坊守日記 Feed

2010年9月 9日 (木)

晩夏プチ花火大会

ヨツクロ(県外出身者の会)の9月例会は、花火の残りを持ち寄って花火をすることになりました。

こんなことでもなければ、花火なんて考えもつかない事でした。

台風の影響で、かえって河原に涼しい風が吹き、花火の煙も風に飛ばされ、ほーんと花火日和でした。

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今月の例会も、やはり子供連れの方が多く、長く暑い夏休みが終わり、ホッと一安心のようです。

そして、「みんなの顔も見たいし‥‥」ということになり、賑やかな例会となりました。

意外と残り花火も多く、子供たちは大喜び、いえ、中にすこぶる喜んでい大人が何人もいました。

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三国花火、勝山花火に負けないぐらいきれいでした

この花火とともに、残暑もすっとんでいきますように!

ご心配なく、風は秋を感じます。いつの間にか、今度は「寒い、寒い」と愚痴を言うんですが‥‥。

2010年9月 8日 (水)

坊守移動教室

台風9号の直撃の中、「平成22年度 寺族婦人移動教室」が、雛川組(すうせんそ)のK覚寺様を会場に参加人数100人で開催されました。

この「寺族婦人移動教室」は、その年度に会長をされている組(そ)が会場となり、持ち回りで行われています。

年々参加数も増え、ここ数年は100名前後の坊守さんが参加され、福井教区の約400ケ寺中、その4分の1が参加というのですから、大変な行事です。

組(そ)をあげての受け入れ態勢や、行事の内容などに頭を痛められたことと思います。

坊守としていろいろな行事で経験済みとはいえ、その道の人ばかりが集うのですから、緊張もひとしおと思います。

しかし、参加していつも思うことですが、組内(そない)で一致団結し、協力しておられる様子に感銘を受けます。

今回も細かいお心配りやご配慮をいただきました。そして、行事の内容がことさら心に響きました。

終わってしまえば、「なーんだ、そんなに心配したこともなかったなー」と思うのですが、何かと取り越し苦労をするものです。

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ご覧くださいこの人数
今日は4ケ寺に1軒、坊守さんがお留守です

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開会式での献花献灯の模様です

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記念法話は、真宗出雲路派のF師です。ご講題は「もののみになる」でした。

    「もののみになる」は、言葉の区切りの仕方で、
    意味がまったく違ってくる。

    「物のみになる」では「心はないんですか?」と
    間違って解釈されてしまうことがある。

    「もの(人=私)」が「み(実=仏)」と成る。
    その教えが如来の本願なんだ。

    私が仏となることが「もののみとなる」こと。
    いのちの極み、生まれ甲斐であった。
    そのことを知らされることが聴聞である。

F師は熱く語ってくださいました。

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午後からは、はぐるま太鼓の演奏がありました。

はくるま太鼓の説明は、6月27日のすこやかフェスタでも書きましたが、S嘉代子さんが、非行少年たちを引き取り、更生の手立てに和太鼓の演奏をされています。

6月に勝山に来られた時もSさんが、子供たちのいろいろを語られ、演奏を一曲という風にされましたが、今回もその形は変わりませんでした。

ですが、今回はSさんの話の内容が違いました。

会場がお寺ということもあってか、安心して聞いてもらえると思われたのか、ご自身の生い立ち、離婚のこと、二人の娘さんのこと、自殺しようとしたこと、なぜ子供たちの世話をすることになったかなど、込み入った内容を語ってくださいました。

そのお話を聞き、こんなにも熱心にされている訳が納得できました。

納得はできても、真似はできないほどのすばらしいことをなさっています。

    それをこの子たちから教えられ、
    生きる勇気とエネルギーをいつも貰っているいる。

    子供によって光らせてもらっている。
    だから続けてこれたんだ。

と言い切られることのすばらしさ。

子供たちの演奏は、決して上手くはないけれど、ありったけの心を込めて生きたいんだ!という叫びを聞いてほしいと言われました。

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本当に力強い、魂の叫びを、耳だけではなく、体で聞かせていただきました。

自分を傷つけたのは、両親だと思っていたのが、これだけ思ってくれてるのは、両親しかいないと、また仏とも思えたことなど、本当にありがたいご法話を聞いた思いでした。

今日一日、何の心配もせず、法の水にどっぷり浸かった事でした。

台風も心配したほどでもなく、かえって涼しく過ごせました。感謝!感謝!

本当に雛川組の皆様、お世話になりました。有難うございました。

2010年9月 6日 (月)

遠方より朋来る

4日から5日にかけて、埼玉県より住職の親友の家族3人が、初めて西宮寺を訪ねてくださいました。

私たちがこの空き寺に入寺した夏に、子供3人(この時は3人、現在は4人)計5人という大人数で、こちらの家へ泊めていただき、ディズニィーランドへ行ったことが昨日のことのように思い出されます。

当時、よく似た年齢の子供3人を抱え、よくまあふたつ返事で泊めてくださったことと、今更ながら感謝することです。

今なら身軽に行ける状況にあるのに、当時下の子が2歳半で、一番手がかかるときにわざわざ行かなくても思うのですが、そんな時は「無性に行きたい」、「子供に見せてやりたい」という気持ちが起こるようです。

疲れて帰ってくるのですが、何か大仕事をしたような満足感が得られるのです。子供というものは、とてつもないパワーを与えてくれるようです。

したがって、子供が成長した今、ディズニィーランドへ行こうなんて発想すら出てきません。不思議ですね。

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当時3歳だった娘さんとご夫婦
人形で親鸞聖人のお勉強です

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なんとタイミングよく住職も3日の夜中、北海道の法耕の旅を終えて帰って来ました。

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ご夫婦は、二人とも誕生日が9月5日という仲のよさ、娘さんからの誕生日プレゼントで、この度の家族旅行となったそうです。

なんともうらやましい限りです。そうと聞いていたので、近くの居酒屋さんでちょっとしたサプライズ!

プチ花火がきれいでした。とても喜んでもらえました。

ご主人と私とは、私たち夫婦が付き合い始めた頃から紹介されていたので、う~ん34~5年前からの付き合いになります。

ですから、当時から「し~ちゃん」、「○○ちゃん」という間柄で、当然、当時の馴れ初めから、その他もろもろの話まで、次から次へと話は尽きません。

楽しいひと時を過ごしました。遅くまでお疲れのところ、申し訳ありませんでした。ご家族は宿泊先のホテルへ。

翌朝8時、ゆっくり勝山観光と思っていた住職ですが、愛知方面へ10日間の法耕の旅へいつものように「後は、頼む paper 」と出かけていきました。

その後、ご家族は、埼玉まで9時間かかるというので、名残惜しくも再会を誓って帰路に着かれました。

「また 来てくださいね! 今度は、彼氏を連れて来てね」

あれよあれよと、一人残され、思い出しながらニンマリしております。

そして「今度は、私たち夫婦で、のんびり旅ができればいいなあ」と一人つぶやいているのでした。

2010年9月 2日 (木)

富良野、丸かじり

住職は、フェリーでの移動を入れ、2週間の北海道布教伝道中です。

その住職より、2種類の「富良野の朝採りとうもろこし」が送られてきた。

いつも携帯から「何々がおいしかった」という話だけを聞かされ、指をくわえているだけの家族への心遣いです。有難う住職!

初めて見る「ホワイトコーン」。ピュアホワイトと言うらしい。生でも食べられるそうです。そして、見慣れた「イエローコーン」もあります。

さっそく調理した。電子レンジで加熱する方法も書いてあったが、やはり古典的な方法で、沸騰したお湯に塩を加え、薄皮を2~3枚残した状態のとうもろこしを入れ、5分程度茹でる。

この方法だと「甘味を逃すことがない」というだけあって
   ・フルーツのような甘さ
   ・プチットはじける新鮮さ
   ・粒の皮がやわらかく、クリーミー
   ・並びが均一で 先端まで入った実
が堪能できる。    

しかし、如何せん、歯の隙間に詰まるのは、どうしようもない。(年を感じる今日この頃です)

そして、「う~ん、ここまで言ったら、また届くかも」などと思っていたら、なんと、本当に「富良野とみたのメロン」が送られてきました。

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映像だけで申し訳ありません。でも、まだ食べごろが4~5日後で、今しばらくはお預けです。

北海道フェアーが人気があるのが分かります。

自坊に居ながら、富良野をまるかじりできて、モー満足なし~子でした。

2010年9月 1日 (水)

光と影の世界展

福井市での会合の後、せっかくここまで出てきたので、福井市美術館へ足を伸ばし、藤城清治さんの「光と影の世界展」を見てきました。

ちなみに、勝山市から福井市へは、車で約50分ほどかかります。

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この「光と影の世界展」の会期は、8月15~9月26日までです。

影絵がこんなに色鮮やかで、幻想的な世界ということに驚きました。

藤城氏は現在86歳、全国各地で影絵展を開催し、精力的に活躍しておられます。

慶応大学経済学部在学中に油絵から始まり、人形劇と影絵劇の創作、そしてテレビ番組「木馬座アワー」の人気キャラクター「ケロヨン」は有名です。

今回の展示作品は、初期影絵の白と黒のモノクロ作品から、近年制作された新作や油彩画、水彩画、壁画のレプリカやその壁画の下絵となるデッサン画など、200点以上が展示されていました。

藤城氏のモチーフであろう人の横顔と大きな目、動物、木、童話の世界その細かい切り口や色使いがすばらしいです。

モノトーンの作品もいいですが、よりカラフルな色の作品は、現実を離れメルヘンチックな世界へと引き込こんでくれました。

また、鏡を使い、幾重にも広がる世界も、おもしろかったです。

一番驚いたのは、各地で展示会をされていますが、必ずご当地の作品を作っておられることです。

今回の福井での展示には、蕎麦屋、酒屋などのデッサンの他、なんとこの8月の4~5日にかけてデッサンし、15日に間に合わせられたのでしょう、力作の「東尋坊」が展示されていました。

暑い暑い中、汗だくだくでデッサンしたことが、書かれていました。

東尋坊の崖っぷちに、何匹もの恐竜が描かれ、それがとてもマッチしていて、1億数千年もの時を超え、今もそこに恐竜がいるような不思議な感覚になりました。

どれだけ説明しても「百聞は一見にしかり」です。一度見る価値は、十分ありますよ!

まだの方、行って見られてはいかが?

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2010年8月29日 (日)

大野組お待ち受け

本日、8月最後の日曜日、猛暑が続く中、1200人以上の参集者を迎え、「親鸞聖人750回大遠忌 大野組(おおのそ)お待ち受け法要」が行われました。

お待ち受け法要の記念講演には、「法話楽団・迦陵頻伽が出演される」ということで、知人6人をお誘いして行って来ました。

  ・会場:おおのまちなか交流センター(旧有終西小体育館)
  ・時間:1時半~5時Photo

会場に入ろうとすると、日頃何かとお世話になり、今回の法要の整理券を融通してくださったM氏とバッタリ出会い

そして、会場に入るなり、お待ち受け法要でトーンチャイム(右の写真)を演奏されるM女史とバッタリ出会い

はたまた、空席を探していると、会場の下見をされていた法話楽団の主宰者、西脇顕真師とバッタリ出会いました。

次々に知友の方々と遭遇し、よくよくのご縁に、法要の盛儀を予感しました。

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この夏は、モ~~あの手、この手で、厳しい暑さ対策に苦慮しておりましたが、有り難いことに、会場は寒いほどの冷房の効きようです。

偶然にも、羽織るものを一枚持って行ったのは正解でした。
Photo_2おかげさまで、気持ちよくお聴聞できました。

1時半より、大野組(おおのそ)の組長(そちょう)、誓念寺ご住職の藤井道明師によるご挨拶に続き、福井教区雅友会会員による雅な雅楽の演奏のもと、勤行が開始されました。

微力ながら、拙寺の若院も、篳篥(ひちりき=縦笛の一種=右の写真)でお手伝いです。

雅楽の音色もさることながら、導師や法中方の趣向を凝らした入場など、特に舞台演出が印象に残る素敵な法要でした。

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親バカで、若院の演奏する姿を撮ったのですが、ステージまで遠いのと、会場が暗いのとで、ハッキリ分かりませんが、中央で演奏しているのが若院です。

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勤行の後、いよいよ「法話楽団・迦陵頻伽」による講演です。

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今回の講演では、ご法話1名、演奏者3名の計4名です。

講演では、童謡などの馴染みの歌を交えながら、優しく、分かりやすく、仏さまのみ教えをお取り次ぎくださいました。

いつもながら、西脇師のささやくような甘い声と、伴奏、ハーモニーが、なお一層の臨場感を醸し出し、心に染み渡ってきました。

    南無阿弥陀仏という仏さまの名を呼ぶのは、この私だけど、
    呼ばせるのは、仏さまの慈悲の深さであります。

    そして、愛を注いでくださる方の名前を、呼ばずにはおれないのです。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

おかあさん
作詞:西條八十  作曲:中山晋平
おかあさん おかあさん
おかあさんてば おかあさん
なんにもご用はないけれど
なんだか呼びたい おかあさん

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

今回、この「おかあさん」は、歌われませんでしたが、当に「この『おかあさん』の歌の世界」なのであります。

今回も、迦陵頻伽の皆さんは、野口雨情の歌をたくさん歌って下さいました。

その中でも、「シャボン玉」の歌からは、「命の儚さ、愛おしさ、だからこそ精一杯飛ばすんだ。生きるんだ」という強いメッセージを感じました。

迦陵頻伽の歌と演奏は、会場と一体となったすばらしい講演でした。

講演の後、大野組(おおのそ)内の保育園児達、約80名による「仏教讃歌」や「童謡」など、5曲の歌の披露がありました。

もみじのようなかわいい手が合わさり、「のんのさま」を歌う姿に、思わず合掌したことです。

園児たちを引率してきた保護者の皆さんにとっても、またとない仏縁となったに違いありません。

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この度の法要の締めくくりは、もちろん、恩徳讃です。

大野組(おおのそ)の仏教婦人会の有志が、この日のために日々トーンチャイムの練習を重ね、いわば「一年間の総決算」とも言うべき「恩徳讃の演奏」です。

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仏教婦人会の皆さんが奏でるトーンチャイムの、その柔らかく響く、美しい音色は、モーそれはそれは素敵で、すっかり身も心も癒されました。

今回の法要で、近頃、何でも簡単に、楽なやり方でことを済ませる風潮になりがちですが、「みんなでことを成し遂げることの素晴らしさ」、ひいてはそれが、「人に力を与えることに繋がる」ということを、改めて教えられました。

本当に法要の関係者の皆様、お疲れ様でした。

2010年8月27日 (金)

福井教区 少年の集い

年に一度、夏休みの時期に合わせて開催される「福井教区 少年の集い」が、今年は勝山を会場として開かれました。

この「少年の集い」は「イベントをメインにした行事」なので、まず「イベント会場の近くのお寺で開会式を勤め、それからイベントを楽しむ」という行程になっています。

なんと、今年は「勝山を会場に」ということになり、我が西宮寺が開会式の会場を仰せつかり、それからイベントの恐竜博物館へ直行という計画です。

それで「住職は?」というと、いつものごとく「坊守よ、私の留守中のことは、頼むな!」と、北海道へ法耕の道中です。

私も「開会式だけなら‥‥」と、気楽に考えていましたが、参加者が110名もあります。(聞いてないよう~)

  • この小さな本堂に110名も入れるの?
  • 暑い時に本堂はサウナ状態になるのでは?
  • 博物館へ行く前に熱中症になるのでは?

などなど、小さき心を、か弱き心を、痛めておりました。

やはり「少年の集い」の当日も、すこぶるいい天気です。天気予報では、「今日も洗濯物が外で乾くでしょう」などと言っています。

思わず、「そんな悠長な暑さじゃないでしょ!」と、天気予報にツッコミを入れてしまいました。

ともあれ、準備万端(?)整えて、子供たちの到着を待ちます。

9時30分からの開会式に間に合うように、遠くは若狭から6時半に出発してきた子供もいます。

本堂の引き戸を全部取り外した甲斐もあって、風通しが良くなり、また、間口も広くなり、100人以上の子供たちがスムーズに入ることができました。

おかげさまで、開会式を定刻に始められ、みんなで礼拝の歌をお勤めし、ご輪番よりご挨拶を頂きます。

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さすがです。子供たちは、それぞれの日曜学校で経験済みですから、作法や、お勤めなどは慣れたものでした。

開会式は、40分ほどの短い時間でしたが、この西宮寺の本堂で福井県中から集まった子供たちと会えるなんて、またとない機会です。

きっと、子供たちの記憶に残ってくれることでしょう。

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今回の会所となった西宮寺を代表し、私は手遊びも交えながら、子供たちに挨拶をしました。

無事に開会式も終わり、子供たちは、お楽しみの恐竜博物館へ出発です。

現在、恐竜博物館では、「10周年記念展 アジアの恐竜の幕開け」と題して、いろいろな展示がされており、興味深いと思います。

お昼は、バーベキュー施設で、なーんと焼き鳥を焼くそうです。本当に引率のご住職、坊守様たちご苦労様です。

子供たちは、きっとこの暑い夏の焼き鳥の味を忘れないでしょう。熱中症に気を付けてね!

2010年8月26日 (木)

念仏奉仕

8月26日は、「龍川組(りゅうせんそ)の仏婦の行事」で、福井西別院の清掃と聴聞の集いがあり、参加してきました。

市民との協働による存続に向けた取り組み「乗って残そう越前鉄道!」の実践も兼ね、勝山駅から仏婦の皆さんと朝8時3分の電車に乗り込み、ワイワイ、ガヤガヤと元気に出発です。

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別院に到着したら、すぐに「讃仏偈」の勤行。勤行の後で、ご輪番さんからごあいさつをいただき、「いざ出陣!」です。各自持ち場に別れました。

清掃は、「本堂チーム」、「別院4階から下の階へ進むチーム」、「下から上へ進むチーム」の3班に分かれて行いました。

最初は、皆さん元気におしゃべりしながら作業していたのですが、そのうち暑さと疲れで、誰一人しゃべる人もいなくなってしまいます。

私などは、ただ目の前の仕事に、まるで「夢遊病者のように取り組んでいるだけの動作」に早変わりです。

しかし、「自分の持ち場だけは、なんとしてでも終わらせねば」という責任感から、なんとか最後までやり通すことができました。

必死に掃除をしていたので、皆さんの奮闘ぶりをデジカメに撮ることなど、すっかり忘れてしまいました。

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あ~あ、疲れた、でも満足

お陰で清掃は、予定より30分も早く終わり、クーラーの効いた食堂でしばしの休息をとり、昼食に持ち込みのお寿司のお弁当をみんなでいただきました。

これがまたおいしい! ペロリと頂き、グググイッと冷茶を飲むと、玉のように出した汗は元の木阿弥、いつもの体重に戻るのである。

このたくましさ、これは、平穏な日々こそ、幸せのあかしかも。

午後は、別院の常例法座を、お内仏の間でお聴聞させていただきました。

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今年は猛暑のため、お内仏の間にはしっかりと冷房が効いています。(イャー助かったあ~)

常例法座のご講師は、大阪教区の若手布教師、佐々木徹生師です。私は初めてのご縁ですが、佐々木師は福井へ数回来ておられるそうです。

佐々木師は、ご法話の中で「やれば時間内にご法話を終わることができるじゃないですかと、昨日、初めて別院の職員の方から褒められた」と言われます。

(つぶやき‥‥エッまさか今日は、延長じゃないでしょうね)

気持ち早く終わって下さいました。今回のお座が福井別院での最終日ということで、「飛ぶ鳥 後を濁さず」なのでしょうか?

  行といわれる 何ほども出来ないこの身は
  如来様より賜りたる行=大行を頂くこと=他力
  たとえば、釘が磁石の中に入ることにより磁力化される
  この磁石に引きつけられる力を他力という

ウ~ン 分かったような、分からないような‥‥。冷房も効いて快適にお聴聞できるはずなのに、ところどころ途切れているのはなぜ?

しっかり覚えているのは、時々聞こえる「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、ありがたい」というその声が、また無性に心地よく至り届いたことです。

聞き上手は、話上手。ドップリと別院にも浸かり、帰路も26名の方と電車の旅を楽しむことができた一日でした。

いつも、「お寺に来て下さい」と、お願いばかりする側ですが、今回、お寺に足を運んでくださる方の大変さが、身に染みるご縁でした。

(再びつぶやき‥‥ウチにも念仏奉仕団が来てほしいなあ~)

2010年8月23日 (月)

音楽家のたまごたち

かつやまの
音楽家のたまごたち
コンサート2010

8月21日の夜、上記のコンサートが、勝山市民会館で行なわれました。

今回のコンサートでは、来る11月28日に、同じく勝山市民会館で開催される「トヨタ・コミュニティーコンサート in 恐竜のまち かつやま」で、福井室内管弦楽団と協演できる「協奏曲ソリストオーディション」も兼ねていました。

3万人を切った勝山市ではありますが、スポーツにおいても小学のバトミントンで全国一位を連続で維持している子や、高校の太鼓で優勝、相撲で全国大会出場などなど、輝かしい成績を収めていることに「称賛」と「敬意」を感じている今日この頃です。

そこで、「文化的にはどうなのかな?」と、コンサートを聞きに行って来ました。

出演者は、成人までの子供たち15人です。

小学2年から大学2年までの男女による、ピアノ、フルート、チェロ、声楽に渡っての演奏は、残暑の疲れが癒される思いがしました。

私は、ピアノも弾けなければ、フルートも吹けず、ただ法螺(ホラ)だけは吹くのですが、従って、技術的にどうのこうのは、全く分かりません。

そんな私てすが、出演者たちの舞台度胸のよさ、真剣な取り組みに、安心して酔いしれることができました。

なんと3人が同じ曲を演奏されたのですが、「演奏者でこうも違うのか」と、それぞれの表現の巧みさに「まさに『みんなちがって、みんないい』そのままだなあ~」と、一人うなづいておりました。

ソリストオーディションの審査結果では、審査員3人の方が、4人の卵たちを選んで下さいました。

どの子がオーディションに合格しても、文句なしの出来栄えでした。次回のコンサートも楽しみです。

レベルの高いコンサートが、市民レベルで、そして、市の助成も受けて行われていることにもプチ自慢しちゃいます。

きっとこの子たちは、世界に羽ばたく音楽家に成長する、、、かもよ

2010年8月19日 (木)

人間のエゴ

梅雨明けと同時に猛暑が続き、旧盆前後に局地豪雨に見舞われた今年の夏です。

そして、人間は急激な温度変化に対応できず、熱中症により病院に搬送される人が相次いだ夏でもあります。

18日付の新聞によると、なんとその数は3万人を超え、直後に亡くなった人は132人、福井県でも10人が亡くなったというのだから驚きです。

それに比べ、寺の境内の草は、猛暑だろうが、雨が降らなかろうが、おかまいなしの知らん顔です。

日照りの時は「ジッと我慢の子」であったのに、雨が降るとアッという間に伸びている。

水分を吸収した時の勢いの凄いのなんのって、「エーーッ!いつの間に」と目を疑うほどである。

私にとって夏は、草むしりとの戦いです。

ですが、よく考えてみると「雑草」という名の「草」はなく、人の都合で「雑草」と呼び、これまた人の都合で害あるがごとく根こそぎ引っこ抜いてしまう。

同様に、「雑魚」という名の「魚」もいない。「雑菌」という名の「菌」もいない。食べ残しや残り物であって「残飯」という食べ物はない。

このような「人間のエゴからつけている呼び名」は、数え切れないほどある。

人間は、生物の霊長のごとく振る舞い、人の都合の悪いことはお構いなしに取り除いていく。

口蹄疫で家畜類が殺処分されたとき、「なんてかわいそうに」という声もたくさん聞かれた。

また、家畜主も「どうか感染していない家畜は、殺さないでほしい」と哀願されていた。

しかし、この場で殺処分されなくても、いずれ食肉用として処分されることには違いない。

野生動物は、欲張らず、自分の住処と必要な餌だけを確保し、慎ましやかに生きている。

ところが、我々人間は「これでもか、これでもか」と、必要以上に欲の塊と化している。

私も、直接に手は下さなくとも、しっかりその恩恵を被っている。

いつになったら小欲知足になれるのだろうか?

クダクダと言いながら、目先の欲徳に必死になって日々を送っている私。

そして、今日も「なんで草って、こんなに早く伸びるの?」と、ぼやきながら草と闘っている私。

引っこ抜いても、引っこ抜いても、次から次へと生えてくる草に、私の欲をダブらせながら、終わりなき戦いに挑むのである。

しかし、私が勝ったこともある。

それは、これだけ汗を流しても、絶対に痩せない私の体重である。

これが本当の「雑草魂」である。