。ほめ上手に育てられ、ここまでこれたようなものです。感謝!

2010年4月19日 (月)

旧木下家(勝山市北郷町)が重文に

江戸後期(170年ほど前)の上層の農家が、近代への民家建築の変遷をたどる上で貴重な民家のため、このたびようやく日の目を受け、晴れて「国の重要文化財に指定」される運びとなりました。

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17日、18日に一般公開され、「学芸員の解説もある」というので行って来ました。

なんと「2日間で300人を超える方が来られた」ということで、関心の高さが伺えます。

ちょうど福井工大の教授が来られていて、説明を受けることができました。

黒光りのする欅のつやや、囲炉裏のすすのにおい、数年前まで住んでおられたこともあってか、170年前の建物とは信じ難く、 特に奥の仏壇の間は8畳あり、さらにその奥に4畳ほどの部屋もあり、一間幅のお仏壇が安置されていました。

それは、拙寺のお内仏とは比べようもないほど、立派なお仏壇でした。

当時の人がこんなに仏さまを大切にし、仏さまを中心とした生活を送っていたのかを 知り、感激するとともに「坊を守る私がここまで大事にできているのか?」恥ずかしく身のすくむ思いでした。

当時から脈々と伝わり、受け継がれている教えを、今、私たちが聞かせていただいている不思議を感じずにはいられませんでした。

勝山には、世界に誇る「恐竜化石」や「白山平泉寺」などありますが、何といっても「真宗の教えが大事に受け継がれていること」に誇りを感じて帰って来ました。

2010年4月16日 (金)

明日ありと・・・

あっという間に桜が満開になったと思ったら 雨や寒さが逆戻り、花見どころではなくなりました。

とは言っても、「一風吹けば すぐに散ってしまう花の命、この期を逃しては」と、みんなで夜桜を楽しんできました。

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ヨツクロのメンバーの一人が引っ越しをされるというので、送別会を兼ねて花見をしました。

食べ物は例の如く持ち寄りです。草餅、ぼたもち、おにぎり、若竹煮、春巻き、チキンナンバ、赤飯、つけもの、味噌汁など。

そして、なんといっても、今回の花見の主役は「おでん」でした。

勝山のこの時期は、例年でも寒く、弁天桜通りは九頭龍川の風が吹きあげ、震えながらの花見となります。

これまでは「こんな寒いのによくやるねえ」と横目で見ていたのに、今年は私たちが見られることになるとは。

でも、この日は風もなく穏やかで、ライトアップの夜桜が最高にきれいでした。

夜半の一風で散ってしまう花びらを惜しむように、大切に、大切に、時を過ごしたいと思います。

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