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2010年10月

2010年10月30日 (土)

早くも冬模様

勝山市の「はたや記念館ゆめお~れ」では、福井県内で最も早く冬のイルミネーションが点灯されました。

この「イルミネーション」は、26日(火曜日)に点灯式が行われ、来年の2月28日まで毎日午後5時から午後10時まで点灯されるそうです。

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昨年から始まったこの「イルミネーション」は、合わせて1万個の銀色とブルーのLED電球が、夜の闇に鮮やかに浮かび上がって、とてもきれいなのです。

それは、私がこの「イルミネーション」を写真に収めようとしている僅かな時間にも、同じように写真を撮るために、何台もの車が停車するほどです。

しかし、今朝から市の広報車が、「S町に熊出没の形跡があります。外出にはくれぐれも注意してください」と、市内をひんぱんに巡回しています。

カメラを構えている時にも、その「注意喚起のアナウンス」が流れます。

思わず知らず、私が「これは大変、夜遅くウロウロしていて、熊と間違えられては困るワ」と、同行者につぶやきました。

すると、同行者は、モ~~皮肉たっぷりに、「熊より恐いワ!」と言うのです。

すかさず私は、「うまい!確かにその通り!人間の方がよっぽど恐ろしい」と切り返し、写真もそこそこに急いで帰宅しました。

この「ゆめおーれ勝山の冬のイルミネーション」は、「若いカップルにとって絶好のデートコース」そして「街に多くの人が集まってくれれば」と期待を寄せていたのに‥‥‥チョット残念でした。

2010年10月28日 (木)

伊知地サロン

昨日の午後、勝山市北郷町伊知地(いじち)地区の「いこいこサロン」に行って来ました。

2度目のご縁となる今回は、老人会にも声を掛けられたそうで、30人近くの参加がありました。

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皆さん、脳の活性化を促すための「リラックス体操」も、真剣に、一生懸命取り組んでくださいます。

それは、「この体操で、返ってコリや痛みが出るのでは?」と、心配するほどです。

ですが、そんな心配も無用です。すぐ大笑いの中、お話しを進めることができました。

最後は、「星影のワルツ」の節で歌う「法味替え歌、念仏ワルツ」で、伊知地地区の皆さんとお別れしました。

そろそろ「法味替え歌」の新曲の開拓しなくっちゃ!

でも、これが結構難しいのです。すぐに口ずさめるメロディに、ご法儀がちゃーんと盛り込まれていなければなりません。

自分で作詞できるといいのですが‥‥‥。そんな才能は開花してくれません。きっと「大器晩成型」なんでしょうか?

どなたか「法味替え歌」をご存じでしたら、どうかお教えくださいませ。

2010年10月27日 (水)

久しぶりの休日

一昨日、久しぶりの休みで家族みんなで買い物へ出かけしました。 福井のエルパに行くことにしましたcar
息子のりゅうせいも車に乗っただけで、おおはしゃぎでした。

とりあえず、昼食にしようということで、レストランへ行きハンバーグを食べることに。happy02
りゅうせいは意外におとなしく、一緒にご飯を食べました。

そして、小物や服などを買いにブラブラと回りました。 妻がりゅうせいにジーパンを買いたいというので、子供服売り場へ。
少し大きめのジーパンがあったので、買うことにしました。

なかなか秋から年末にかけては、出かけることができないので貴重な休日を家族で楽しく過ごしましたshine

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2010年10月26日 (火)

ご縁の中で

本日の午後、3名のご婦人が、はるばる西宮市から拙寺へお参りに来られました。

ご婦人方は、S福寺(西宮市、ご住職は元本願寺派総長)さまのご門徒で、このS福寺さまには、住職が長年ご指導をいただき、また、布教でも毎年ご縁をいただいているお寺なのです。

ご婦人方は、S福寺さまで法座がある毎に、一緒にお参りになるお聴聞仲間で、「一度は越前の西宮寺へ」ということになったそうです。

そして、ご婦人方と、拙寺住職との予定が合致し、今日の日となりました。

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ご婦人方は、人形絵伝をご覧になり大変感激され、人形をバックに記念写真を撮っておられました。

今日は、同じ組内(そない)のJ円寺さまの報恩講で、住職が布教で出講しておりました。

ちょうど住職が、J円寺さまのお昼の休憩時間を利用して帰宅したところへ、ご婦人方も来寺されました。

住職が、ご婦人方に寺内をご案内し、慌ただしく、またJ円寺さまの逮夜布教へと出かけます。

私とご婦人方は、「このような機会は、滅多にないこと」ということになり、住職の後を追うようにして、J円寺さまで住職のお取り次ぎをお聴聞してきました。

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お蔭さまで「お勤め」、「ご伝抄」、「お説教」と、この私まで充実した時間を過ごすことができました。

でも、今日の勝山は、すごく寒かったんです。急な冷え込みで、本堂はなおさら寒い気がしました。

秋をゆっくり楽しむ間もなく、冬到来という感じでした。皆さんもお風邪など召されませんよう、くれぐれもご自愛くださいね。

夜はご婦人方と、食事をご一緒させていただきました。(お邪魔虫だったかも)

食事中の話題のほとんどが、「お寺のこと」、「お参りのこと」、「お味わいのこと」のお話しで、感動してしまいました。

なーんと、S福寺さまで毎朝勤まるお朝事には、十数人のお参りがあるそうです。

そして、そのお朝事にお参りされる方の中には、4年間、ほとんど皆勤賞の方もおいでになるそうです。

また、お朝事では、勤行後、ご住職がお経の意味を解説してくださるそうです。

お朝事を欠席してしまうと、その回の内容が分からないまま、お経の解説は先に進んでしまうので、もったいなくて休めなくなるそうです。

すごいぞ、S福寺さま!

現在、S福寺さまのお朝事では、「般舟讃(はんじゅさん)」の「お勤め」と「その解説」が行われているそうです。

お朝事で「般舟讃(はんじゅさん)」を勤めるなんて、すごい!

  ウーーン、近くだったらお参りできるのに‥‥‥
  でもーー、いい格好を言っても、続けるのは難しいし‥‥‥
  モォーー、私ったら何を考えているの‥‥‥

自坊で「般舟讃(はんじゅさん)」をお勤めして、住職に解説してもらえば済むことです。(はてさて、それでも続けられるかな?)

まーー、ご婦人方からお聞かせいただくS福寺さまは、すごいの一言に尽き、まだまだ話題は尽きません。

私は、「残りのS福寺さまの話題は、明日にとっておいて」と、早々にご無礼しました。皆さん、ごゆっくりお休みください。sleepy

2010年10月25日 (月)

比島サロン

本日の午後より、比島(ひしま)地区のサロンに寄せていただきました。この比島地区は、えちぜん鉄道勝山駅のお隣の駅を降りた地区になります。

こちらの比島地区で護持する道場は、「てらふれあいセンター」としても活用されています。

最近、道場の外陣の半分を板張りにされ、台所も設け、より機能的に改築されたそうです。

この「てらふれあいセンター」では、いろいろな会合はもちろんのこと、サロンで集まられる際にも、お参りは欠かさずされるそうです。

お約束した時間より早く到着したのですが、ちょうど皆さんでお正信偈のお勤めをされているところでした。

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皆さん、お正信偈の節もしっかりと、大きな声でお勤めしておられました。

勝山市内のサロンは、ほとんど集落センターで行われます。ですが、本日の比島地区のように「仏さまのある会場」でのお話しは、やっぱり居心地のいいものです。

当然、仏さまのお話しをしないと、返って不自然になってしまいます。もちろん、堂々と仏さまのお話しをさせていただきましたよ。

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元来、「お寺」というものは、「地域の活動の場」でありました。

ちょっと前までは、この比島地区のような形態が、勝山市内のどの地区にでも見られたのですが、今では数少なくなってしまいました。

地域の中での「寺院」や「道場」の重要性、繋がりは徐々に失われ、核家族の中で育った若者は、葬式での関わり位しか持ち合わせません。

長年に渡り紡いできたその「繋がり」が無くなってみて、初めて「素晴らしい形態だったこと」が知らされ、残念に思います。

でも、ここ比島地区の方々は、道場を会場に使えることの良さを知っておられ、そのことを誇りにも思われ、また、それをとても喜んでおられます。

今日のサロンでのご縁でも、招かれた私の方が学ばせていただきました。

サロンの最後は、「ラバウル小唄」の替え歌で「また会いましょう」を歌い、比島地区の皆さんとお別れしてきました。

必ず、あと一度は、お会いできますものね。お浄土で‥‥‥。

2010年10月24日 (日)

本日の法務

今日は、日曜日ということもあり朝から晩まで法務がありました。
午前中は満中陰の法事に行かせていただきました。 7日ごとの逮夜に寄せていただいていたお宅です。
たくさんの親族のかたがおられました。 だいたい20人近くでしょうか。

お経を読んだ後に、法話をさせていただきました。
大変熱心なご門徒で、真剣な面持ちで聴聞しているようでした。

午後からは3回忌の法事を勤めました。
そして、夜は2軒続けてお逮夜に参りました。

忙しい事は大変ではありますが、裏を返せば充実してありがたいことでもあります。
法話をさせていただく機会も増え、いろいろな法事に出させていただく事はいい経験になります。
ふとそう感じた日でありましたcoldsweats01


2010年10月22日 (金)

朝倉氏遺跡

11月度の「四葉のクローバー会の例会」では、「一乗谷 朝倉氏遺跡 探訪」を計画しているんですよ。

そして今日は、その「朝倉氏遺跡」へ、「下見」と「打ち合わせ」を兼ねて出かけてきました。

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気持ちの良い秋空に、最高のドライブ日和です。道路の両脇に咲き乱れる背高泡立草は、黄色が鮮やかできれいなこと、思わず車を止めてシャッターを切りました。

脇三ヶ町のS寺ご住職さまのご紹介で、朝倉氏遺跡保存協会の会長、岸田清さんに発掘が進む遺跡を案内していただくことになりました。

岸田さんは、昨年6月に開かれた全国植樹祭の実行委員としても活躍され、何より「朝倉氏遺跡の名物ガイド」として名を馳せておられる方です。

本日の打ち合わせで、そんな岸田さんに、一時間半をかけて四葉のクローバー会のメンバーの遺跡案内を引き受けてくださることになりました。

遺跡へは、岸田さんとの打ち合わせの最中にも、次から次とバスが入ってきます。

観光客をテキパキと誘導される岸田さんの姿は、活き活きと輝き、「青春真っ只中」という感さえありました。

好きなことをしている時、また、人に必要とされている時は、自ずと輝きが放たれるのでしょうね。

岸田さんに遺跡をご案内いただく当日が楽しみです。

岸田さんとは用件のみで失礼し、その後、S寺ご住職さまの案内で、遺跡のぐるりを一巡りしてきました。

一乗谷の一番奥深くまで行くと、佐々木小次郎で有名な一条滝があります。佐々木小次郎は、ここ一条滝で「燕かえしを編み出した」と言われています。

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お馴染みの「唐門」です。豊臣秀吉が再建した門だそうです

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植樹際のメイン会場で、天皇両陛下が立たれたところです。

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遺跡のすぐ隣の東郷の町並みも見てきました。この「東郷地区」は、「まちおこし」でとても頑張っておられる地域です。

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ふと立ち寄った酒造店のおかみさんの溢れるばかりの笑顔に、ついつい話も盛り上がり、勝山の地酒「一本義」の新酒完成まで話が及びました。

本当にこの「東郷地区」は、居心地の良いところで、またゆっくりと散策したい場所です。

報恩講の疲れも癒された「朝倉氏遺跡の下見と打ち合わせ」でした。

S寺ご住職さま、ご案内を有り難うございました。おかげさまで、11月の例会当日が待ち遠しい限りです。

2010年10月21日 (木)

報恩講を終えて

ブログを書くのが遅れましたが、20日に西宮寺の報恩講が無事勤まりました。
私も法要の準備や、外陣で雅楽を奏楽したりといろいろとさせていただきました。
今年は、本山で式務部に勤める従兄弟が出勤するということで、声明も雅楽も賑やかになりました。happy02
私はまさかの主管になってしまい、難しい曲目ということと、未熟な腕前だったのでかなり失敗して迷惑をかけてしまいました。weep
まだまだ、練習が必要だと反省しております。

私の息子も1歳を過ぎて、歩き回れるようになり、最近では手を合わせてお参りができるようになりました。
まだわけもわからずやっているんでしょうが、仏壇の前や仏様の前に行って手を合わすのを見ていると、嬉しいなあ、ありがたいなあと感じます。

この10月から年末にかけて、どこのお寺さんでも報恩講が勤まっています。
私は今勤めているお寺で、たくさんの報恩講に出勤させていただいています。

たくさんのご門徒と、そして家族と共にお念仏をいただいて喜んでいけるのも、親鸞聖人がおられたからであります。
毎年のことではありますが、一年一年、報恩講を大切に勤めていきたいと思います。happy01

2010年10月20日 (水)

報恩講終わる

本日、今年度の報恩講を申させていただきました。

あいにくの曇り空でしたが、暑くもなく、寒くもなく、絶好のお参り日和でした。

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法座の度に「お参りがあるだろうか?」と心配するのですが、90人近いお参りがあり、報恩講は賑やかに勤まりました。

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孫と甥も、お聴聞?してくれました

お斎(おとき=食事)は、婦人会の皆さんの協力で、今年もおいしく出来上がりました。

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この「お斎(おとき)」では、「すこ」、「ずいきの胡麻和え」、「あずき」、「そうめんかぼちゃ」など、報恩講ならではの「独特な一品」も健在です。

お参りされた皆さん、おいしそうに召し上がっておられました。

これまで2日間の報恩講法要だったのですが、今年から1日に凝縮したので、効率良く準備しておかなければ、次の段取りが間に合いません。

そんな今年の報恩講では、いろんなハプニングはありましたが、参拝者からの「良かったわー」との感想は、私の何よりの癒しとなりました。

報恩講のお取り次ぎは、本願寺派布教師で、滋賀教区のF師です。西宮寺へは二度めのご縁となります。

F師は、「ご和讃のおこころ」を優しく、丁寧にお取り次ぎくださいました。

沢山の方のお陰さまにより、今年度の報恩講も無事に申せました。

皆さん、本当に有り難うございました。

2010年10月18日 (月)

運動会日和

勝山市では、10月の第3日曜日に、市内の9地区で一斉に「町民運動会」を行っています。

昨日に開催された「町民運動会」は、さわやかな秋風も吹き、日差しも優しく、暑くもなく、寒くもない1日で、「運動会に最適」の素晴らしい秋日和でした。

ここ「中後地区の町民運動会」では、私たちは「本町チーム」として組み込まれ、10チームを2ブロックに分け対戦します。

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私も「本町チームの◎十代の代表」として、400Mリレーに走りました。

20日に自坊の報恩講を控え、ねん挫や怪我はご法度です。前日に走り込み、準備は万全で臨み、無事に自分の役目は果たせました。

結果は、やっぱり「その時次第」ですものね。でも、「思い」は「力」につながるものですよ。

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この「◎十代」はあと数年ありますが、「◎十代の前半」と「◎十代の後半」では大違いです。

そんな年代の私にとって、「あと何年運動会で走れるか」が、「健康のバロメーター」なのかも知れません。

来年も走れるよう「思い」をしっかり持ち、「力」につながるよう精進します。

運動会で役員の方々は、「選手の選出」に相当な難儀をされます。本当に役員の皆さん、お疲れさまでした。

今日だけは、あまりの賑わいに、熊もなりをひそめていたようです。